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<title>Zopeジャンキー日記</title>
<description>Zopeジャンキー日記</description>
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<lastBuildDate>Sun, 05 Jul 2009 00:36:09 +0900</lastBuildDate>
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<title>ポスドク採用への補助金はポスドクにも迷惑</title>
<link>http://mojix.org/2009/07/05/post_doctor_hojokin2</link>
<description><![CDATA[タグ: <a href="http://mojix.org/tag/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96/" title="インセンティブ">インセンティブ</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E8%87%AA%E7%94%B1/" title="自由">自由</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E9%9B%87%E7%94%A8/" title="雇用">雇用</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E6%94%BF%E6%B2%BB/" title="政治">政治</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E7%A8%8E%E9%87%91/" title="税金">税金</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E5%A4%A7%E5%AD%A6/" title="大学">大学</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E8%80%83%E3%81%88/" title="考え">考え</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E3%83%91%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%82%BA%E3%83%A0/" title="パターナリズム">パターナリズム</a><br /><br />
先日の「<a href="http://mojix.org/2009/07/01/post_doctor_hojokin">ポスドク採用で４８０万円支給　これはもう「税金をいかにムダ使いしつづけるか」というゲームだ</a>」に関連して、アクセスログから面白いエントリを見つけた。<br /><br />大「脳」洋航海記 - 「ポスドクに持参金」制度は「任期付き博士会社員」を生むだけで問題の解決にならないし、単なる厄介払いでしかない（追記あり）<br /><a href="http://www.mumumu.org/~viking/blog-wp/?p=2881">http://www.mumumu.org/~viking/blog-wp/?p=2881</a><br /><br />ブログ主は「神経科学系のポスドク」とのことで、今回の補助金に関して、ポスドクの立場から次のように書いている。<br /><br />＜いくつかのblogでも指摘されていますが5億円もあるのならむしろポスドクのベンチャー立ち上げを支援するとか、公共事業にポスドクを回せるポジションを入れるとかする方がよっぽどマシだったんじゃないかと思うんですがどうなんでしょうか？＞<br /><br />＜結局、今回の政策は「1%でもいいからポスドクとしてカウントされる人数を減らしたい」すなわち厄介払いしたいというようにしか僕の目には映りません。先日も書いた通り、ポスドク問題は構造的な問題なのであり、なればこそ遅きに失したといえども博士課程の定員削減へと政策の舵が切られたわけですが、にもかかわらず相変わらずその場しのぎのような無益な政策を打ち出した挙句、国の金を無駄遣いするとは一体どういう了見なんでしょうか？＞<br /><br />＜ただでさえ世界恐慌で国の支出への風当たりが強い中にあって、こうしてポスドクに持参金をつけるなんて報道がなされるだけでも「税金で無駄飯食らいのポスドク」なんて先入観が市井に蔓延しかねません。そうなったら本当に迷惑千万です＞。<br /><br />なるほど、この話はポスドク側から見ても、「ポスドクは厄介者」というイメージを強化してしまうので、迷惑なわけだ。一種の「風評被害」かもしれない。<br /><br />たしかに、この補助金制度でポスドクが会社に入ったとして、「ああ、この人が補助金で採用したポスドクか」みたいな目で見られる可能性はありそうだ。これはつらい。会社に限らず、世間一般に対しても、今回の補助金報道によって、「ポスドクっていうのは、働く能力のない厄介者なんだな」みたいな誤解を生みかねないところはある。<br /><br />以前、マイクロファイナンスの現場を紹介するテレビ番組で、融資を受ける途上国の女性が、「私たちはお金を恵んでほしいのではなく、自分たちの力で稼ぎたいのです」といったことを話していた。人間とはそういうものだろう。これが「プライド」というものだし、自分の力で稼ぐからこそ、生きる充実感や納得感がある。<br /><br />ポスドク採用に補助金を出すという政策は、税金のムダ使いであり、構造的な問題を解決しないだけでなく、ポスドクの「プライド」にも傷をつけているのだ。<br /><br />ほんとうにポスドクの採用を推進したければ、むしろポスドクに対する世間のイメージを上げる必要があるし、ポスドク側のインセンティブも高める必要がある。今回の補助金政策は、ポスドクに対する世間のイメージを下げてしまい、かつポスドク側のインセンティブも低くしてしまっているわけで、むしろ逆効果だ。<br /><br />日本は<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%82%BA%E3%83%A0">パターナリズム（温情主義）</a>が強い。パターナリズムは、うまくいけば「思いやり」になるが、失敗すると「ありがた迷惑」になる。日本では、政府が税金を使ってこのパターナリズムを大々的にやっており、「思いやり」というよりも、「ありがた迷惑」な規制や税金の使いみちが多い。<br /><br />このポスドク採用への補助金も、ポスドクを弱者扱いして、「弱者を助けてあげよう」というパターナリズムが発揮された政策と言えるだろう。ポスドクが仮に弱者なのだとしても、弱者にも「プライド」がある。<a href="http://mojix.org/2009/04/11/kankoku_roujin">老人が「老人扱い」されるのを嫌う</a>のと同じく、弱者は「弱者扱い」されたくないのだ。<br /><br />パターナリズムとは、「補助」がつねに「善」だと思いこむ考え方だ。しかし、人間には「プライド」がある。「補助」がむしろプライドを傷つけたり、「補助」が自分で努力するインセンティブを削いでしまうことは少なくない。「補助」をせず、ただそのままにしておくことは、単に冷たいのではなく、その人のプライドやインセンティブ、「自由」を尊重する態度でもある。<br /><br />さらに、政府がこの「補助」というパターナリズムをやる場合は、もはや「善」や「思いやり」というよりも、政府自身のためにやっているという「偽善」にしか見えない場合が少なくない。<br /><br />根本的な問題は、そもそも能力が高いはずのポスドクが、なぜ労働市場において「弱者」になっているのか、というところにある。これは主に、解雇規制や終身雇用に支えられた日本の雇用構造の異常さに発しており、採用が新卒に偏ったり、正規・非正規のカベができているのもそのためだ。政府はその公正さを欠いた雇用構造を改めようとせず、ポスドクやロスジェネなどの弱者、いわば「<a href="http://mojix.org/2009/02/09/jikosekinin_giseisha">犠牲者</a>」を生み出しておいて、「弱者には補助金を出します」ということをやっているわけだ。弱者は、不公正な雇用構造によって弱者に転落させられた上に、弱者というレッテルを貼られて、プライドまで傷つけられている。<br /><br /><br />関連エントリ：<br />ポスドク採用で４８０万円支給　これはもう「税金をいかにムダ使いしつづけるか」というゲームだ<br /><a href="http://mojix.org/2009/07/01/post_doctor_hojokin">http://mojix.org/2009/07/01/post_doctor_hojokin</a><br />職業の「身分制度」が支える日本の「与信」<br /><a href="http://mojix.org/2009/04/03/mibunseido_yoshin">http://mojix.org/2009/04/03/mibunseido_yoshin</a><br />「自己責任だ」と責められている人は、むしろ「犠牲者」だ<br /><a href="http://mojix.org/2009/02/09/jikosekinin_giseisha">http://mojix.org/2009/02/09/jikosekinin_giseisha</a>
<br /><br />
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<pubDate>Sun, 05 Jul 2009 00:28:11 +0900</pubDate>
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<title>解雇規制や、国による大会社の救済はなぜうまくいかないのか</title>
<link>http://mojix.org/2009/07/04/kaikokisei_kyuusai</link>
<description><![CDATA[タグ: <a href="http://mojix.org/tag/%E8%A7%A3%E9%9B%87%E8%A6%8F%E5%88%B6/" title="解雇規制">解雇規制</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E3%83%95%E3%83%AC%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3/" title="フレキシキュリティ">フレキシキュリティ</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E9%9B%87%E7%94%A8/" title="雇用">雇用</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%83%95%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88/" title="セーフティネット">セーフティネット</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E6%94%BF%E6%B2%BB/" title="政治">政治</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E8%80%83%E3%81%88/" title="考え">考え</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E7%A8%8E%E9%87%91/" title="税金">税金</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E6%97%A5%E6%9C%AC/" title="日本">日本</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E7%B5%8C%E6%B8%88/" title="経済">経済</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9/" title="ビジネス">ビジネス</a><br /><br />
<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AE%E3%83%87%E3%83%B3%E3%82%BA">アンソニー・ギデンズ</a>は、「急速に社会が変化している時代には、『仕事』を守るのではなく、『人』を守らなければならない」と<a href="http://mojix.org/2009/06/18/giddens_shigoto">語っているという</a>。<br /><br />「仕事を守る」アプローチを具現化したものが、会社に対して解雇を厳しく制限する<a href="http://mojix.org/tag/%E8%A7%A3%E9%9B%87%E8%A6%8F%E5%88%B6/">解雇規制</a>である。解雇規制は、会社に対して雇用をためらわせたり、<a href="http://mojix.org/2009/01/30/shuushinkoyou_sabetsu">どんな人を雇用するかという意思決定</a>を変質させる。また実際の費用の上でも、働きの悪い社員を雇用しつづけなければならないコストによって、新しい雇用を生み出すことがそのぶん難しくなり、またそのコストは雇用だけでなく経営全体に波及し、会社自体の生産性を下げる。個々の会社の雇用が多数集まって「国の雇用」になり、個々の会社の生産性が多数集まって「国の生産性」になるのだから、解雇規制は「国の雇用」や「国の生産性」に影響を与えないわけにはいかない。<br /><br />この「仕事を守る」アプローチの規模をより大きくしたものが、最近よく見かける「国による大会社の救済」である。市場原理に任せておけば潰れるはずの会社を、国が税金を投入して「会社を守る」わけだ。これによって、その大会社の事業や雇用を一時的には守れるかもしれないが、もはや市場環境自体が、その会社が生き残れないようなものになっている以上、その会社の経営体質が多少改善したところで、継続的に利益を出せるようになる「復活」はまず望めない。結局、投入された税金はあっというまに食いつぶされて、遅かれ早かれ「やっぱり潰れました」という結果になる可能性が大きい。<br /><br />解雇規制という「仕事を守る」アプローチ、そして国による大会社の救済という「会社を守る」アプローチは、なぜうまくいかないのか。それは結局のところ、「市場に歯向かっている」からだ。<br /><br />市場というのは、市場に参加している「買い手」としての個人や企業がどう思っているか、「これは欲しい」「これはいらない」という個々の意思決定、個々の市場行動が、多数集まったものである。その市場に対して、「売り手」としての個人（労働者）や企業は、その需要を満たす商品やサービスを供給する。<br /><br />解雇規制や国による大会社の救済とは、この市場に国が強制的に介入し、「買い手」のいない「売り手」を救済することだ。「買い手」がいないということは、本来必要とされていないということだが、それを国が税金によって無理やり「買う」わけだ。解雇規制の場合、国が直接「買う」のではなく、規制によって「企業に買わせる」ことで、国はコスト負担を企業に押し付けている格好になるが、「買い」を無理やり生み出しているという意味では同じだ。<br /><br />このように、「仕事を守る」「会社を守る」アプローチとは、国が大きな「買い手」として市場に介入することだ。しかし、その国が「買う」原資はもちろん税金である。つまり結局のところ、国が「買い」を無理やり生み出すとき、それを「買わされている」のは私たちなのだ。
<br /><br />
本来、私たちは「これは欲しい」「これはいらない」という意思決定を自分でおこなう。これが「自由」だ。この自由が奪われて、無理やり「買わされる」のが税金である。税金は強制的で、その行政サービスを買うか、買わないかを自分で判断することはできない。<br /><br />もし仮に、私たち全員が「これは買ってもいい」と思える行政サービスだけでできていて、一切ムダがないような政府があったら、理想的だろう。いまの日本政府は、その「一切ムダがない」状態からはほど遠いものだ。<br /><br />「仕事を守る」「会社を守る」アプローチは市場への強制介入であり、市場を変質させるとともに、私たちは「買い手」のいない「売り手」を無理やり「買わされ」て、購買力という「自由」を奪われる。よって、「仕事を守る」「会社を守る」アプローチは採るべきでない。<br /><br />では、会社をクビになったり、会社が倒産して職を失った人は、一切救済されないのだろうか。そんなことはなく、それをおこなうのが<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%80%E4%BD%8E%E9%99%90%E6%89%80%E5%BE%97%E4%BF%9D%E9%9A%9C">最低所得保障</a>（ベーシック・インカムや<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B2%A0%E3%81%AE%E6%89%80%E5%BE%97%E7%A8%8E">負の所得税</a>）などのセーフティネットであり、これがアンソニー・ギデンズの言う「人を守る」アプローチだ。<br /><br />会社をクビになったり、会社が倒産して職を失う、というリスクは誰にでもあるので、そのリスクに備えたいという「需要」は確実にある。つまり、この「需要」にきちんと応えるようなものであれば、行政サービスであれ、民間の保険であれ、それに対してお金を払うことには納得感がある。<br /><br />最低所得保障などのセーフティネットは、公正さを保つ設計や、どのように運用するかといった詳細が重要であり、「名ばかりセーフティネット」では、またもや税金のムダ使いに終わることになる。しかし正しく設計・運用されれば、「需要」に応えられるものになりうる。<br /><br />解雇規制を支持する人は、「失業者を出したくない」という善意や理念自体はいいのだが、それを「仕事を守る」アプローチによって実現しようとする、その「方法」が間違っている。同じように、大会社を救済すべしという「会社を守る」アプローチを支持する人も、雇用や国の産業を壊滅させたくないという気持ちはわかるにしても、その代償や副作用の大きさを理解していない。解雇規制も大企業救済も、無理やり「買い手」を生み出すという、「市場を歪曲するアプローチ」なのだ。<br /><br />これに対して、最低所得保障などのセーフティネットは、ちゃんと「需要」がある、つまり多くの人が「欲しい」もの、「売れる」ものなのだ。だから、このサービスを政府が提供したとしても、それほど市場を歪曲しない。アンソニー・ギデンズが「仕事を守る」のではなく「人を守る」アプローチを薦めたり、北欧諸国が「<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AC%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3">フレキシキュリティ</a>」政策（解雇を規制せず、社会保障を重視）を採っているのは、このためなのだ。<br /><br /><br />関連エントリ：<br />アンソニー・ギデンズ「急速に社会が変化している時代には、『仕事』を守るのではなく、『人』を守らなければならない」<br /><a href="http://mojix.org/2009/06/18/giddens_shigoto">http://mojix.org/2009/06/18/giddens_shigoto</a><br />米政府はビッグ３を救済すべきでない<br /><a href="http://mojix.org/2008/11/10/us_big3">http://mojix.org/2008/11/10/us_big3</a><br />解雇規制という「間違った正義」<br /><a href="http://mojix.org/2009/01/20/kaikokisei_wrong_justice">http://mojix.org/2009/01/20/kaikokisei_wrong_justice</a><br />セーフティネットは会社の外に置き、「身分制度」をなくせ<br /><a href="http://mojix.org/2008/06/14/break_employment_hierarchy">http://mojix.org/2008/06/14/break_employment_hierarchy</a>]]></description>
<pubDate>Sun, 05 Jul 2009 00:36:09 +0900</pubDate>
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<title>Philippe Ramette 「Rational exploration of the undersea」（2006）</title>
<link>http://mojix.org/2009/07/03/ramette_undersea</link>
<description><![CDATA[タグ: <a href="http://mojix.org/tag/%E7%AC%91%E3%81%84/" title="笑い">笑い</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E5%86%99%E7%9C%9F/" title="写真">写真</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%88/" title="アート">アート</a><br /><br />
galerie xippas - Philippe Ramette works<br /><a href="http://www.xippas.com/en/artist/philippe_ramette/works">http://www.xippas.com/en/artist/philippe_ramette/works</a><br /><br />フランスのアーティスト、Philippe Rametteの「Rational exploration of the undersea」（2006）。<br /><br />めちゃくちゃ面白い！<br /><br /><a href="http://www.xippas.com/en/artist/philippe_ramette/works"><img src="http://mojix.org/photo/20090703-ramette4.jpg" /></a> <a href="http://www.xippas.com/en/artist/philippe_ramette/works"><img src="http://mojix.org/photo/20090703-ramette3.jpg" /></a> <a href="http://www.xippas.com/en/artist/philippe_ramette/works"><img src="http://mojix.org/photo/20090703-ramette2.jpg" /></a><br /><br /><br /><a href="http://www.xippas.com/en/artist/philippe_ramette/works"><img src="http://mojix.org/photo/20090703-ramette5.jpg" /></a> <a href="http://www.xippas.com/en/artist/philippe_ramette/works"><img src="http://mojix.org/photo/20090703-ramette6.jpg" /></a> <a href="http://www.xippas.com/en/artist/philippe_ramette/works"><img src="http://mojix.org/photo/20090703-ramette1.jpg" /></a><br /><br /><a href="http://www.xippas.com/en/artist/philippe_ramette/works"><img src="http://mojix.org/photo/20090703-ramette_big.jpg" /></a><br /><br />ネタ元：<br />today and tomorrow - Balcon II<br /><a href="http://www.todayandtomorrow.net/2009/06/30/balcon-ii/">http://www.todayandtomorrow.net/2009/06/30/balcon-ii/</a><br />この写真も面白い！
<br /><br />
]]></description>
<pubDate>Fri, 03 Jul 2009 00:10:59 +0900</pubDate>
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<title>ネットで叩かれることの効用　「残念」なネットに対する免疫力</title>
<link>http://mojix.org/2009/07/02/tatakare_zannen</link>
<description><![CDATA[タグ: <a href="http://mojix.org/tag/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0/" title="ブログ">ブログ</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88/" title="ネット">ネット</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%8B%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3/" title="コミュニケーション">コミュニケーション</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E6%A2%85%E7%94%B0%E6%9C%9B%E5%A4%AB/" title="梅田望夫">梅田望夫</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E8%80%83%E3%81%88/" title="考え">考え</a><br /><br />
Reuters Blogs : Felix Salmon - The upside of being flamed<br /><a href="http://blogs.reuters.com/felix-salmon/2009/06/30/the-upside-of-being-flamed/">http://blogs.reuters.com/felix-salmon/2009/06/30/the-upside-of-being-flamed/</a><br /><br />「ネットで叩かれることの効用（The upside of being flamed）」について書いた面白いエントリ。<br /><br />ブログを書いている人は、ネットで叩かれることに慣れているが、ブログを書いていない人はそれに慣れていない。ブログを書き始めたジャーナリストが、早速ついたひどいコメントにショックを受けたり、激昂するのを何度も見てきた、などと書かれている。<br /><br />このエントリは、<a href="http://gawker.com/people/cajunboy/posts/">The Cajun Boy</a>という人が<a href="http://gawker.com/">Gawker</a>に書いた次の記事を受けて書かれている。<br /><br />Gawker - Look Who's Snarking Now: Novelist Uses Twitter to Trash Critic<br /><a href="http://gawker.com/5303534/alice-hoffman-trashes-literary-critic-on-twitter">http://gawker.com/5303534/alice-hoffman-trashes-literary-critic-on-twitter</a><br /><br /><a href="http://en.wikipedia.org/wiki/Alice_Hoffman">Alice Hoffman</a>という小説家が、<a href="http://www.boston.com/">Boston Globe</a>に載った<a href="http://www.boston.com/ae/books/articles/2009/06/28/8216story_sister8217_lacks_spark_of_alice_hoffman8217s_earlier_works/?page=full">自作に対する評</a>に腹を立て、その評を書いた<a href="http://robertasilman.com/">Roberta Silman</a>という人をTwitterで罵（ののし）り始めた。その評を載せたBoston Globeという媒体、そしてBostonという街までも罵倒し、Roberta Silmanの電話番号まで書いてしまった、という怒りのエスカレート過程が、Twitterのスクリーンショットとともに解説されている（Alice HoffmanのTwitterアカウントはすでに閉鎖されている）。<br /><br />Roberta Silmanという人の評は、Alice Hoffmanの作品を批判している部分もあるが、褒めている部分もあり、比較的冷静なもののようだ。それに対して、Alice Hoffmanが激昂してしまったのは、「ネットで叩かれる」ことに慣れていなかったからで、もしAlice Hoffmanがブログを書いていたら、こうはならなかっただろう、という意味のことが書かれている。<br /><br />＜For all the criticisms that exist about writing on the internet, this situation is a bright, shining example of one of the best things about writing on the internet—After a while it thickens your skin to the point where you're easily able to easily differentiate between valid criticism and hateful venom-spewing. At some point, the hateful venom-spewing fails to even faze you any longer, while the valid criticisms are accepted and processed rationally and learned from. Too bad Alice Hoffman never had a blog to help her overcome her hypersensitive ego. She'd be a better writer because of it.＞<br /><br />（大意：ネットで書くことには批判もたくさんあるが、この話は、ネットで書くことの最良の側面のひとつに関する、すばらしい例になっている。しばらくネットに書いていれば、だんだん「皮膚」が厚くなってきて（訳注：耐性がつき）、まともな批判と、憎悪に満ちた毒吐きを区別できるようになる。そのうち、憎悪に満ちた毒吐きのほうは何とも思わなくなり、まともな批判だけを受け止めて、理性的に処理し、そこから学ぶようになる。Alice Hoffmanがブログを書いていなかったのは残念だ。もしブログをやっていたら、過敏すぎるエゴを克服して、より良い書き手になれていたのではないか）<br /><br />冒頭のFelix Salmonのエントリは、この部分に共感して、これを引用し、自分の話につなげているわけだ。<br /><br />＜まともな批判と、憎悪に満ちた毒吐きの区別＞のあたりは、ポール・グレアムの「<a href="http://mojix.org/2008/04/13/disagreement_hierarchy">反論ヒエラルキー</a>」を思い出させるし、＜憎悪に満ちた毒吐き＞にあふれているネットという意味では、いまや<a href="http://www.nikkeibp.co.jp/article/nba/20090624/162684/">日本のネット界における一大ムーヴメント</a>と化した<a href="http://mojix.org/2009/06/08/umeda_shinkaron">梅田望夫「残念」騒動</a>にも通じるものがある。<br /><br />＜憎悪に満ちた毒吐き＞とは、まさにネットの「残念」な側面である。これは望ましくないものではあるが、もはや「残念な現実」として受け止めるほかない。<br /><br />ネットに書きつづけ、＜憎悪に満ちた毒吐き＞を浴びていると、「残念」なネットに対して、いわば「免疫力」がついてくる。これがネットに書くことの効用のひとつだ、というのがこの話だ。<br /><br /><br />関連エントリ：<br />反論ヒエラルキー<br /><a href="http://mojix.org/2008/04/13/disagreement_hierarchy">http://mojix.org/2008/04/13/disagreement_hierarchy</a><br />梅田望夫進化論<br /><a href="http://mojix.org/2009/06/08/umeda_shinkaron">http://mojix.org/2009/06/08/umeda_shinkaron</a><br />「バカなもの」を書いているのがむしろ「バカ」ではないことが「残念」なのではないか？<br /><a href="http://mojix.org/2009/06/11/zannen_mondai">http://mojix.org/2009/06/11/zannen_mondai</a>
<br /><br />
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<pubDate>Thu, 02 Jul 2009 00:45:00 +0900</pubDate>
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<title>ポスドク採用で４８０万円支給　これはもう「税金をいかにムダ使いしつづけるか」というゲームだ</title>
<link>http://mojix.org/2009/07/01/post_doctor_hojokin</link>
<description><![CDATA[タグ: <a href="http://mojix.org/tag/%E8%A7%A3%E9%9B%87%E8%A6%8F%E5%88%B6/" title="解雇規制">解雇規制</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E9%9B%87%E7%94%A8/" title="雇用">雇用</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E6%94%BF%E6%B2%BB/" title="政治">政治</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E7%A8%8E%E9%87%91/" title="税金">税金</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E6%97%A5%E6%9C%AC/" title="日本">日本</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E5%A4%A7%E5%AD%A6/" title="大学">大学</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E8%80%83%E3%81%88/" title="考え">考え</a><br /><br />
asahi.com - ポスドク採用で４８０万円支給　文科省、企業の募集開始（2009年6月30日5時41分）<br /><a href="http://www.asahi.com/politics/update/0629/TKY200906290253.html">http://www.asahi.com/politics/update/0629/TKY200906290253.html</a><br /><br />＜大学や研究機関の「ポスドク」と呼ばれる任期付き博士研究者（ポストドクター）を採用した企業に、１人あたり４８０万円支給――。科学技術振興機構が２９日、対象企業の募集を始めた。不安定な立場のポスドクの就職を促すための緊急措置だ＞。<br /><br />＜企業側が出したポスドクの研究計画をもとに審査を行い、採用時点で４８０万円を支給。１年間だけの「使い捨て」にならないように、成果や雇用が継続されているかの確認もする＞。<br /><br />政府の税金ムダ使い事例は枚挙に暇がないが、この「ポスドク採用に補助金」というのは、ほんとうにマンガみたいな話だ。<br /><br />さんざん税金をかけて育てた博士（ドクター）が、就職できないので、補助金を出すというのだ。その補助金も、もちろん税金だ。<br /><br />＜１年間だけの「使い捨て」にならないように、成果や雇用が継続されているかの確認もする＞という。こんな無意味なことに、えんえん税金が投入されていく。カフカも真っ青の不条理さだ。<br /><br />＜文科省によると、ポスドクは０６年度で１万６千人。大学や研究機関のポストは限られ、安定した職に就けない博士が増えている。３５歳以上が約３割を占め、社会保険の未加入者も全体の４割に上る。<br />　７割以上が企業への就職を希望するが、日本企業の新規採用は修士までが多く、採用状況は厳しい。企業で働くのは博士全体の２割以下で、米国の半分に満たない＞。<br /><br />＜文科省は「採用はまだ少ないが、採用した企業の評価は高い。『食わず嫌い』解消の呼び水にしたい」としている＞。<br /><br />なぜ企業がポスドクを採用しないのか、ちゃんと企業に話を聞いているんだろうか？<br /><br />「なぜを５回繰り返す」をやって、真の原因を探れば、<a href="http://mojix.org/tag/%E8%A7%A3%E9%9B%87%E8%A6%8F%E5%88%B6/">解雇規制</a>があるからに決まっている。日本はいったん採用したらほぼ解雇できないんだから、ポスドクだろうがなんだろうが、失敗時のリスクが高すぎて採用できない。それだけだ。<br /><br />解雇規制を撤廃するという「労働ビッグバン」、この構造改革から逃げまわり、こういうバラマキを続けても何も解決しない。これが真の原因であることを、頭のいい役人が知らないはずがない。いつまでも知らんぷりをして、バラマキを続けているのだろう。そして財政はどんどん悪化していく。<br /><br />政府がやっていることは、「税金をいかにムダ使いしつづけるか」というゲームだと考えると、全部理解できる。悪い医者みたいなもので、問題を根本的に解決してしまうと自分が儲からなくなるから、問題を解決するフリをしつつ、実際は問題を悪化させて、えんえん「治療」や「投与」を繰り返すのだ。<br /><br />この不条理な「ゲーム」をやめさせるには、国民がそのゲームのからくり、「構造」を理解して、声を上げるしかない。これは「悪い医者」だ、と気づく必要があるのだ。<br /><br /><br />関連エントリ：<br />問題を「解消」するという発想　なぜ政府を小さくすべきなのか<br /><a href="http://mojix.org/2009/04/13/mondai_kaishou">http://mojix.org/2009/04/13/mondai_kaishou</a><br />政治家と官僚と国民はジャンケンの関係<br /><a href="http://mojix.org/2009/03/14/janken_kankei">http://mojix.org/2009/03/14/janken_kankei</a><br />「高学歴ワーキングプア」問題を解く方法を考えてみた<br /><a href="http://mojix.org/2008/10/01/solve_highedu_worpoor">http://mojix.org/2008/10/01/solve_highedu_worpoor</a>
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<pubDate>Tue, 30 Jun 2009 22:38:37 +0900</pubDate>
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<title>世界の建築をカッコいい高画質動画で紹介する「0300TV」</title>
<link>http://mojix.org/2009/06/30/0300tv</link>
<description><![CDATA[タグ: <a href="http://mojix.org/tag/%E5%8B%95%E7%94%BB/" title="動画">動画</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E5%BB%BA%E7%AF%89/" title="建築">建築</a><br /><br />
0300TV<br /><a href="http://www.0300tv.com/">http://www.0300tv.com/</a><br /><br />最近知った建築サイト。世界の建築を撮影した高画質動画がたくさんある（動画の配信には<a href="http://vimeo.com/">Vimeo</a>を使っている）。<br /><br />特に日本の建築を撮った動画はどれもカッコよくて、例えば以下のようなものがある（順に<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8A%E6%9D%B1%E8%B1%8A%E9%9B%84">伊東豊雄</a>、<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%BB%E3%83%AF%E3%83%B3">アトリエ・ワン</a>、<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/SANAA">SANAA</a>の建築を紹介）。<br /><br />TOYO ITO & ASSOCIATES ARCHITECTS / ISLAND CITY CENTRAL PARK GRIN GRIN<br /><a href="http://www.0300tv.com/2009/06/toyo-ito-associates-architects-island-city-central-park-grin-grin/">http://www.0300tv.com/2009/06/toyo-ito-associates-architects-island-city-central-park-grin-grin/</a><br /><br /><a href="http://www.0300tv.com/2009/06/toyo-ito-associates-architects-island-city-central-park-grin-grin/"><img src="http://mojix.org/photo/20090630-0300-ito.jpg" /></a><br /><br />ATELIER BOW-WOW / HANAMIDORI CULTURAL CENTER<br /><a href="http://www.0300tv.com/2009/06/atelier-bow-wow-hanamidori-cultural-center/">http://www.0300tv.com/2009/06/atelier-bow-wow-hanamidori-cultural-center/</a><br /><br /><a href="http://www.0300tv.com/2009/06/atelier-bow-wow-hanamidori-cultural-center/"><img src="http://mojix.org/photo/20090630-0300-bowwow.jpg" /></a><br /><br />SANAA / Naoshima Ferry Terminal<br /><a href="http://www.0300tv.com/2009/06/sanaa-naoshima-ferry-terminal/">http://www.0300tv.com/2009/06/sanaa-naoshima-ferry-terminal/</a><br /><br /><a href="http://www.0300tv.com/2009/06/sanaa-naoshima-ferry-terminal/"><img src="http://mojix.org/photo/20090630-0300-sanaa.jpg" /></a><br /><br />いずれもDiego Grass P.という人が撮影しているらしく（編集は最初のものがDaniela Puga T.、あとの２つはMarcelo Cox C.とクレジットにある）、動画自体がもはや作品と呼べるクオリティだ。ナレーションなどが一切なく、フィックスでじーっと映すだけのスタイル。これが実にカッコいい。<br /><br /><a href="http://www.0300tv.com/about/">aboutのページ</a>によると、0300TVは「Architecture Channel（建築チャンネル）」であり、しかしテレビのフォーマットは模倣しない、などと書いてある。まだ動き始めたばかりのプロジェクトのようだが、この動画とサイトの内容からいって、相当デキる人たちであることは間違いない。今後の展開が楽しみだ。
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<pubDate>Tue, 30 Jun 2009 00:23:03 +0900</pubDate>
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<title>「いわて・平泉観光キャンペーン」のキャラクター「わんこきょうだい」</title>
<link>http://mojix.org/2009/06/29/wanco_kyoudai</link>
<description><![CDATA[タグ: <a href="http://mojix.org/tag/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%A9/" title="キャラ">キャラ</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E8%A6%B3%E5%85%89/" title="観光">観光</a><br /><br />
いわて・平泉観光キャンペーン<br /><a href="http://www.iwatetabi.jp/cp/">http://www.iwatetabi.jp/cp/</a><br /><br /><a href="http://www.iwatetabi.jp/cp/"><img src="http://mojix.org/photo/20090629-wanco.jpg" /></a><br /><br />岩手県への観光をＰＲする「いわて・平泉観光キャンペーン」のサイトにフィーチャーされている「わんこきょうだい」。<br /><br /><a href="http://www.iwatetabi.jp/cp/"><img src="http://mojix.org/photo/20090629-wanco2.jpg" /></a><br /><br />これはかなり私好みのキャラクターだ。<br /><br />キャンペーンキャラクター・シンボルマーク紹介<br /><a href="http://www.iwatetabi.jp/cp/page/charactor.html">http://www.iwatetabi.jp/cp/page/charactor.html</a><br /><br /><a href="http://www.iwatetabi.jp/cp/page/charactor.html"><img src="http://mojix.org/photo/20090629-sobacchi.png" /></a><br /><br />メインキャラクター「そばっち」をリーダーとする、以下の５人組らしい。<br /><br />・「そばっち」（花巻・遠野・中部エリア）<br />・「こくっち」（八幡平・県北エリア）<br />・「とふっち」（盛岡・県央エリア）<br />・「おもっち」（平泉・県南エリア）<br />・「うにっち」（三陸エリア）<br /><br />「わんこそば」と「漆器」をモチーフにしたキャラとのこと。胴体や手足の部分が、器を置いている脚つきの台のようにも見えるし、胴体のかたちでおそらく男女を区別していたり、表情や口元も微妙に違うなど、相当凝っている。<br /><br />黒い顔に離れ目＋タレ目というのも、ちょっと<a href="http://mojix.org/2005/11/02/005510">Suicaペンギン</a>に似ていて、最近のキャラ・トレンドをしっかり踏まえている。それを戦隊モノみたいなカラフルな５人組にするというのが、ちょっと斬新でゴージャスな感じだ。
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<pubDate>Sun, 28 Jun 2009 23:37:13 +0900</pubDate>
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<title>寒い建物の中にビニールハウス方式で暖かい空間を作る「Selective Insulation」</title>
<link>http://mojix.org/2009/06/28/selective_insulation</link>
<description><![CDATA[タグ: <a href="http://mojix.org/tag/%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3/" title="デザイン">デザイン</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%88/" title="アート">アート</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E5%BB%BA%E7%AF%89/" title="建築">建築</a><br /><br />
Dezeen - Selective Insulation by Davidson Rafailidis<br /><a href="http://www.dezeen.com/2009/05/28/selective-insulation-by-davidson-rafailidis/">http://www.dezeen.com/2009/05/28/selective-insulation-by-davidson-rafailidis/</a><br /><br /><a href="http://www.dezeen.com/2009/05/28/selective-insulation-by-davidson-rafailidis/"><img src="http://mojix.org/photo/20090628-selective-insulation1.jpg" /></a><br /><br /><a href="http://www.dezeen.com/2009/05/28/selective-insulation-by-davidson-rafailidis/"><img src="http://mojix.org/photo/20090628-selective-insulation2.jpg" /></a><br /><br />ベルリンの建築家、<a href="http://davidsonrafailidis.net/">Davidson Rafailidis</a>の作品（写真は<a href="http://www.stevemayesphotography.co.uk/">Steve Mayes</a>による）。<br /><br />19世紀の古い建物をスタジオにしている、イギリスのアーティストのために作ったもの。建物が古く、部屋全体を断熱することが困難なため、部屋の中にビニールハウス方式でもうひとつの部屋を作った、というものらしい。その内側の部屋が「Selective Insulation」（訳すと「部分断熱」という感じ？）というわけだ。<br /><br />窓、２人分の机、ドアという３つの要素がそのまま構造に生かされていて、それを木枠でつなぎ、ビニール（いわゆる「<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%97%E6%B3%A1%E7%B7%A9%E8%A1%9D%E6%9D%90">プチプチ</a>」のようだ）を張っている。<br /><br />あまりコストをかけずに暖かい空間を確保する、という必要性から出てきたアイディアで、構造にもムダがないのに、見た目にも何かカッコいい。<br /><br />「機能が形を作る」といった言葉があったと思うが、まさにそんな感じだ。必要性と機能がむき出しで、安価な素材だけでできているところが、なんとも美しい。<br /><br />上の写真の、窓と机のつなぎかたとか、個人的にはかなり好みだ。<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%BC">バックミンスター・フラー</a>に通じる美学を感じる。
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<pubDate>Sun, 28 Jun 2009 00:48:26 +0900</pubDate>
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<title>地下を走る無人の自動物流</title>
<link>http://mojix.org/2009/06/27/underground_auto_butsuryuu</link>
<description><![CDATA[タグ: <a href="http://mojix.org/tag/%E8%BB%8A/" title="車">車</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E9%89%84%E9%81%93/" title="鉄道">鉄道</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E6%8A%80%E8%A1%93%E9%9D%A9%E6%96%B0/" title="技術革新">技術革新</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E7%84%A1%E4%BA%BA%E6%8A%80%E8%A1%93/" title="無人技術">無人技術</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E6%97%A5%E6%9C%AC/" title="日本">日本</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2/" title="アイディア">アイディア</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E8%80%83%E3%81%88/" title="考え">考え</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E3%83%AD%E3%83%9C%E3%83%83%E3%83%88/" title="ロボット">ロボット</a><br /><br />
以前「<a href="http://mojix.org/2008/12/03/robot_car">クルマの未来は「ロボットカー」にある</a>」というエントリで、こんなことを書いた。<br /><br />＜自動運転ももちろん面白そうだし、いろいろな応用がありそうだが（例：パケットビークル）、私が特に興味を持っているのは、単に自動運転というのではなく、助手席や後部座席にも一切人間が乗っていないパターンだ。つまり、荷物などの運送専門のロボットカーだ＞。<br /><br />＜いまの自動車は必ず人間が運転するので、１人でたくさんの自動車を保有したり、扱うということに限界がある。また人間が運転するということから、物理的な大きさや安全性の面で強い制約があり、これによって製造コストや保有コストがはねあがっている＞。<br /><br />＜自動車が「無人化」し、完全に人間と切り離されれば、これらの限界・制約がなくなる。小さく、安くなった「自動車」であれば、１人で10台、 100台くらい買うことも容易になるし、物流業などのビジネスであれば、数万台、数十万台くらいのオーダーで買うのも普通になるかもしれない＞。<br /><br />＜いま道路を走っているクルマのうち、運送を目的としたトラックなどは、この無人自動車に切り替えられるだろう。もし現状でクルマ全体の半分くらいが物流なのだとすれば、道路全体の半分くらいを無人自動車の専用道路にすれば、さらに効率が上がりそうだ。無人自動車の専用道路では、信号などにコンピュータを埋め込んで、無人自動車に対して場所を通知したり、突発的なイベントに対応した停止命令などを無線で送れるようにする＞。<br /><br />＜こういうインフラを作っていくのはもちろんたいへんだが、今後100年くらいのスパンで考えれば、多かれ少なかれこういう方向に進んでいくものと思う。人間の数はそれほど変わらないが、それに対して無人自動車など広義の「ロボット」の数は爆発的に増えていくだろう（広義の「コンピュータ」の数は、さらにその累乗くらいのペースで増える）。無人自動車やロボットのための「専用道路」という発想は、いまやそれほど荒唐無稽とは思えない＞。<br /><br />これを書いた時点では、私は「自動車」を中心に考えていたのだが、いま読み返すと、このアイディアの核心部分は「専用道路」のほうにあると思える。<br /><br />「無人の自動物流」のために、「専用道路」を作ってしまう。すると、そこには人間が乗った自動車などは走っておらず、すべて「ロボットカー」なので、きわめて制御しやすくなる。<br /><br />「専用道路」であれば、その路面に細工したりもできるので、むしろ「ロボットカー」自体もほとんど不要になるかもしれない。荷物はすべて、小さいコンテナみたいに規格化されたものに入れて、それを摩擦の少ない路面ですべらせるようにすれば、エネルギーの損失も少なく、小さい動力で荷物を動かせる。イメージとしては、工場の生産ラインなどにも近い。
<br /><br />
現実的には、「専用道路」を地上に作るのはむずかしそうだし、地上である必然性も特になさそうなので、おそらく地下を走らせるほうがいい。「地下を走る無人の自動物流」だ。<br /><br />駅の近くにでも、その「地下を走る無人の自動物流」への出入口を作って、そこから荷物の出し入れをする。荷物には送り主と宛先の情報が電子的につけられて、いったん自動物流に入ってしまえば、そのときに最適な経路を自動的に辿って、宛先の駅に到着する。まさに、インターネットにおけるパケットのルーティングと同じだ。<br /><br />インターネットによって、「情報」は瞬時に動かせるようになった。その次の段階として、さほど大きくない「物体」を、インターネットと同じような仕組みで動かそう、というのがこのアイディアだと言える。<br /><br />もしこれをやれば、無人のロボットカー（あるいは無人の電車？）や、インテリジェントな交通システムなど、いずれ必要になる新しい技術を先取りできる。そして「物体」を無人・自動で運べるようになれば、人間がそれを動かす必要がなくなり、人間のムダな移動を減らせる。<br /><br />いまの道路から、物流を担うかなりの部分のトラックなどを減らすことができ、人間のムダな移動の分の自動車なども減る。「物体」を動かすことが容易になれば、「出勤」も減って、電車の混雑なども緩和されるかもしれない。<br /><br />日本、特に東京は、この「地下を走る無人の自動物流」をやるのに、おそらく世界で最も有利なポジションにいる。比較的狭いところに人間や会社が密集していて、すでに地下にはたくさん電車が走っており、必要になる技術の点でもおそらく世界トップレベルだろう。<br /><br />人間の数はさほど変わらないが、ロボットはいくらでも増やせる。ロボットにできることを、わざわざ人間がやるのはもったいない。自動化できる部分は、徹底的に自動化したほうがいい。<br /><br />純粋にソフトウェア的な部分では、日本は欧米に大きく水をあけられているが、ロボットやクルマ、交通などが絡んでくれば、これは日本の強いところだろう。技術だけでなく、狭いところをうまく使うという「空間活用」も、日本は強い。<br /><br />このように考えると、「地下を走る無人の自動物流」は、ぜひ日本が先んじて切りひらくべき、新しいインフラだという気がするのだ。<br /><br /><br />関連エントリ：<br />無人技術の可能性<br /><a href="http://mojix.org/2008/12/28/unmanned_tech">http://mojix.org/2008/12/28/unmanned_tech</a><br />クルマの未来は「ロボットカー」にある<br /><a href="http://mojix.org/2008/12/03/robot_car">http://mojix.org/2008/12/03/robot_car</a>]]></description>
<pubDate>Sat, 27 Jun 2009 01:24:09 +0900</pubDate>
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<title>放置自転車のコストは誰が払っているのか？ アナルコ・キャピタリズム研究（仮）ブログに「悪法収容所」開設</title>
<link>http://mojix.org/2009/06/26/houchi_jitensha</link>
<description><![CDATA[タグ: <a href="http://mojix.org/tag/%E8%BB%8A/" title="車">車</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E3%83%AA%E3%83%90%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%82%BA%E3%83%A0/" title="リバタリアニズム">リバタリアニズム</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E6%94%BF%E6%B2%BB/" title="政治">政治</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E7%A8%8E%E9%87%91/" title="税金">税金</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E6%B3%95/" title="法">法</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E8%80%83%E3%81%88/" title="考え">考え</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E8%A1%8C%E6%94%BF/" title="行政">行政</a><br /><br />
愛読している「<a href="http://anacap.jugem.jp/">アナルコ・キャピタリズム研究（仮）ブログ</a>」に、最近<a href="http://anacap.jugem.jp/?cid=102">「悪法収容所」というカテゴリ</a>ができた。ブログ主であるanacapさんの大学の後輩による、いわゆる「ゲストブログ」形式で（<a href="http://anacap.jugem.jp/?eid=143">経緯の説明</a>）、リバタリアンから見た「悪法」の実例を掲載していく、というものらしい。<br /><br />例えばこんなものが採り上げられている。<br /><br />私有地ならただの不法行為で罰せられるだけ：みずから無法地帯を作っておきながら、その被害のカバーをいくらでも納税者に押し付ける政府の理不尽さ<br /><a href="http://anacap.jugem.jp/?eid=147">http://anacap.jugem.jp/?eid=147</a><br /><br />ここで掲載されているのは、群馬県太田市の放置自転車撤去コストに関する以下の記事。<br /><br />太田市が放置自転車撤去コスト試算　一台あたり３万７０００円　群馬<br />6月19日7時57分配信 産経新聞<br /><a href="http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090619-00000095-san-l10">http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090619-00000095-san-l10</a><br /><br />＜群馬県太田市が、放置自転車対策業務にかかったコストを試算したところ、放置自転車を１台撤去するのにかかった総費用は平成１９年度で約４万円、２０年度の推計値でも約３万７０００円かかっていたことが分かった。市では「撤去には多額の市民の負担がかかることが分かってもらえると思う。放置はぜひともやめてほしい」としている＞。<br /><br />＜１９年度一般会計決算額を基に試算したところ、放置自転車対策業務にかかった総コストは約２６２０万円。同年度の放置自転車撤去台数は６４２台で、１台あたりの“撤去費用”は約４万円だった。費用の９割は市税で負担され、残りは市営駐輪場使用料（当時は東武線韮川駅前に１カ所のみ）で利用者が負担していた＞。<br /><br />＜また、太田駅高架下に新しく約８００台の駐輪場が整備された２０年度は、放置自転車対策業務の総コストが約３７２６万円。放置自転車撤去台数は２０年１２月末の実績値から９９４台と推計され、１台あたりの総コストは約３・７万円となった＞。<br /><br />放置自転車を撤去するコストはもちろん税金で払われるから、自転車を放置する「フリーライダー」（全体に不利益を生じさせて、自分だけ「タダ乗り」する人）がまる儲けで、自転車を放置しない良識的な市民は損しているわけだ。税金だけでなく、歩くところが狭くなるといった不利益もある。<br /><br />政府側が＜みずから無法地帯を作って＞おいて、そこにタダ乗りするフリーライダーの余地を生み、そのコストを税金で払わされる、といった構造はいたるところに見られる。以前書いた「<a href="http://mojix.org/2009/04/28/toshokan_kirinuki">図書館の切り抜き問題</a>」などは、この放置自転車の話とわりと近い。<br /><br />さまざまな補助金や生活保護、健康保険や雇用保険、<a href="http://mojix.org/2009/04/02/chintai_hoshounin">借地借家法</a>や<a href="http://mojix.org/tag/%E8%A7%A3%E9%9B%87%E8%A6%8F%E5%88%B6/">解雇規制</a>による「保護」など、政府による強制的な再分配や、市場介入的な規制はほとんどすべて、「確信犯」によって「タダ乗り」される運命にあるといってもいい。この「タダ乗り」のコストが税金で支払われているだけでなく、「タダ乗り」の対象が民間側にできてしまう場合、そのリスクによるコスト上昇が、サービスの価格を引き上げたり、質を落としたり、流動性を下げたり、機会を減らしたりと、市場を歪めてしまう。<br /><br />話を交通に絞っても、「フリーライダー」は自転車を放置している人だけではない。例えば「道路」というものには、とてつもなく巨額な税金が投じられているが、これは明らかに自動車を保有している人にはトクになる一方で、いつも歩く人や、電車しか使わない人にとってはトクにならない。むしろ、自動車が増えれば歩きにくくなり、事故のリスクが増したり、空気が汚くなったりして、税金を払わされるという金銭的なコストだけでなく、生活の快適さが失われたり、生命の危険が増したりもする。自転車に乗る人の立場から見ても、日本の道路というのは自転車のことがほとんどまったく考えられておらず、狭い道路の端っこを、汚い排気ガスを吸わされて、命を縮めながら走ることになるので、納得がいかない思いだろう。
<br /><br />
人間の生き方・考え方というのは人それぞれだから、「何がトクで、何がソンなのか」という基準・尺度・価値観も人それぞれだ。しかし「税金」というものは、問答無用で払わされて、それを政府や自治体の判断で勝手に、一律に使われてしまう。これがうまくいく可能性があるとすれば、「何がトクで、何がソンなのか」という価値基準が全員一致している場合だけだろうが、現実にはそんなことはありえない。交通の例だけで考えても、上記のように、自動車・自転車・歩行者のあいだで大きな利害の衝突がある。<br /><br />「何がトクで、何がソンなのか」という利害・価値基準が全員一致することなどありえない。だから、税金というものはたいていの人にとって「払い損」になるのであり、結果として「行政サービスの押し売り」と変わらないものになる。直接的には税金をあまり払っていない人でも、市場を通じたサービスのコスト上昇や品質低下、さまざまな機会損失といったかたちで、実はそのコストを間接的に引き受けている。<br /><br />だからリバタリアンは、政府を限りなく小さくして、税金も限りなく安くすべきだと考える。「何がトクで、何がソンなのか」という基準・尺度・価値観は人それぞれなのだから、自分が必要なサービスを、それぞれが自由に買うのがいちばんいいのだ。<br /><br />みんなからお金を強制的に取り上げて、「みなさんのお金を、みなさんの役に立つように政府が使います」というのが税金だ。政府がどんなに優秀だとしても、そんな仕組みがうまくいくわけがない。政府があまり優秀でなければ、なおさらだ。<br /><br />放置自転車とか駐車違反、道路・自動車などの交通問題は、何が「公益」なのかという根本的な問題や、利害の衝突、「共有地」の問題、市場の「外部性」の問題（生活の質や生命のリスク、空気の汚染など、価格に十分反映されていない側面）など、ホットな論点が集積しているので、政治というものの意味や役割、必要性を感じたり、問題意識を高めるきっかけとしては、面白い話題だろう。<br /><br /><a href="http://anacap.jugem.jp/?cid=102">「悪法収容所」</a>は、こういう具体的な話題を通じて、リバタリアニズムという政治的立場の意味を浮かび上がらせている。開設動機を述べた「<a href="http://anacap.jugem.jp/?eid=143">「悪法収容所」開設</a>」というエントリでは、＜リバタリアンでない者にとってはまずケーススタディが大事＞と書かれており、＜リバタリアニズムの啓発・啓蒙＞という観点に立てば、リバタリアンにとっては自明なものであっても、＜これらの個別ケースをすべて取り上げなければならない＞としている。リバタリアニズムに限らず、人間が新しいものを学ぶには、たしかにケーススタディ・具体例から入ったほうが、その「意味」がわかりやすい場合が多い。このアプローチには賛同したい。<br /><br />特にリバタリアニズムを支持しない人であっても、ここで採り上げられている「悪法」は、政治というものの意味・役割を考え直したり、自分の政治的スタンスに意識的になるための＜ケーススタディ＞、いいきっかけになると思う。すでに<a href="http://anacap.jugem.jp/?cid=102">「悪法」が７つくらい「収容」された</a>ようだが、今後もどんな「悪法」が出てくるのか、更新を楽しみにしたい。<br /><br /><br />関連エントリ：<br />図書館の切り抜き被害　これも「解消」すべき問題<br /><a href="http://mojix.org/2009/04/28/toshokan_kirinuki">http://mojix.org/2009/04/28/toshokan_kirinuki</a><br />クルマの未来は「ロボットカー」にある<br /><a href="http://mojix.org/2008/12/03/robot_car">http://mojix.org/2008/12/03/robot_car</a><br />麻生首相の「何もしない人の分を何で私が払う」発言は、根源的な問題提起になっている<br /><a href="http://mojix.org/2008/11/27/aso_nande_hatsugen">http://mojix.org/2008/11/27/aso_nande_hatsugen</a><br />さまざまな「社会設計」の自治体が競争するメタ社会<br /><a href="http://mojix.org/2008/11/03/meta_society">http://mojix.org/2008/11/03/meta_society</a>]]></description>
<pubDate>Fri, 26 Jun 2009 00:55:54 +0900</pubDate>
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<title>鳩山兄弟だけがマンガ的に目立っている日本の政局</title>
<link>http://mojix.org/2009/06/25/hatoyama_manga</link>
<description><![CDATA[タグ: <a href="http://mojix.org/tag/%E5%B1%B1%E5%86%85%E5%BA%B7%E4%B8%80/" title="山内康一">山内康一</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E6%94%BF%E6%B2%BB/" title="政治">政治</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E6%B0%91%E4%B8%BB%E5%85%9A/" title="民主党">民主党</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E6%97%A5%E6%9C%AC/" title="日本">日本</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E8%80%83%E3%81%88/" title="考え">考え</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E8%87%AA%E6%B0%91%E5%85%9A/" title="自民党">自民党</a><br /><br />
衆議院議員 山内康一 の「公募新人奮闘記」 - 総選挙の兄弟対決？<br /><a href="http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-82c1.html">http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-82c1.html</a><br /><br />＜報道によれば、鳩山元総務大臣が「チャンスがあれば」<br />総裁選に立候補する旨を発言したそうです＞。<br /><br />＜実際、総選挙の前に総裁選があるかどうかわかりませんが、<br />もし総裁選が行われて、鳩山元大臣が総裁になると、<br />自民党総裁の鳩山（弟）と民主党代表の鳩山（兄）の対決です＞。<br /><br />＜世襲議員の兄弟対決という前代未聞の勝負になります。<br />兄弟で「友愛」ではなく、兄弟の「決戦」になります。<br />傍から見れば「どこが友愛じゃ！」と突っ込みたくなります。<br />兄弟対決の勝ち負けを判定するのが、<br />ご両親ではなく、国民というのが、ユニークなところでしょうか＞。<br /><br />＜逆に、兄弟仲良く「友愛」の精神で大連立というのも困ります。<br />おそらくないでしょうが＞。<br /><br />＜日本の政局はますます何だかわからなくなってきました。<br />権力闘争よりも、理念やビジョンの競争が、望ましいと思います。<br />政策の旗を掲げて競う総選挙にしなくてはいけません＞。<br /><br />いまの日本の政局のメチャクチャぶりは、ホント「何だかわからなくなってきました」というしかない。<br /><br />自民党も民主党も、日本をどうしたいのかがぜんぜん見えてこない。ただ、選挙に勝ちたいだけ。<br /><br />対立軸がさっぱり見えない中で、ひたすら鳩山兄弟だけがマンガ的に目立っている。<br /><br />これで本当に兄弟対決とか、兄弟連立になったら、まるでエンターテイメント映画だ。まさに「クール・ジャパン」。<br /><br /><br />関連エントリ：<br />鳩山総務相辞任　 スパッと辞める「いさぎよさ」だけはいい<br /><a href="http://mojix.org/2009/06/13/hatoyama_jinin">http://mojix.org/2009/06/13/hatoyama_jinin</a><br />草なぎ～鳩山大臣～地デジカの連携プレーが見事すぎる　これぞ「クール・ジャパン」<br /><a href="http://mojix.org/2009/04/30/kusanagi_chideji">http://mojix.org/2009/04/30/kusanagi_chideji</a>
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<pubDate>Thu, 25 Jun 2009 00:48:27 +0900</pubDate>
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<title>「デ・ステイル」創始者の１人、Vilmos Huszárの「untitled」（1924）</title>
<link>http://mojix.org/2009/06/24/huszar_untitled</link>
<description><![CDATA[タグ: <a href="http://mojix.org/tag/%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3/" title="デザイン">デザイン</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%88/" title="アート">アート</a><br /><br />
最近、アートがおもしろい。わりと何を見ても、インスピレーションを感じる。<br /><br />10数年ぶりに、自分の中で「アートのスイッチが入った」かもしれない。<br /><br />Vilmos Huszár 「untitled」（1924）<br />wood, nails, oil paint<br /><a href="http://collections.walkerart.org/item/object/825">http://collections.walkerart.org/item/object/825</a><br /><br /><a href="http://collections.walkerart.org/item/object/825"><img src="http://mojix.org/photo/20090624-huszar.jpg" /></a><br /><br /><a href="http://en.wikipedia.org/wiki/Vilmos_Husz%C3%A1r">ヴィルモス・フスザール（Vilmos Huszár）</a>は「<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A4%E3%83%AB">デ・ステイル</a>」の創始者の１人。<br /><br />私はフスザールは名前しか知らなくて、作品を見るのはたぶん初めてだが、木の箱に「デ・ステイル」っぽいペインティングをしたこの作品、かなり気に入った。<br /><br />「<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A4%E3%83%AB">デ・ステイル</a>」という美術運動は、純粋なアートというよりも応用志向が強くて、建築やインテリア、グラフィック・デザイン、タイポグラフィなど、広く「デザイン」を射程にしている（リートフェルトの「<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC%E9%82%B8">シュレーダー邸</a>」などが有名）。<br /><br />しかしただのデザインではなくて、やはりアート的な強さがあるのが「デ・ステイル」の特徴だ。このフスザールの箱のペインティングにも、それがよく出ている。<br /><br />この作品は、初期の「デ・ステイル」に加わっていた<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%82%A8%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%B3">モンドリアン</a>の絵にも似ているし、グラフィック・デザインとして見れば、「グリッド・システム」みたいな美学もある（「デ・ステイル」自体が、いわば「グリッド・システム」の先駆だ）。その特有の色づかいによる矩形の構成が「デ・ステイル」であり、それが立体物である箱の各面に描かれているというところがまた、絵画から建築まで横断した「デ・ステイル」っぽいのだ。<br /><br />パッと見は地味なんだけど、カッコいい作品だと思う。<br /><br /><br />関連：<br />Wikipedia - Vilmos Huszár<br /><a href="http://en.wikipedia.org/wiki/Vilmos_Husz%C3%A1r">http://en.wikipedia.org/wiki/Vilmos_Husz%C3%A1r</a><br />ウィキペディア - デ・ステイル<br /><a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A4%E3%83%AB">http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87..</a><br />デ・ステイル展――表現の射程と「建築」との距離（1997年 セゾン美術館）（私はこの展覧会を見た）<br /><a href="http://www.dnp.co.jp/museum/nmp/nmp_j/review/0201/ex_ishi0201.html">http://www.dnp.co.jp/museum/nmp/nmp_j/review/0201/ex_ishi0201.html</a>
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<pubDate>Wed, 24 Jun 2009 00:17:46 +0900</pubDate>
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<title>蔵研也「貧困問題のための新しいネットワークをリバタリアニズムはどう構想するか」</title>
<link>http://mojix.org/2009/06/23/kurakenya_hinkon</link>
<description><![CDATA[タグ: <a href="http://mojix.org/tag/%E8%B2%A7%E5%9B%B0/" title="貧困">貧困</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E3%83%AA%E3%83%90%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%82%BA%E3%83%A0/" title="リバタリアニズム">リバタリアニズム</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E8%94%B5%E7%A0%94%E4%B9%9F/" title="蔵研也">蔵研也</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E6%94%BF%E6%B2%BB/" title="政治">政治</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E8%A1%8C%E6%94%BF/" title="行政">行政</a><br /><br />
<a href="http://www.gifu.shotoku.ac.jp/kkura/">蔵研也</a>さんの<a href="http://d.hatena.ne.jp/kurakenya/">ブログ</a>に、蔵さんが『情況』７月号に寄稿した「貧困問題のための新しいネットワークをリバタリアニズムはどう構想するか」が掲載されている。<br /><br />kurakenyaの日記 - 2009-06-22 『情況』７月号への寄稿<br /><a href="http://d.hatena.ne.jp/kurakenya/20090622">http://d.hatena.ne.jp/kurakenya/20090622</a><br /><br />＜さて先日小生は『情況』編集部からの依頼を受けて、７月号に向けて、<br />「リバタリアンの構想するネットワークはどのようなものか」というような短文を書きました。<br />ご存知の方もいるかもしれませんが、「情況」は基本的に左翼誌なので、<br />そういうところに「貧困問題」への対処法と言う形で、<br />説得力のある短文を書くというのは大変困難なものだと痛感しました。<br />なんというか、そもそも常識と言うものを否定するための論述を展開するには<br />雑誌の数ページ程度と言う長さは、あまりにも短すぎるのです（苦笑）＞。<br /><br />こう前置きされているが、これがとてもわかりやすく、素晴らしい内容になっている。<br /><br />蔵さんの書くものはいつもわかりやすいが、この論考は特に、（１）主に左翼的な考えの読者層に対して、（２）数ページでリバタリアンの見方を説明する、という２つの制約があるためか、実にていねいできめ細かく、かつ凝縮された内容になっている。<br /><br />もともと左翼的な考えを持っている人はもちろん、そうでなくても、リバタリアニズムというものがどういう考え方なのか、主に左翼的なスタンスと比較することで、わかりやすくなっていると思う。<br /><br />「<a href="http://mojix.org/2008/04/20/nolan_chart">ウヨクでもサヨクでもない</a>」リバタリアニズムという考え方があること自体、日本ではまだほとんど知られていないと言っていい。それをどれくらいの人が支持するかという以前に、まずはリバタリアニズムというものが存在することと、それが大体どういう考え方なのかということ、この２点をもっと知ってもらう必要がある。<br /><br />今回の蔵さんの論考は、「リバタリアニズムとは何か？」というのを手っ取り早く知るための素材としては、ほとんど理想的なものだという気がする。貧困問題というテーマにフォーカスを絞り、リバタリアニズムのスタンスをわかりやすく説いている。ぜひ読んでみてほしい。<br /><br /><br />関連：<br />analog - リバタリアニズムと右翼・保守・左翼・リベラルとの違い<br /><a href="http://hidetox.com/blog/2009/02/14/libertarianism/">http://hidetox.com/blog/2009/02/14/libertarianism/</a><br /><br />関連エントリ：<br />リバタリアニズムを知るためのリンク集<br /><a href="http://mojix.org/2009/02/26/libertarianism_links">http://mojix.org/2009/02/26/libertarianism_links</a><br />小さな政府、大きな市民社会がつくる「新しい公共」<br /><a href="http://mojix.org/2008/10/27/small_gov_big_civil_society">http://mojix.org/2008/10/27/small_gov_big_civil_society</a><br />ノーラン・チャート<br /><a href="http://mojix.org/2008/04/20/nolan_chart">http://mojix.org/2008/04/20/nolan_chart</a>
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<pubDate>Tue, 23 Jun 2009 00:15:58 +0900</pubDate>
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<title>Kurt Kren 「Sentimental Punk」 (1979) </title>
<link>http://mojix.org/2009/06/22/kren_sentimental_punk</link>
<description><![CDATA[タグ: <a href="http://mojix.org/tag/%E5%86%99%E7%9C%9F/" title="写真">写真</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E5%8B%95%E7%94%BB/" title="動画">動画</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%88/" title="アート">アート</a><br /><br />
Kurt Kren - Sentimental Punk (1979)<br /><a href="http://www.youtube.com/watch?v=6OEEe4QaJ-4">http://www.youtube.com/watch?v=6OEEe4QaJ-4</a><br /><br /><a href="http://www.youtube.com/watch?v=6OEEe4QaJ-4"><img src="http://mojix.org/photo/20090622-kurtkren.jpg" /></a><br /><br />実験映画作家、<a href="http://en.wikipedia.org/wiki/Kurt_Kren">クルト・クレン（1929-1998）</a>の1979年の作品。<br /><br />「<a href="http://blogs.dion.ne.jp/wuemme/archives/761645.html">Who's Who ; クルト・クレン</a>」というページの解説に、＜クレンの作品はウィーン時代のアクション・マテリアリスト達とのコラボレーション・フィルムが有名だが、その時から常にフレーム単位で映画を制作している＞とある。<br /><br />この「Sentimental Punk」(1979) も、おそらく「フレーム単位」で制作されているのだろう。たくさんの写真を紙芝居的につなげていくような手法だ。<br /><br />独特のカクカクした動き、似たようなシーンが何度も繰り返される不思議なリズム感など、通常の動画とはまったく異なる世界を見せてくれる。音がないのもむしろ新鮮な感じだ。<br /><br /><br />関連：<br />Wikipedia - Kurt Kren<br /><a href="http://en.wikipedia.org/wiki/Kurt_Kren">http://en.wikipedia.org/wiki/Kurt_Kren</a><br />wuemme experimental film - Who's Who ; クルト・クレン Kurt KREN<br /><a href="http://blogs.dion.ne.jp/wuemme/archives/761645.html">http://blogs.dion.ne.jp/wuemme/archives/761645.html</a>
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<pubDate>Mon, 22 Jun 2009 03:37:30 +0900</pubDate>
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<title>グローバル・イルミネーションは「光学エンジン」である</title>
<link>http://mojix.org/2009/06/21/optics_engine</link>
<description><![CDATA[タグ: <a href="http://mojix.org/tag/%E7%89%A9%E7%90%86/" title="物理">物理</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E3%83%A1%E3%82%BF%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC/" title="メタファー">メタファー</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E5%85%89/" title="光">光</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E6%B3%95%E5%89%87/" title="法則">法則</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E8%80%83%E3%81%88/" title="考え">考え</a> <a href="http://mojix.org/tag/GI/" title="GI">GI</a> <a href="http://mojix.org/tag/3D/" title="3D">3D</a><br /><br />
3Dアニメーションの作成に用いられる、「<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%A9%E7%90%86%E6%BC%94%E7%AE%97%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3">物理エンジン</a>」と呼ばれる種類のソフトウェアがある。<br /><br />3Dの中の世界には、現実の世界と異なり、「物理法則」がない。どんなものでも、現実にはありえないような仕方で動かせる。3Dとは結局のところ「絵」に過ぎないから、それは当然のことだ。<br /><br />しかし、「現実にはありえないような仕方で動かせる」ことは、時にはメリットにもなるが、どちらかというと、「現実と同じように動かしたい」ことのほうが多い。<br /><br />3Dの中の「物体」を「現実と同じように動かす」には、その「物体」を勝手に動かすのではなく、重力場などの制約を与えて、現実の物理法則に沿って動かす必要がある。<br /><br />どんな3Dアニメーションを作りたいかは、人や場合によってさまざまだが、「現実の物理法則」はあらかじめ決まっている。つまり、どんな3Dアニメーションを作る場合でも、「現実の物理法則に沿って動かす」ことをやろうとすれば、似たような計算をすることになる。これを助けるのが「物理エンジン」だ。<br /><br />「物理エンジン」を使うと、3Dの中の「物体」が、「現実と同じように動く」。これによって、3D動画にある程度の「現実っぽさ」が生まれるわけだ。<br /><br />つまり「物理エンジン」とは、「現実っぽい動き」を生み出すものだ。<br /><br />この「物理エンジン」の役割と、<a href="http://mojix.org/2009/05/24/reality_light">グローバル・イルミネーション</a>の役割はよく似ている。<br /><br />グローバル・イルミネーションは、物理法則によって「光の動き」を計算する。いわば「現実と同じように光を動かす」のだ。<br /><br />グローバル・イルミネーションによって描かれる3Dは静止画であり、その中の「物体」は止まっている。その静止した光景を、「光を動かす」ことによって精緻に描き出していくのが、グローバル・イルミネーションだ。<br /><br />グローバル・イルミネーションによって生成される3D画像は、どこにも存在しない光景なのに、<a href="http://mojix.org/2009/05/24/reality_light">まるで写真のように「現実っぽい」</a>。その理由は、「光の動き」が物理法則に従っており、「光が現実と同じように動いている」からだ。<br /><br />グローバル・イルミネーションの「現実っぽさ」を支えているのは、光が従う物理法則、すなわち<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%89%E5%AD%A6">光学</a>である。つまりグローバル・イルミネーションとは、いわば「光学エンジン」なのだ。 <br /><br /><br />関連：<br />ウィキペディア - 物理演算エンジン<br /><a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%A9%E7%90%86%E6%BC%94%E7%AE%97%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3">http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%A9%..</a><br />ウィキペディア - グローバル・イルミネーション<br /><a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%9F%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3">http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0..</a><br />ウィキペディア - 光学<br /><a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%89%E5%AD%A6">http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%89%E5%AD%A6</a><br /><br />関連エントリ：<br />「光」がこんなに面白いものだったとは<br /><a href="http://mojix.org/2009/05/26/sunflow_light">http://mojix.org/2009/05/26/sunflow_light</a><br />「現実は光でできている」　グローバル・イルミネーションの威力<br /><a href="http://mojix.org/2009/05/24/reality_light">http://mojix.org/2009/05/24/reality_light</a><br />中嶋謙互の「ワールド・シンセサイザー」構想<br /><a href="http://mojix.org/2005/08/31/092511">http://mojix.org/2005/08/31/092511</a>
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<pubDate>Sat, 20 Jun 2009 18:50:57 +0900</pubDate>
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