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<title>Zopeジャンキー日記</title>
<description>Zopeジャンキー日記</description>
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<lastBuildDate>Fri, 03 Sep 2010 00:20:02 +0900</lastBuildDate>
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<title>村上隆に「ムカつく」のはなぜか</title>
<link>http://mojix.org/2010/09/03/murakami-mukatsuku</link>
<description><![CDATA[タグ: <a href="http://mojix.org/tag/%E3%82%AA%E3%82%BF%E3%82%AF/" title="オタク">オタク</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E8%80%83%E3%81%88/" title="考え">考え</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E6%95%99%E8%82%B2/" title="教育">教育</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%8B%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3/" title="コミュニケーション">コミュニケーション</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%88/" title="アート">アート</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9/" title="ビジネス">ビジネス</a><br /><br />
Togetter - なぜ村上隆がヲタクに叩かれるのか<br /><a href="http://togetter.com/li/46166">http://togetter.com/li/46166</a><br /><br /><a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%91%E4%B8%8A%E9%9A%86">村上隆</a>がオタク界隈から批判されているそうで、その現象というか、構図が面白い。<br /><br />オタク界隈から見て村上隆が「ムカつく」のには、主に次の３つの側面があると思う。<br /><br />１）現代美術の作家が、われわれのオタクネタを「利用」している。「門外漢」「ヨソモノ」がムカつく。<br />２）それがとんでもない高値で取引されている。「金持ち」「商売」がムカつく。<br />３）なぜそれに高値がつき、現代美術として評価されるかが理解できない。「わからない」ことがムカつく。<br /><br />「オタクの世界」と「現代美術の世界」は、それぞれ「ハイコンテクスト」な世界で、詳しい人にしか理解できない。<br /><br />村上隆はその両方の世界に通じていて、「オタクの世界」の文物を「現代美術の世界」で売る「輸出業者」みたいなところがある。両方の世界に通じているからこそ、「これをこっちに持っていって、こういうふうに見せたら売れるな」ということがわかるわけだ。これはビジネス的には当然の考え方だし、投資でいう「<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A3%81%E5%AE%9A%E5%8F%96%E5%BC%95">裁定取引</a>」にも似ている。<br /><br />これを「オタクの世界」の住人から見ると、自分たちの世界のものが、なぜ「現代美術の世界」でそんなに評価され、高値で取引されるのか、理解できない。村上隆という「輸出業者」のおかげで、自分たちの世界が注目され、その「市場価値」が上がっているのに、上の１）～３）の「ムカつく」が合体して、素直に喜べず、むしろ反発を感じるわけだ。<br /><br />２つの世界に通じた「輸出業者」が成功すると、輸入元にあたる世界の住人が「ムカつく」という構図は、しばしば見かける。例えば、梅田望夫氏の『<a href="http://mojix.org/2006/02/11/223518">ウェブ進化論</a>』がバカ売れして、ネット技術に詳しい人が「ここに書いてあるようなことはとっくに常識で、新しくもないし、何でそんなに売れるのかわからない」とムカつく、みたいなのがそうだ。<br /><br />梅田氏の『ウェブ進化論』の場合は、「ネット技術に詳しい人たちの世界」と「新書を読むような一般人の世界」にそれほど大きな隔たりがないし、「専門的な知見」を「一般読者」に紹介しているという意味では、ありふれた話だろう。ネット技術に詳しい人から見ると、「何でそんなに売れるのかわからない」と不満を感じつつ、自分たちのほうが「上の立場」である、という安心感はある。<br /><br />しかし村上隆の場合は、「オタクの世界」と「現代美術の世界」が両方とも、高度に専門的な世界だ。さらに、「現代美術の世界」のほうが何か「偉い」感じがするし、よくわからない作品が何千万円、何億円で取引されたりしており、「オタクの世界」の住人からすると、自分たちが「下の立場」ではないか、と感じる。これが「ムカつく」のだろう。
<br /><br />
現代美術は、<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%B0%E8%B1%A1%E6%B4%BE">印象派</a>や<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A0">ダダ</a>以来ずっと、いわば「スキャンダル」の歴史であり、「こんなものは芸術じゃない！」という反感や悪評によって、むしろ盛り上がり、注目されてきたところがある。「炎上マーケティング」みたいなものだ。<br /><br />多くの人が「これはひどい」と騒げば騒ぐほど、「自分も見てみたい」と思うのが人間だろう。「たしかに、これはひどい」と思う人もいるが、「いや、これはむしろいいじゃないか」と思う人もいる。「これはひどい」と騒ぐ人は、その存在を広めてくれている。<br /><br />村上隆に「ムカつく」のだとすれば、それはそこに「何か」があるからだ。どうでもいいもの、単につまらないものであれば、そもそも「ムカつく」ことすらない。<br /><br />これだけ反感や悪評をひき起こすということは、現代美術ではむしろ名誉である。現代美術に限らず、いわゆる<a href="http://mojix.org/2009/05/08/kyokuron_kouyou">賛否両論のもの</a>には、たいてい「何か」がある。そこに「無視できないもの」があるのだ。現代美術というのは、その「何か」を意識的に追求することが「成果」になる領域である。<br /><br />特に村上隆の場合は、これだけ商業的にも成功し、ビジネスを意識的に追求していること自体が、現代美術の「コンテクスト」から見ても異色である。アートをビジネスにしている人はたくさんいるが、村上隆のように「アートとビジネスの見分けがつかない」存在は、それほど多くない。このスリリングな立ち位置によって、村上隆は現代美術の側でも少なからぬ反感を買っている。<br /><br />現代美術に限らず、日本ではそもそも「ビジネス」「金儲け」自体が反感を買う。村上隆は、その作風自体がスキャンダラスなだけでなく、そのスキャンダラスな作品がとんでもない高値で取引されていることや、「アートとビジネスの見分けがつかない」という存在のしかたも、スキャンダラスである。<br /><br />しかし、冒頭の<a href="http://togetter.com/li/46166">Togetterのまとめ</a>を読むと、村上隆は自分の考えをとてもていねいに説明していて、いわゆるアーティスト的な「お高い」感じがまったくない。むしろカッコ悪いくらいに説明していて、「ぶっちゃけ」ている。いわば、スキャンダルを自ら解体してしまっているのだ。アーティストというよりも、いい教師みたいな感じだ。ちゃんと批判者と同じ高さまで降りてきて、本音で対話している。こういうアーティストは、なかなかいないだろう。<br /><br /><br />関連エントリ：<br />極論の効用<br /><a href="http://mojix.org/2009/05/08/kyokuron_kouyou">http://mojix.org/2009/05/08/kyokuron_kouyou</a><br />肯定と否定は、実はけっこう近い<br /><a href="http://mojix.org/2005/09/23/093958">http://mojix.org/2005/09/23/093958</a>]]></description>
<pubDate>Fri, 03 Sep 2010 00:10:00 +0900</pubDate>
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<title>「立腹した女が命令、男を全裸で駅前歩かせる」珍事件　これも「草食系男子」なのか</title>
<link>http://mojix.org/2010/09/02/zenra-soushoku</link>
<description><![CDATA[タグ: <a href="http://mojix.org/tag/%E7%AC%91%E3%81%84/" title="笑い">笑い</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9/" title="ニュース">ニュース</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E4%BA%8B%E4%BB%B6/" title="事件">事件</a><br /><br />
YOMIURI ONLINE - 立腹した女が命令、男を全裸で駅前歩かせる（2010年9月1日00時30分）<br /><a href="http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100901-OYT1T00021.htm">http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100901-OYT1T00021.htm</a><br /><br />＜神奈川県警緑署は３１日、ともに横浜市緑区に住む無職の男（２１）と女（２２）を、公然わいせつ容疑で横浜地検に近く書類送検する方針を固めた。<br />　捜査関係者によると、男は、女に命じられ２０日午前０時頃から約１５分間、終電間際で人通りの多い同区のＪＲ横浜線十日市場駅前などの道路約３５０メートルを全裸で歩いた疑い。通行人の通報で駆けつけた同署員が男を同容疑で現行犯逮捕し、その後、釈放していた。<br />　２人は昨年１月頃から同居しており、女は、滞納していた家賃を男が払わないことに腹を立て「服を全部脱げ」「自転車の後をついて来い」などと男に指示。女が運転する自転車の後を全裸で歩かせた。男の服は自転車の前かごに入れていたという。<br />　調べに対し２人は「ばかなことをした」などと反省しているという。捜査関係者は「前例のない事件。草食系男子が増えているというが、ここまで言いなりになるのは理解できない」と、あきれていた＞。<br /><br />これは面白いニュース。<a href="http://mojix.org/2009/04/24/kusanagi_nextlevel">草なぎ事件</a>同様、他人を巻き込まず、あまり悪質さがない「全裸」なので、笑わせてくれる。<br /><br />家賃を払わない同居人の男（２１）を、罰として裸で歩かせるという、この女（２２）の発想には脱帽だ。<br /><br />＜２人は昨年１月頃から同居しており、女は、滞納していた家賃を男が払わないことに腹を立て「服を全部脱げ」「自転車の後をついて来い」などと男に指示。女が運転する自転車の後を全裸で歩かせた。男の服は自転車の前かごに入れていたという＞。<br /><br />ふつう罰というと、「罰としてグランド１００周だ！」のように、罰を受ける人間だけにやらせるだろう。しかしこの女（２２）の場合、自分が自転車を運転して、そのうしろを男に歩かせるのだ。そんなことをして、自分は恥ずかしくないのだろうか。<br /><br />罰として裸で歩かせる、というだけでも普通なかなか思いつかないが、自分がそれを自転車でリードするなんて、常人の発想を何重にも超越している。一種のSM趣味なんだろうか。<br /><br />「前例のない事件。草食系男子が増えているというが、ここまで言いなりになるのは理解できない」という、捜査関係者のコメントもいい。裸で歩けという命令に従うのは、草食系男子とはちょっと違う気もするが、世相を反映したコメントではある。<br /><br />この記事を書いた読売新聞の記者の方、ナイス仕事です。<br /><br /><br />関連エントリ：<br />草なぎさん、ネクストレベルに行った<br /><a href="http://mojix.org/2009/04/24/kusanagi_nextlevel">http://mojix.org/2009/04/24/kusanagi_nextlevel</a><br />全裸のスペイン語男、皇居のお堀を遊泳<br /><a href="http://mojix.org/2008/10/08/zenra_gaijin">http://mojix.org/2008/10/08/zenra_gaijin</a>
<br /><br />
]]></description>
<pubDate>Thu, 02 Sep 2010 00:10:00 +0900</pubDate>
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<title>日本人から「勇気」を奪っているのは「クビになる恐怖」ではないか？</title>
<link>http://mojix.org/2010/09/01/kubi-ni-naru</link>
<description><![CDATA[タグ: <a href="http://mojix.org/tag/%E8%A7%A3%E9%9B%87%E8%A6%8F%E5%88%B6/" title="解雇規制">解雇規制</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0/" title="ブログ">ブログ</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E9%9B%87%E7%94%A8/" title="雇用">雇用</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E6%94%BF%E6%B2%BB/" title="政治">政治</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E4%BC%9A%E7%A4%BE/" title="会社">会社</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E6%97%A5%E6%9C%AC/" title="日本">日本</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E8%80%83%E3%81%88/" title="考え">考え</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%9F/" title="マスコミ">マスコミ</a><br /><br />
先日「<a href="http://mojix.org/2010/08/29/nihon-ni-tarinai">日本に足りないのは「努力」ではなく、「理解」と「勇気」である</a>」というエントリを書いたが、この「勇気」を日本人から奪っている最大のものは、「クビになる恐怖」ではないだろうか。<br /><br />私は自分で会社を経営しているので、ブログで好きなことを書ける。取引先の人や、仕事の関係者も私のブログを読むことがあるが、私はそれをわかった上で書いている。私のブログでは政治ネタなども遠慮なく書いているので、「こいつは危ないから、近寄らないほうがいい」とか、「こんな考えの奴とは仕事したくない」と思われて、仕事を失う可能性もある。私は経営者なので、そのリスクを引き受けても、ブログに書きたいことを書く、という判断を自分自身でできる。<br /><br />しかし、自分が経営者でない場合は、この判断を自分自身でおこなうことは難しいだろう。自分が書くブログの内容によって、会社の経営にリスクが生じたり、損害を与えかねないからだ。<br /><br />例えば、官僚への批判をブログで書こうと思ったとする。これは個人の意見なので、本来は会社に許可など取る必要はない。しかし、その会社が役所と取引していて、かつそのブロガーが所属を明かしており、それなりに知られている場合、どうだろうか。<br /><br />この場合、ブロガーが取りうる選択肢は次の３つだろう。<br /><br />１）書く内容について会社に許可を取った上で、書く<br />２）会社に許可を取らずに、書いてしまう<br />３）差しさわりがないように、書かないでおく<br /><br />１）のように、律儀に会社に話を通した場合、会社は何と言うだろうか。自由な会社であれば、「自分の意見であり、所属とは関係ないことをブログに明示してくれれば、もちろん何を書いてもいいよ」と言ってくれるかもしれない。しかし、すべての会社がそれほど度量が大きいわけではないだろう。「う～ん、ウチは○○と取引があるから、できれば所属を明かさないで、匿名でやってほしいね」と言われるかもしれない。あるいはもっと強行に、「もしそれを書いて、ウチの会社に経営的な損害を与えた場合、君はその責任を取れるのか？」なんて言われるかもしれない。<br /><br />ブログに書くのに、いちいち会社に話を通すなんて面倒だし、話を通したところで、歓迎されないことは間違いない。だから、２）のように「勝手に書いてしまう」ことも少なくないだろう。そもそも、どんなことを書けば会社に損害を与えるリスクがあるのか、その線引きもむずかしいから、いちいち会社に話を通すなんて、やっていられないだろう。<br /><br />しかし、会社に損害を与えるかもしれないことを、会社に許可を取らずに書くことは、リスクがある。内容の程度にもよるだろうが、思い切ったことを書く場合は、「クビを覚悟」だろう。大抵の人の場合は、自分のクビを懸けてまで、ブログに何かを書きたいとは思わないだろうから、３）のように「書かないでおく」ことになる。<br /><br />結局、「クビになる恐怖」がきわめて大きいために、このブロガーはおそらく、３）のように「書かないでおく」を選ぶだろう。あるいは、どうしても書きたい場合は、本名や所属を明かさずに、変名・匿名で書くだろう。<br /><br />ブログに限らず、日本ではこの「クビになる恐怖」が、人の行動をかなりの程度まで支配しているように思う。「クビになる恐怖」が強いために、自分が正しいと思う意見を主張できなくなるのだ。これが根本のところで、「日本の構造」を規定している。
<br /><br />
よく批判されるマスコミや官僚なども、個別に見れば、聡明で理解力のある人がおそらくたくさんいる。日本の何が問題なのか、よくわかっている人はたくさんいるはずなのだ。しかし、その本音を言ってしまうと、「クビになる」かもしれない。マスコミであれば、そのメディアの基本的な立ち位置がある上に、言ってはいけない意見やトピック、「タブー」がある。官僚であれば、その組織に不利になったり、予算や権限を減らされる方向の意見は「タブー」だろう。政府の側から、「政府を小さくすべき」「公務員を減らすべき」「予算を削減すべき」「規制をなくすべき」といった意見は絶対に出てこない。<br /><br />マスコミや官僚も、平均的な労働者よりは収入が高かったり、恵まれているかもしれないが、結局はただの「勤め人」である。自分や家族の生活を支えることが最重要だから、自分が本当に正しいと思う考えがあったとしても、生活の基盤を失うリスクを負ってまで、その考えをあえて主張することはないだろう。<br /><br />このような構造、「クビになる恐怖」が強いために本音を言えないという構造は、まさに「恐怖政治」そのものである。この構造のために、日本では変革が進まないのだ。<br /><br />私が解雇規制の議論にこだわるのは、雇用というものは生活や経済の基盤をなすもので、他に並ぶものが思いつかないほど重要なテーマであるだけでなく、この「クビになる恐怖」による「恐怖政治」の構造こそ、日本にとって最大のボトルネックにしてデッドロックであり、これを打開しなければ、日本は先に進めないと思うからだ。<br /><br />そして皮肉なことに、解雇規制の議論がなかなか正しく理解されないのも、まさに「クビになる恐怖」が強いからなのだ。解雇規制をなくせば、労働市場が流動し、「クビになる恐怖」が大きく減る、というのが緩和派・撤廃派の主張である。しかし、一般的には「クビになる恐怖」がきわめて強いという現状があるために、解雇を自由にすると社会や経済がどう変わるかという理性的な議論に進まずに、「とにかく解雇はダメだ、だから解雇は許さない」という拒絶反応が起きて、感情的な議論になってしまう。<br /><br />そもそも解雇規制という制度自体、それによって社会や経済にどういう全体的な影響が出るかを考えずに、「とにかく解雇はダメだ、だから解雇は許さない」という感情的な司法判断を根拠に成立したものだろう。よって、これを打開するには、理性によって感情的な判断を超える必要があるのだ。<br /><br />「クビになる恐怖」が強いために、単純に「クビを禁止」してしまったのが解雇規制である。「<a href="http://mojix.org/2009/12/09/haken_kinshi_seishain">不幸は望ましくないので、不幸を禁止する</a>」というような発想だ。皮肉なことに、これによって労働市場の流動性が失われ、「クビになる恐怖」はむしろ強まってしまった。「クビを禁止」するのではなく、労働市場の流動性を高めて、「クビになっても問題ない」という状況を作り出す必要がある。<br /><br />「クビになる恐怖」が支配する「恐怖政治」。いまの日本では、この構造が本音の意見を封じ込めてしまい、変革への「勇気」を奪っている。これが雇用の問題を超えて、「変革」を困難にしているのだ。これは政治だけでなく、会社レベルでも、個人レベルでもそうであり、「クビになる恐怖」のために、誰も正しい指摘ができなかったり、思いきったチャレンジができなくなっている。<br /><br />解雇規制の議論では、緩和派・撤廃派の主張をおこなっているのは主に、学者やジャーナリストが多い。ネット上でも、私のような小さい会社の経営者や、学生などが中心のように見える。こうした人たちに共通するのは、「クビになる恐怖」から比較的自由な立場にいるという点だ。これはなぜだろうか。その理由は、おそらく以下の通りである。<br /><br />解雇規制に問題があるという認識は、現状ではまだ一般的ではなく、むしろ「解雇を自由にすべきだ」という主張は、かなり反発を受けやすい。よって、読者や国民からの「人気」に支えられているマスコミと政治家にとって、この議論は「タブー」になる。こうなると、マスコミや官僚に属する「勤め人」はもちろん、一般企業の「勤め人」であっても、「解雇を自由にすべきだ」というタブー的な主張をおこなうことは、難しくなるだろう。「クビになる恐怖」がある上に、特に正社員は解雇規制に「守られる」側の立場なので、その問題点を指摘するには一層の「勇気」がいるだろう。<br /><br />つまり、「クビになる恐怖」に支配されている「勤め人」の立場では、ただでさえ自由な意見が言いにくい上に、その「恐怖政治」の「体制批判」というのは、最も難しいものなのだ。よって、その「体制批判」ができるのは、クビを恐れない人、クビを恐れる必要がない人が中心になる。だから、緩和派・撤廃派の主張をおこなっているのが、学者やジャーナリスト、小さい会社の経営者、学生などが中心になるのだ。「しがらみ」が少ない人、と言ってもいいかもしれない。<br /><br />変革に踏み切れない「<a href="http://mojix.org/2008/06/02/kawarenai_nihon">変われない日本</a>」、チャレンジを回避してしまう「<a href="http://mojix.org/2010/03/07/shippai_dekinai">失敗できない日本</a>」の根本にあるのは、「クビになる恐怖」である。この「クビになる恐怖」から、「解雇は望ましくない」という司法判断が生じて、雇用を会社に強制する解雇規制という制度ができてしまった。これが労働市場を硬直化させ、企業の成長力を奪い、日本経済も沈みつづけている。その結果として、「クビになる恐怖」はいっそう増してしまったのだ。リスクを減らそうとしたが、方法が間違っていたために、リスクが増してしまったのである。これは経済学的にはあたり前のことだが、日本の立法や司法は<a href="http://mojix.org/2009/10/06/hougaku_keizaigaku">経済学の観点を欠いている</a>ために、その「無知」のツケを国民全体で払わされているのが現状だろう。<br /><br />「クビになる」かどうかは、本人の実力や、その会社の体力、経済状況などによって決まるものだ。そのリスク回避のコストを企業に押しつけて、解雇を禁止してしまったのが間違いである。社会保障のポイントは、<a href="http://mojix.org/2009/06/18/giddens_shigoto">アンソニー・ギデンズも言うように</a>、職を守ることではなく、生活を守ることだ。つまり、労働市場を規制するのではなく、市場は自由にして、市場の外側にセーフティネットをはるべきなのだ（その具体例が「<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AC%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3">フレキシキュリティ</a>」）。市場とセーフティネットは役割が異なるのであり、<a href="http://mojix.org/2010/08/26/safety-net-and-market">市場を規制してもセーフティネットにはならない</a>。<br /><br />解雇規制の議論の難しさは、こうした議論そのものが、「クビになる恐怖」が支配する「恐怖政治」において、一種の「タブー」であり、それもいわば「体制批判」にあたるという、その因果な構造にある。<br /><br /><br />関連エントリ：<br />解雇規制による硬直的な労働市場こそ、日本経済が浮上できない最大の原因である<br /><a href="http://mojix.org/2010/08/23/kaikokisei-bottleneck">http://mojix.org/2010/08/23/kaikokisei-bottleneck</a><br />田原総一朗「日本に本当はタブーなんてないんだ。新聞社の中に、テレビ局の中にタブーがある」<br /><a href="http://mojix.org/2010/07/20/tahara-taboo">http://mojix.org/2010/07/20/tahara-taboo</a><br />「法学的思考」と「経済学的思考」<br /><a href="http://mojix.org/2009/10/06/hougaku_keizaigaku">http://mojix.org/2009/10/06/hougaku_keizaigaku</a><br />マスコミに対するブログの強み<br /><a href="http://mojix.org/2009/01/13/blog_strength">http://mojix.org/2009/01/13/blog_strength</a>]]></description>
<pubDate>Wed, 01 Sep 2010 00:10:00 +0900</pubDate>
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<title>女の子が「雲のペット」を連れて歩くファッション写真</title>
<link>http://mojix.org/2010/08/31/pet-cloud</link>
<description><![CDATA[タグ: <a href="http://mojix.org/tag/%E5%86%99%E7%9C%9F/" title="写真">写真</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3/" title="ファッション">ファッション</a><br /><br />
PHOTO DONUTS - Michael Casker<br /><a href="http://www.photodonuts.com/michael-casker">http://www.photodonuts.com/michael-casker</a><br /><br />女の子が「雲のペット（Pet Cloud）」を連れて歩く、というコンセプトのファッション写真。ニューヨーク在住の写真家、<a href="http://michaelcasker.com/">Michael Casker</a>によるもの。<br /><br />ショートパンツのボーイッシュな女の子が、マヌケでかわいい「雲のペット」を連れて歩くというビジュアルが良くて、ただのオシャレなファッション写真にはない、トキメキ感がある。<br /><br /><a href="http://www.photodonuts.com/michael-casker"><img src="http://mojix.org/photo/20100831-petcloud1.jpg" /></a><br /><br /><a href="http://www.photodonuts.com/michael-casker"><img src="http://mojix.org/photo/20100831-petcloud2.jpg" /></a>
<br /><br />
<a href="http://www.photodonuts.com/michael-casker"><img src="http://mojix.org/photo/20100831-petcloud3.jpg" /></a><br /><br /><a href="http://www.photodonuts.com/michael-casker"><img src="http://mojix.org/photo/20100831-petcloud4.jpg" /></a><br /><br /><a href="http://www.photodonuts.com/michael-casker"><img src="http://mojix.org/photo/20100831-petcloud5.jpg" /></a><br /><br /><a href="http://www.photodonuts.com/michael-casker"><img src="http://mojix.org/photo/20100831-petcloud6.jpg" /></a><br /><br /><a href="http://www.photodonuts.com/michael-casker"><img src="http://mojix.org/photo/20100831-petcloud7.jpg" /></a><br /><br /><a href="http://www.photodonuts.com/michael-casker"><img src="http://mojix.org/photo/20100831-petcloud8.jpg" /></a><br /><br />どの写真も秀逸で、女の子と「雲のペット」の様々な距離感をあらわすシーンを、様々な構図、様々なシチュエーションで捉えており、物語を感じさせる。<br /><br />女の子が公園の道を歩いているのを、遠くから緑越しに捉えた構図の５枚目が、個人的には特に好きだ。<br /><br /><br />ネタ元：<br />The Daily What - Photo Series of the Day<br /><a href="http://thedailywh.at/post/1021252227/photo-series-of-the-day-pet-cloud-by-michael">http://thedailywh.at/post/1021252227/photo-series-of-the-day-pet-cloud-by-michael</a><br />Likecool - Michael Casker<br /><a href="http://www.likecool.com/Michael_Casker--Pic--Gear.html">http://www.likecool.com/Michael_Casker--Pic--Gear.html</a><br />Design You Trust - Pet Cloud<br /><a href="http://designyoutrust.com/2010/08/27/pet-cloud/">http://designyoutrust.com/2010/08/27/pet-cloud/</a>]]></description>
<pubDate>Tue, 31 Aug 2010 00:10:00 +0900</pubDate>
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<title>これから設立される10人以下の新会社のみ、解雇規制をなくしてはどうか</title>
<link>http://mojix.org/2010/08/30/kaiko-jiyuu-gaisha</link>
<description><![CDATA[タグ: <a href="http://mojix.org/tag/%E8%A7%A3%E9%9B%87%E8%A6%8F%E5%88%B6/" title="解雇規制">解雇規制</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9/" title="ビジネス">ビジネス</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E9%9B%87%E7%94%A8/" title="雇用">雇用</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E6%94%BF%E6%B2%BB/" title="政治">政治</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E7%B5%8C%E6%B8%88/" title="経済">経済</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E4%BC%9A%E7%A4%BE/" title="会社">会社</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2/" title="アイディア">アイディア</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E8%80%83%E3%81%88/" title="考え">考え</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E8%B5%B7%E6%A5%AD/" title="起業">起業</a><br /><br />
「これから設立される新会社」で、「正社員が10人以下の会社」のみ、解雇規制をなくすというのはどうだろうか。<br /><br />解雇規制の議論の最大の問題は、解雇規制をなくすとどうなるか、裏を返せば、いま解雇規制があることによってどんなデメリットが生じているかが、そもそも理解されていないということだ。<br /><br />つまり、解雇規制がある状態と、解雇規制がない状態を「比較」できない、ということが最大の問題なのだ。比較できないために、いまの解雇規制がいいと信じる人たちを納得させることができず、「クビを切りたい経営者のポジショントークだろ」というふうに話が矮小化されてしまって、議論というより人身攻撃になりやすい。<br /><br />だから、まず<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A7%8B%E9%80%A0%E6%94%B9%E9%9D%A9%E7%89%B9%E5%88%A5%E5%8C%BA%E5%9F%9F">特区</a>などの形でもいいので、「実際にやってみる」ことで、解雇規制をなくすと、実際にうまくいくことを証明するのがいいと思う。そこでうまくいくことが証明されれば、解雇規制の問題点が一気にわかりやすくなり、緩和・撤廃派の主張に説得力が出るだろう。逆に、それがうまくいかなければ、緩和・撤廃派の主張が間違いだったことが証明されるだろう。<br /><br />しかし特区の場合、それをどの地区にするかがやはり問題になり、その地区の会社に勤める正社員や労働組合、公務員などが大反対して、話が進まないだろう。だから、「これから設立される新会社で、かつ正社員が10人以下の小さな会社」といった範囲であれば、そこで解雇が自由化されることに反対する人は少なく、この「実験」がやりやすいと思う。<br /><br />もしかしたら、これから起業する人の中にも、いまの解雇規制がいいと思っている人がいるかもしれないので、会社の設立時に、解雇規制の適用免除を受けるかどうか、選べるようにしてもいい。その会社が求人するときは、解雇規制の適用免除を受けているかどうか、必ず明示するようにする。そうすれば、その会社に応募する人は、解雇規制に守られたいか、守られたくないかによって、会社を選択できる。解雇規制に守られたい人は、解雇規制の適用免除を受けている会社は選ばないだろう。<br /><br />「解雇規制に守られたくない人なんているのか？」と思う人もいるかもしれない。しかし、少なくとも私が応募する立場であれば、解雇規制に守られたくない。なぜなら、解雇規制に守られるということは、その会社ではどの社員もクビにならないということだから、仕事をしない人、仕事ができない人の分も自分が割を食う、ということを意味しているからだ。<br /><br />経営者の観点でいえば、解雇規制があるかないかで、給料は倍くらい違ってもおかしくないと思う。「解雇規制に守られる」ということは、社員側から見ると、解雇されるリスクを回避できるということなので、そのリスク回避には「コスト」がかかっているのだ。その「コスト」が、給料の安さや、長時間労働などにシワ寄せされているのが、現状の日本である。この「コスト」の仕組みをわかっていない人が多い。「タダメシは絶対にない」という経済の大原則を理解していないために、「解雇規制に守られる」ことが「タダ」だと思っているのだろう。<br /><br />「これから設立される新会社で、かつ正社員が10人以下の小さな会社」に対して、解雇規制が免除されたら、何が起こるだろうか。以下、これに該当する会社を「解雇自由会社」と呼んで、何が起こるかを予想してみよう。
<br /><br />
解雇自由会社は、いつでも自由に解雇できるので、人を気軽に採用できる。職歴・学歴・年齢・性別・国籍などにこだわらず、「この人は何か面白そうだ」「この人は他業界からの転身で、この業界は未経験だが、きっとすごい戦力に化ける」といった直感だけで、どんどん人を採用する。解雇規制のある普通の会社ではなかなか採用されないような「<a href="http://mojix.org/2009/01/30/shuushinkoyou_sabetsu">属性</a>」の人であっても、解雇自由会社は、面白そうな人であればおかまいなしに採用するのだ。<br /><br />解雇自由会社がどんどん採用する人の中には、すごい才能をあらわす人、平凡な人、ぜんぜんダメな人など、いろいろな人がいるだろう。解雇自由会社は自由に解雇できるので、ぜんぜんダメな人は即解雇だ。平凡な人を残すかどうかは、その人の能力の程度や、会社の事情にもよるだろうが、もっと有能な人が来たら、解雇されるかもしれない。<br /><br />こんなふうに、解雇自由会社は冷酷なほど解雇するだろうが、ムダな人を抱えないので早く成長できる。会社が成長すれば、オフィスを借りたり、コンピュータを買ったり、社員が近所でランチを食べたりするので、経済効果が生じる。利益が出れば、国と地方に税金も払う。また成長にあわせて人を雇いつづけるので、どんどん雇用が生まれていく。特に、解雇自由会社で雇う人というのは、普通の会社ではなかなか採ってもらえないけれども、何か光る才能があったり、ユニークな人が多い。隠れた実力があるのに、「属性」がイマイチなため放置されていた、いわば「割安」な人材である。解雇自由会社がなければ、どこにも拾ってもらえなかった人材かもしれない。こういう人に活躍の場が与えられて、会社も利益を得られるので、お互いハッピーになる。<br /><br />しかし残念ながら、解雇自由会社が成長してきて、10人を超えてしまうと、解雇自由でなくなってしまう（「10人以下の会社」というルールにした場合）。よって、この解雇自由会社はどんどん子会社・関連会社などを作り、組織を分散するだろう。これは面倒でもあるが、事業ごとに独立採算制になるし、会社を経営できる人材を育てられる効果もある。また会社が細かい単位に分かれていて、採算もはっきりしているので、Ｍ＆Ａによる会社の譲渡などもやりやすいだろう。<br /><br />このように、「10人以下の会社」という制約によって、解雇自由会社は大企業病に陥ることなく、機敏さを維持しながら、グループ全体として成長できるかもしれない。Ｍ＆Ａなども活発なので、投資資金の出入りも活発になるだろう。いまの日本では、銀行は投資先がなくてカネが余っており、仕方なく国債を買っている状況だが、その余っているカネも投資されるかもしれない。<br /><br />そして、解雇が自由なのであれば、自分も起業しようという人が増えるだろう。普通の会社では、人を雇う場合、その社員と家族の生活をずっと保障する覚悟で採用しなければならない。しかし解雇自由会社では、相性が悪いと思ったらすぐ解雇できるし、応募してくる人も、会社に生活をずっと保障してもらうことを期待していないので、お互い気がラクだ。このように「起業の敷居」が下がるので、大企業に勤めていた人が思い切って独立したり、これまでまったくビジネスに縁のなかった主婦が起業するなど、さまざまな人が起業に挑戦しはじめるだろう。<br /><br />このように、「これから設立される新会社で、かつ正社員が10人以下の小さな会社」だけに限定したとしても、解雇規制をなくすインパクトはきわめて大きく、たくさんの起業と、人材の移動と活用、経済効果が生じるだろう。<br /><br />このようなことが実際に起きれば、解雇規制がある通常の会社から、解雇自由会社に向かって、人材はどんどん移動していくだろう。解雇自由会社のほうが成長していて、給料も待遇も良く、多様で面白い人材が集まっていて、活気があるからだ。そのくらいまで来れば、「解雇規制で守られる」ことを希望する人は少なくなるだろうし、解雇規制という制度が誤っていたことも常識になり、見直しの機運が起きるだろう。<br /><br />そうなる頃には、経済誌で「日本経済復活」特集が組まれ、「解雇自由世代」のベンチャー起業家たちが紙面を飾り、ひきこもりや主婦から世界的起業家へ大化けした人たちのインタビューが載っているかもしれない。<br /><br /><br />関連エントリ：<br />日本では会社と社員が「密結合」であり、人材が「入れ替え可能」な「モジュール」になっていない<br /><a href="http://mojix.org/2010/04/21/nihon_mitsuketsugou">http://mojix.org/2010/04/21/nihon_mitsuketsugou</a><br />終身雇用や日本的経営の是非が問題なのではなく、それを国が強制してしまっていることが問題なのだ<br /><a href="http://mojix.org/2010/01/08/nihon_keiei_kyousei">http://mojix.org/2010/01/08/nihon_keiei_kyousei</a><br />解雇規制は労働者の利益になっているのか？<br /><a href="http://mojix.org/2009/09/24/kaikokisei_rieki">http://mojix.org/2009/09/24/kaikokisei_rieki</a><br />終身雇用は採用時の属性差別を強める<br /><a href="http://mojix.org/2009/01/30/shuushinkoyou_sabetsu">http://mojix.org/2009/01/30/shuushinkoyou_sabetsu</a>]]></description>
<pubDate>Mon, 30 Aug 2010 00:10:00 +0900</pubDate>
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<title>日本に足りないのは「努力」ではなく、「理解」と「勇気」である</title>
<link>http://mojix.org/2010/08/29/nihon-ni-tarinai</link>
<description><![CDATA[タグ: <a href="http://mojix.org/tag/%E8%80%83%E3%81%88/" title="考え">考え</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB/" title="ビジネスモデル">ビジネスモデル</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E6%94%BF%E6%B2%BB/" title="政治">政治</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E7%B5%8C%E6%B8%88/" title="経済">経済</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E6%97%A5%E6%9C%AC/" title="日本">日本</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9/" title="ビジネス">ビジネス</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E7%B2%BE%E7%A5%9E%E8%AB%96/" title="精神論">精神論</a><br /><br />
「国や政治に期待せず、自分自身がしっかりしよう」といった意見をしばしば見かける。<br /><br />これ自体は間違いとは言えないが、いまの日本の状況では、こういう精神論的な見方はあまり有効ではないし、日本人の「政治への無関心」をいっそう加速しかねないところがあると思う。<br /><br />私は日本人の「政治への無関心」こそ、日本の政治をダメにしている最大要因ではないかと考えている。「国や政治に期待せず、自分自身がしっかりしよう」といった意見には、自助努力を説いているだけでなく、「日本の国や政治がダメでも、あきらめよう」という含意を感じる。自助努力が重要なのはその通りなのだが、だから国や政治に無関心でいい、ということにはならない。<br /><br />国や政治がどんな状態であっても、自力で生きる力はあればあるほどよい。これは自明だろう。日本より国や政治の状態がひどい国はたくさんある。そんな国でも、がんばって生きている人がたくさんいる。そんな人たちに比べれば、日本なんていう「ぬるい」国にいるわたしたちは恵まれており、がんばらないとバチが当たるだろう。<br /><br />それはそうなのだが、こういう精神論的な見方というのは、「国や社会のことは考えるな、自分のことだけ考えろ」と言っているのに近いところがある。つまり、国や社会のことは「誰かに任せてしまえ」ということだ。そんな無責任な態度でいいのだろうか？国や政治に「期待」するのは確かに間違いだが、それは国や政治に「無関心」でいい、ということではないはずだ。<br /><br />誰だって、日々の仕事や生活で忙しいし、自分のことだけ考えていたほうが効率的だろう。それに、国や社会について何か意見を発すれば、対立が生じたり、反感を買ったりもする。「処世術」的には、政治については語らないほうがおそらくいいのだろう。しかし、それでいいのだろうか？みんなが「処世術」的に生きてばかりいて、国や政治に「無関心」であることこそ、日本がダメになった原因ではないだろうか？<br /><br />日本の問題の多くは、国民の努力が足りないのではなく、政府が強い規制と高い税金によって、民間をジャマしていることから生じている。「国民が政府に頼っている」という以上に、「政府が国民に頼っている」のだ。わかりやすくいえば、「政府が国民に寄生している」のである。<br /><br />「国や政治に期待せず、自分自身がしっかりしよう」と思った人が、自分で力をつけて、起業したとする。するととたんに、強い規制と高い税金が眼前に立ちはだかるのだ。いくら稼いでも、税金で半分持って行かれる。人を雇ったら解雇できないから、雇えない。国や政治に期待しているわけではないのに、国や政治にジャマされてしまうのだ。<br /><br />日本では万事がこの調子であり、「がんばればがんばるほど報われない」ようなところがある。この日本の不条理な構造は、がんばった人ほどそのカベにぶち当たるので、身体でわかっているだろう。これでは、「がんばる」ことがバカバカしくなってくる。むしろ、「がんばらずに、国に頼ったほうがラクだ」と考えたほうが、合理的かもしれない。<br /><br />日本の問題とは「政府が国民に寄生している」ことであり、これが国民の努力を帳消しにしていて、そのうえ努力するインセンティブを削いでしまっているのだ。<br /><br />「国や政治に期待せず、自分自身がしっかりしよう」といった意見が有効なのは、国や政治の側がまあまあマトモで、いっぽう国民の側がだらしない、という場合だろう。いまの日本は、まったくその反対である。国民はがんばっているのに、国や政治がそれをジャマしているのだ。間違った制度設計のために国が凋落しており、「犠牲者」も少なくない。この現状に対して問題意識を持つことは、国民として当然だろう。<br /><br />日本の国民に非があるほとんど唯一の点が、「政治のことを考えていない」ことなのだ。政治のことを考えていないために、一部の人間が「国を私物化」することを許してしまい、それが国民の努力を無にしていることにも気づかない。そのうえ「国や政治に期待せず、自分自身がしっかりしよう」なんて言うのだから、「国を私物化」している連中は笑いが止まらないだろう。国民が「お人よし」すぎて、「カモ」にされているのだ。
<br /><br />
いまの日本においては、国民に「努力」を説く方向のお説教はほとんど無意味だと思う。「努力」が足りないのではなくて、構造を理解していない「無知」が問題なのだ。あるいは、構造を理解していても「処世術」のために意見を言わないことが問題なのであり、それを超えて意見を言う「勇気」が足りないのだ。<br /><br />「努力」が足りないのではなく、「理解」と「勇気」が足りないというのは、政治にとどまらない、いわば「日本の精神構造」みたいなものかもしれない。これが日本の「ビジネスモデル」にも直結していて、日本経済の成長と衰退にも重なっている気がする。<br /><br />高度成長時代は「重厚長大」産業だったので、大資本や単純労働の集約が有効だった。国を挙げての「努力」というガンバリズムで、一致団結して成功できたわけだ。しかし知識産業の時代になり、労働力の安い新興国も多数出てきている現状では、大資本や単純労働の集約よりも、「有能な個人」をいかに集め、伸ばせるかで勝負が決まる。才能のある人間を伸ばすことをせず、「みんないっしょ」に封じ込める日本方式は、最も希少な資源を潰しているのに等しい。「がんばればがんばるほど報われない」不条理な構造によって、日本は「有能な個人」という最も希少な資源を潰したり、海外に流出させてしまっている。<br /><br />このような構造（制度）を「理解」していないこと、あるいは理解しているのに、それを変革する「勇気」を持っていないことが、日本の衰退をもたらしているのだろう。日本に足りないのは「努力」ではなく、「理解」と「勇気」である。<br /><br /><br />関連エントリ：<br />「内向きの精神論」と「外向きの精神論」<br /><a href="http://mojix.org/2010/06/21/two-seishinron">http://mojix.org/2010/06/21/two-seishinron</a><br />「会社に人が属する」のではなく、「人に会社が属する」時代<br /><a href="http://mojix.org/2010/03/06/hito_kaisha_jidai">http://mojix.org/2010/03/06/hito_kaisha_jidai</a><br />「精神論」より「制度論」を<br /><a href="http://mojix.org/2009/07/19/seishinron_seidoron">http://mojix.org/2009/07/19/seishinron_seidoron</a><br />日本をダメにしたのは誰か<br /><a href="http://mojix.org/2009/05/15/nihon_dame">http://mojix.org/2009/05/15/nihon_dame</a>]]></description>
<pubDate>Sun, 29 Aug 2010 00:10:00 +0900</pubDate>
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<title>500mlの紙パックがマグカップのようになる「持ち手」</title>
<link>http://mojix.org/2010/08/28/milk-carton-handles</link>
<description><![CDATA[タグ: <a href="http://mojix.org/tag/%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3/" title="デザイン">デザイン</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2/" title="アイディア">アイディア</a><br /><br />
TrendHunter - Milk Carton Handles<br />Minna's Handles Remove the Taboo from Drinking Out of the Carton <br /><a href="http://www.trendhunter.com/trends/milk-carton-handles">http://www.trendhunter.com/trends/milk-carton-handles</a><br /><br />500mlの紙パックに直接口をつけて飲むのはやや行儀が悪いので、その「タブー」をなくそうというグッズ。<br /><br /><a href="http://www.trendhunter.com/photos/85732/1"><img src="http://mojix.org/photo/20100828-milk-carton-handles1.jpg" /></a><br /><br /><a href="http://www.trendhunter.com/photos/85732/2"><img src="http://mojix.org/photo/20100828-milk-carton-handles2.jpg" /></a><br />紙パックにこの「持ち手」をつけると‥<br />
<br /><br />
<a href="http://www.trendhunter.com/photos/85732/3"><img src="http://mojix.org/photo/20100828-milk-carton-handles3.jpg" /></a><br />こんなふうに、マグカップのようになる。<br /><br />紙パックの元のかたちをそのまま使いながら、そこに「持ち手」をつけるというアイディアがいい。<br /><br />しかし、これを使って飲んでいる人が本当にいたら、きっと笑わずにはいられない。<br /><br /><br />ネタ元：<br />Gizmodiva - Milk Carton Handles make life easy<br /><a href="http://www.gizmodiva.com/home_improvement/milk_carton_handles_make_life_easy.php">http://www.gizmodiva.com/home_improvement/milk_carton_handles_make_life_easy.php</a>]]></description>
<pubDate>Sat, 28 Aug 2010 00:10:00 +0900</pubDate>
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<title>小沢一郎氏が民主党代表選に出馬　これで民主党分裂は確定、小沢総理誕生か？</title>
<link>http://mojix.org/2010/08/27/ozawa-shutsuba</link>
<description><![CDATA[タグ: <a href="http://mojix.org/tag/%E5%B0%8F%E6%B2%A2%E4%B8%80%E9%83%8E/" title="小沢一郎">小沢一郎</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E9%B3%A9%E5%B1%B1%E7%94%B1%E7%B4%80%E5%A4%AB/" title="鳩山由紀夫">鳩山由紀夫</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E6%94%BF%E6%B2%BB/" title="政治">政治</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E6%B0%91%E4%B8%BB%E5%85%9A/" title="民主党">民主党</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9/" title="ニュース">ニュース</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E8%8F%85%E7%9B%B4%E4%BA%BA/" title="菅直人">菅直人</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E6%97%A5%E6%9C%AC/" title="日本">日本</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E8%80%83%E3%81%88/" title="考え">考え</a><br /><br />
小沢一郎氏が民主党代表選に出馬した。先日「<a href="http://mojix.org/2010/08/20/minshu-ozawa">ぜひ出馬してもらいたい</a>」と書いた私だが、ほんとうに出馬するとは思っていなかった。私と同じく、出馬しないと思っていた人がやはり多かったようで、驚きの声がひろがっている。<br /><br />菅氏側につくかのように報じられていた鳩山元総理が小沢氏支持に回り、これで小沢氏は出馬を決心したらしい。ずっと黒幕だった小沢氏だが、人生の最後に自ら立つ決意をしたのだろう。<br /><br />この小沢氏出馬により、菅氏と小沢氏のどちらが勝っても、少なくとも民主党分裂は確定だろう。これは間違いなく日本の政界再編につながるので、グッドニュースだ。私は特に小沢氏を支持しているわけではないが、民主党はきちんと分裂したほうがいいと思っているので、小沢氏の出馬を歓迎する。<br /><br />議員票からいうと小沢氏側が有利だそうで、小沢総理誕生の可能性も高まってきた。これは面白い。<br /><br />以下、asahi.comから関連するニュースを時系列にいくつか拾ってみた。<br /><br />asahi.com - 小沢氏、民主党代表選出馬の方向　２６日にも表明へ（2010年8月26日3時1分）<br /><a href="http://www.asahi.com/politics/update/0826/TKY201008250519.html">http://www.asahi.com/politics/update/0826/TKY201008250519.html</a><br /><br /><a href="http://www.asahi.com/politics/update/0826/TKY201008250519.html"><img src="http://mojix.org/photo/20100827-ozawa1.jpg" /></a><br />民主党の国会議員らから出馬要請を受け、笑顔の小沢一郎前幹事長（中央）＝２５日夕、東京・永田町、細川卓撮影<br /><br />＜民主党の小沢一郎前幹事長は２５日、９月の党代表選に立候補する方向で最終調整に入った。早ければ２６日にも表明する。菅直人首相が「脱小沢」路線から転換する見通しがなく、挙党態勢を目指した鳩山由紀夫前首相の仲介も不調に終わったことを踏まえて判断した。党内最大勢力を率いる小沢氏が首相と対決すれば、党を二分する激しい選挙戦となるのは必至だ＞。<br /><br />＜小沢氏は２４日夜、鳩山氏と会談した際、出馬回避の条件として、仙谷由人官房長官らの更迭を含めた「脱小沢」路線の撤回を求めたとされる。小沢氏としては、鳩山氏の調整が不調に終わったことで、菅首相が挙党態勢を構築する可能性はないと判断し、立候補する方向になった＞。<br /><br />＜小沢氏は、７月の参院選で消費増税を打ち出し、昨年の衆院選マニフェストを修正した菅首相に対する批判的な発言を続けてきた。米軍普天間飛行場の移設問題でも沖縄県内への移設を決めた日米合意を批判しており、代表選では、消費税と普天間問題を争点に掲げる構えだ＞。<br /><br />asahi.com - 小沢氏「不肖の身であるが出馬決意」　民主代表選（2010年8月26日11時0分）<br /><a href="http://www.asahi.com/politics/update/0826/TKY201008260095.html">http://www.asahi.com/politics/update/0826/TKY201008260095.html</a><br /><br /><a href="http://www.asahi.com/politics/update/0826/TKY201008260095.html"><img src="http://mojix.org/photo/20100827-ozawa2.jpg" /></a><br />鳩山由紀夫前首相との会談を終え、出馬を表明する民主党の小沢一郎前幹事長＝２６日午前８時２３分、東京都港区、金子淳撮影<br /><br />＜民主党の小沢一郎前幹事長が２６日朝、鳩山由紀夫前首相と会談後に記者団に語った内容は、以下の通り。<br />　「今、鳩山総理と、前総理とお話をして参りました。鳩山総理からは、前総理からは『お前が代表選に出馬を決断をするならば、自分としては全面的に協力し、支援していきたい』というお話をいただきましたので、今日ただいま、鳩山前総理の前で、不肖の身でありますけれども、代表選に出馬する決意をいたしました。今後ともよろしくお願い致します。後で、今日は、ちょっと……」＞
<br /><br />
asahi.com - 鳩山前首相「小沢氏を応援するのが大義」（2010年8月26日11時0分）<br /><a href="http://www.asahi.com/politics/update/0826/TKY201008260100.html">http://www.asahi.com/politics/update/0826/TKY201008260100.html</a><br /><br /><a href="http://www.asahi.com/politics/update/0826/TKY201008260100.html"><img src="http://mojix.org/photo/20100827-hatoyama.jpg" /></a><br /><br />＜――小沢さんが出馬の意向を固めたと<br />　「うん。その通りです。昨日の菅総理との会談の模様をたずねられたので、私のほうから概要を申し上げました。その結果『それならば、民由合併の時からの同志としての協力が得られるならば出馬をしたい』というご意向を述べられたところであります」<br />　――鳩山前総理が全面的に支持をする？<br />　「私は……、私の一存で、小沢先生には民主党に入って頂いたと。その経緯からして私としては応援をすると。それが大義だと思っています」<br />　――これまでは菅総理支持だった。<br />　「常に、今政権として行動しておられる総理に対して、民主党の一議員として応援するのは当然だという意味で申し上げてきました」＞<br /><br />あいかわらず、天然なのか策略なのかわからない、八方美人的でふわふわした鳩山氏である。おそらく悪い人ではないと思うが、やはり一国の代表にはまったくふさわしくない人だったと思う。<br /><br />asahi.com - 小沢氏出馬「最悪の事態」　菅首相支持議員に衝撃（2010年8月26日13時31分）<br /><a href="http://www.asahi.com/politics/update/0826/TKY201008260193.html">http://www.asahi.com/politics/update/0826/TKY201008260193.html</a><br /><br /><a href="http://www.asahi.com/politics/update/0826/TKY201008260193.html"><img src="http://mojix.org/photo/20100827-kan.jpg" /></a><br />首相官邸に到着した菅直人首相＝２６日午前８時２０分、飯塚悟撮影<br /><br />＜民主党の小沢一郎前幹事長の党代表選への立候補表明に、菅直人首相の再選を支持する議員らの間に２６日、驚きと衝撃が広がった。<br />　仙谷由人官房長官は首相官邸で記者団に「全然聞いていない」。首相側近の荒井聰国家戦略相はうつむき加減で「びっくりしている」と語った。玄葉光一郎政策調査会長は「代表選より予算の方が大事だ」と平静さを装うが、ある省の政務三役の一人は「ガチンコ勝負になった。仕事にならない」と嘆いた＞。<br /><br />この「仕事にならない」というコメントがいい。大変なことが起きたという実感がこもっている。<br /><br />＜首相側近は「首相は完全にファイティングポーズだ。『この代表選は、民主党が本当の民主党になれるかの分水嶺（ぶんすいれい）だ』と思っている」と対決姿勢。菅首相を支える議員グループの若手衆院議員も「望むところだ。堂々と戦う。小沢氏と手を握った瞬間に菅氏は終わりだ」と息巻いた。別の側近議員は「３カ月前に責任をとって（幹事長を）辞めた人が立候補するというのはいかがなものか」と小沢氏を牽制（けんせい）した。<br />　ただ、小沢氏は党内最大勢力を率いるだけに、グループ内からは「最悪の事態だ。民主党崩壊の始まりだ」（ベテラン）と党分裂への懸念も出ている。首相周辺も「首相は負けないと思うが、心配なのはその後。小沢氏をどう処遇するか」と漏らした。<br />　首相支持を公言していた鳩山由紀夫前首相が一転して小沢氏支持を打ち出したことについて、寺田学首相補佐官は２５日の首相と鳩山氏との会談に触れ「党運営で親身なアドバイスがあったようなので、意外に思う」と語った＞。<br /><br />党内の議員勢力でいうと小沢氏有利だとしても、党員レベルではわからないし、国民レベルではむしろ小沢氏が不利だろう。国民は票を入れるわけではないが、国民に人気のない小沢氏を代表に選べば民主党政権が危うくなる可能性もあるので、それが票の行方に影響するだろう。トータルに考えると、かなりいい勝負になるのではないか。<br /><br />asahi.com - 野党側、小沢氏出馬に批判と警戒感（2010年8月26日13時31分）<br /><a href="http://www.asahi.com/politics/update/0826/TKY201008260220.html">http://www.asahi.com/politics/update/0826/TKY201008260220.html</a><br /><br />＜民主党代表選への小沢一郎前幹事長の出馬表明に、野党から反応が相次いだ。政治とカネの問題で幹事長を辞めたばかりの小沢氏の再登場を批判する一方で、菅直人首相との一騎打ちが民主党分裂、さらには政界再編のきっかけになるのではと身構えている。<br />　自民党の谷垣禎一総裁は２６日午前、記者団に対し「参院選前に退いた方がまた挑戦するのはどういうことか」と批判。ただ、「どういう結論が出るか、かたずをのんで見守る」とも語った。<br />　ある党幹部は「民主党が分裂すれば政界再編だ。自民党がまとまれば主導権を握れる。引き締めないと」。別の党幹部は「権力闘争だから自民党もどうなるかわからん」と、政界の流動化が自民党に波及することを警戒する。 <br />　社民党では小沢氏出馬への評価が割れた。福島瑞穂党首は「誰が代表でも是々非々で」と語ったが、ある党幹部は「政治とカネの問題で（幹事長を）辞めたばかりの人が首相になるのはあり得ない」。一方、別の党幹部は「いまの民主党政権は頭でっかちで何もできない。小沢さんしかいない」と述べた。<br />　たちあがれ日本の園田博之幹事長は、民主党代表選が政界再編の契機になることが「望ましい」と指摘した。新党改革の舛添要一代表は「小沢氏は首相になれば説明責任が出てくるので大変良い」と語った＞。<br /><br />この野党幹部の反応を伝えたニュースはおもしろい。誰も小沢出馬を予想していなくて、野党的なきびしいコメントを言いつつも、正直うろたえている感じだ。今後どうなるかはわからないが、少なくとも政界再編になるという見方ではおおむね一致しているようだ。私もそう思う。<br /><br />asahi.com - 「決着いいこと」「亀裂深まる」小沢氏出馬に民主議員ら（2010年8月26日19時30分）<br /><a href="http://www.asahi.com/politics/update/0826/TKY201008260388.html">http://www.asahi.com/politics/update/0826/TKY201008260388.html</a><br /><br />＜次の首相を事実上決める民主党代表選に、小沢一郎・前幹事長が２６日朝、立候補を表明した。自身をめぐる政治とカネの問題がくすぶり続ける中で、菅直人首相と全面対決する決断に、同党の国会議員らには衝撃が広がっている。一方、街では批判的な声が目立った＞。<br /><br />＜「誰であっても代表選はやるべきだと思っていた。菅さんも小沢さんも、代表選を通じて政治理念を主張したらいいと思う」。滝実衆院議員（奈良２区）も、小沢氏の立候補を歓迎した。小沢氏の政治とカネの問題については「クロと決まったわけでない。代表への障害にはならない」。菅首相については「６月以降、やりたいことがよく見えない。参院選敗北についての責任についても説明がないと思う」と述べた。<br />　一方、官邸には同日午前、同党の１年生議員約１０人が訪れ、菅首相に政策の要望を伝えた。その１人で１期目の花咲宏基衆院議員（比例中国）は「代表選で決着をつけることはいいことだ」と前向きに受け止めた。これまで小沢グループと菅首相支持派が対立し、党内が混迷気味だったと感じている。<br />　１９日に鳩山由紀夫前首相の別荘で開かれた会合に小沢氏が参加すると、花咲議員の地元事務所には「小沢さんが首相になるなら党員を辞める」という電話が数本あった。支持者の９割は「小沢さんは政治とカネの問題を説明できていない」という意見のため、花咲議員は現時点では菅首相を支持する考えだという＞。<br /><br />この花咲議員の率直な発言は貴重だ。民主党内の議員が＜小沢グループと菅首相支持派が対立し、党内が混迷気味だった＞と感じているのだ。外から見てもそうだが、内部でもそうだったわけだ。やはり民主党はちゃんと分裂したほうがいい。<br /><br />＜「非常にまずい状況になってしまった。党内の亀裂が深まる」。テレビで小沢氏の立候補を知った小川敏夫参院議員（東京選挙区）は嘆いた。首相周辺のかたくなな「脱小沢」の姿勢が、小沢氏の決断を招いたと感じているという。「菅氏が勝っても小沢グループの協力が得にくくなり、政権運営は困難になる。小沢氏が当選すれば、政治とカネの問題で野党から集中砲火を浴びる。どちらが勝っても党は苦境に陥る」<br />　議員会館にいた高松和夫衆院議員（比例東北）も「国会運営や経済など色々と大変な時期なのに、どうして挙党態勢がとれなかったのか」と残念がった。「菅さんの方が譲るものは譲らないといけなかった。党内に１５０人もいる小沢さんのグループを敵に回して、どうするのか」<br />　岡本英子衆院議員（神奈川３区）は「党員・サポーターが入ってできる８年ぶりの党首選。無投票で決まるよりいい」。松浦大悟参院議員（秋田選挙区）は「古い政治に戻るのではなく、しっかりと政策を戦わせて欲しい」と話した＞。<br /><br />民主党内にも、分裂は困るという人と、しっかり戦うべきという人がいるようだ。実質は分裂しているのに、数の論理だけで無理にくっついて多数派を維持されても、国民が迷惑である。ぜひきちんと分裂してほしい。<br /><br /><a href="http://mojix.org/2010/08/20/minshu-ozawa">先日のエントリ</a>でも書いたように、私は小沢氏について、「政治とカネ」とか「グレー」が問題だとは思わないが、「政策がよくわからない」のが問題だと思っている。<br /><br />小沢氏は選挙のプロとして、おそらくたくさんの政治家を世話して当選させてきたのだろう。小沢氏はきっと、一般に思われているほどコワモテではなく、情にあつい人で、それゆえに小沢氏を「師」「恩人」と仰ぐ政治家が少なくないのであろう。それは私にもわかる。しかし、そういう「世話」「恩」に対して報いるというかたちで小沢氏を担ぐことは、政治家として正しい行動だろうか。小沢氏というのは、そのような互恵的関係、「つながり」によっていまの地位を得たのだろうと私には思える。その小沢氏が、民主党の代表選に出馬し、総理になる可能性も見えてきたわけだ。<br /><br />国民に対して「政策」を直接訴えることをせずに、「世話」「恩」「つながり」によって、もし小沢氏が総理までのぼり詰めることができたら、それは日本という国が、そういう国だということの証明になるだろう。鳩山元総理は、小沢氏を支持することが「大義」だと語っているが、これは象徴的だと思う。<br /><br />民主党の議員だけでなく、他の党の政治家にも、そして<a href="http://mojix.org/2009/12/26/dobuita_senkyo">有権者にも</a>、真に国民のためになる「政策」を理詰めで考えるというより、「世話」「恩」「つながり」のようなもので票を入れてしまう人が、少なからずいる。そういう「身内びいき」の姿勢が、日本をダメにしてきたのだ。政治で「身内びいき」をやることは、共謀して「国を私物化」することに等しい。<br /><br />「政策」の観点で言えば、<a href="http://mojix.org/2009/12/17/takenaka_kan">菅氏の打ち出す「政策」は間違っており</a>、その意味では「小沢総理」になったほうが、日本がよくなる可能性はあると思う。しかし、菅氏は少なくとも「政策」を自分で理解しようとしており、かつそれを国民に対してつねに訴えている。私は菅氏の「政策」には賛同できないが、政治家としての姿勢は筋が通っており、まったく「やましさ」を感じない。<br /><br />このように、私としては小沢氏と菅氏のどちらも支持できない感じで、複雑な思いがある。しかし少なくとも、両氏がガチンコで対決して、民主党が分裂し、政界再編が起きることは大歓迎だ。この気持ちは、ちょうど昨年の総選挙で、決して民主党の政策を支持するわけではないが、<a href="http://mojix.org/2009/08/31/seiken_koutai">政権交代すること自体はいいと思った</a>という、あのときの感じに似ている。<br /><br /><br />関連エントリ：<br />民主代表選、小沢氏出馬論強まる　民主党は小沢派と反小沢派に早く分裂してほしい<br /><a href="http://mojix.org/2010/08/20/minshu-ozawa">http://mojix.org/2010/08/20/minshu-ozawa</a><br />ドブ板選挙は「コネ採用」みたいなものだ<br /><a href="http://mojix.org/2009/12/26/dobuita_senkyo">http://mojix.org/2009/12/26/dobuita_senkyo</a><br />「政権交代」の勝利<br /><a href="http://mojix.org/2009/08/31/seiken_koutai">http://mojix.org/2009/08/31/seiken_koutai</a><br />日本国民は「チェンジ」を支持している<br /><a href="http://mojix.org/2009/07/14/japan_change">http://mojix.org/2009/07/14/japan_change</a>]]></description>
<pubDate>Fri, 27 Aug 2010 00:10:00 +0900</pubDate>
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<title>セーフティネットは必要だが、市場を規制してもセーフティネットにはならない</title>
<link>http://mojix.org/2010/08/26/safety-net-and-market</link>
<description><![CDATA[タグ: <a href="http://mojix.org/tag/%E5%B8%82%E5%A0%B4/" title="市場">市場</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%83%95%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88/" title="セーフティネット">セーフティネット</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E6%94%BF%E6%B2%BB/" title="政治">政治</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E8%A8%AD%E8%A8%88/" title="設計">設計</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E7%B5%8C%E6%B8%88/" title="経済">経済</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E6%97%A5%E6%9C%AC/" title="日本">日本</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E8%80%83%E3%81%88/" title="考え">考え</a><br /><br />
WEBRONZA : SYNODOS JOURNAL - ミネラルウォーターと保育園（鈴木亘）2010年08月24日<br /><a href="http://webronza.asahi.com/synodos/2010082300006.html">http://webronza.asahi.com/synodos/2010082300006.html</a><br /><br />＜いま、ここに120円のペットボトルのミネラルウォーターがあります。今日もとても暑く、わたしはこのミネラルウォーターを120円で買えることに心から満足をしておりますし、他の人びともやはり満足して買ったに違いありません（そうでない人はそもそも買わないから）。<br />　一方、この水を売っている企業も、やはり、利潤を上げて満足しているに違いません（利潤が上がっていなければ、そもそも企業が存続していないから）。これがわれわれの生きている資本主義経済、もしくは市場経済というものであり、水の需要者（消費者）と供給者（販売企業）がともに、市場によるこの取引によって利益を上げて、効率的に社会が運営されています。<br />　ところが、ここで与党の政治家達が、「たかが水に120円もの高い価格をつけるとはケシカラン。低所得者にとって120円は高すぎるではないか。水は生活にとって必需品であるし、低所得者等が安心して購入できるためにも、ペットボトルの水は10円にすべきである」と主張して、ミネラルウォーターの価格を低く固定する「価格統制策」を実施したとしましょう。<br />　しかし、低所得者向けのミネラルウォーターの価格が10円なのに対して、中・高所得者向けの価格が120円では、あまりに差が大きく不公平です。そこで、中・高所得者向けの価格も30円と、大幅に安くしてしまいました＞。<br /><br />保育園問題の第一人者である鈴木亘氏が、ミネラルウォーターにたとえて問題を説明した記事。これはわかりやすい。<br /><br />政府が市場に介入し、価格統制や参入規制、認可などをやりはじめると、<br /><br />１）　市場が機能しなくなる<br />２）　政府側のコストが増え、税金が使われる<br /><br />という２重のデメリットがある。この構造は、保育園だけでなく、どこにでもある。<br /><br /><a href="http://mojix.org/2010/08/24/kubikiri-market">解雇規制の話</a>と同様、この保育園の問題も、「市場」と「セーフティネット」という役割の異なるものを混同し、市場を規制することでセーフティネットになるとカンチガイした結果、市場とセーフティネットのどちらも機能しなくなるという例だろう。<br /><br />市場とセーフティネットの違いを区別できていないから、セーフティネットが必要だという理由で、市場への介入が正当化されてしまうのだ。<br /><br />セーフティネットはたしかに必要だが、市場を規制してもセーフティネットにはならない。市場は自由にして、セーフティネットは市場の「外側」に置くのが正しい「社会設計」である。<br /><br />いまの日本の問題は、正しい社会設計を知らない政治家が社会を設計しているために生じている。それは単に無知な場合もあるし、利権を得るために確信犯的にやっている場合もある。<br /><br />いずれにせよ、国民もある程度は正しい社会設計について理解しなければ、正しい社会設計ができる政治家を選ぶことができない。<br /><br />国民と政治家の関係は、<a href="http://mojix.org/2009/05/05/kokumin_seiji">施主と建築家の関係に似ている</a>。正しい設計ができない政治家も悪いが、そんな政治家に頼んだ国民も悪いのだ。<br /><br /><br />関連エントリ：<br />経営者の「クビ切り」をするのは「市場」である<br /><a href="http://mojix.org/2010/08/24/kubikiri-market">http://mojix.org/2010/08/24/kubikiri-market</a><br />リチャード・カッツ「反成長的な慣行を社会的なセーフティネットと所得配分政策に置き換えよ」<br /><a href="http://mojix.org/2010/01/13/hanseichou_safetynet">http://mojix.org/2010/01/13/hanseichou_safetynet</a><br />日本をダメにしたのは誰か<br /><a href="http://mojix.org/2009/05/15/nihon_dame">http://mojix.org/2009/05/15/nihon_dame</a>
<br /><br />
]]></description>
<pubDate>Thu, 26 Aug 2010 00:10:00 +0900</pubDate>
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<title>スター・ウォーズ・ヨガ</title>
<link>http://mojix.org/2010/08/25/star-wars-yoga</link>
<description><![CDATA[タグ: <a href="http://mojix.org/tag/%E7%AC%91%E3%81%84/" title="笑い">笑い</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%A9/" title="キャラ">キャラ</a><br /><br />
You Will Not Believe - Star Wars Yoga<br /><a href="http://www.youwillnotbelieve.us/pursuits/category/star-wars-yoga">http://www.youwillnotbelieve.us/pursuits/category/star-wars-yoga</a><br /><br />映画『<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%BA">スター・ウォーズ</a>』に出てくるマシンやキャラが、ヨガのポーズになった。<br /><br /><a href="http://www.youwillnotbelieve.us/pursuits/category/star-wars-yoga"><img src="http://mojix.org/photo/20100825-tie-fighter-advanced_full.jpg" /></a><br /><br /><a href="http://www.youwillnotbelieve.us/pursuits/category/star-wars-yoga"><img src="http://mojix.org/photo/20100825-x-wing-extended.jpg" /></a>
<br /><br />
<a href="http://www.youwillnotbelieve.us/pursuits/category/star-wars-yoga"><img src="http://mojix.org/photo/20100825-collapsed-at-at.jpg" /></a><br /><br /><a href="http://www.youwillnotbelieve.us/pursuits/category/star-wars-yoga"><img src="http://mojix.org/photo/20100825-half-father.jpg" /></a><br /><br /><a href="http://www.youwillnotbelieve.us/pursuits/category/star-wars-yoga"><img src="http://mojix.org/photo/20100825-downward-wookie.jpg" /></a><br /><br /><a href="http://www.youwillnotbelieve.us/pursuits/category/star-wars-yoga"><img src="http://mojix.org/photo/20100825-speeder_bike.jpg" /></a><br /><br /><a href="http://www.youwillnotbelieve.us/pursuits/category/star-wars-yoga"><img src="http://mojix.org/photo/20100825-reclined_jabba.jpg" /></a><br /><br /><br />ネタ元：<br />Think.BigChief. - Star Wars relaxing yoga poses<br /><a href="http://think.bigchief.it/articles/2010/08/23/star-wars-relaxing-yoga-poses/">http://think.bigchief.it/articles/2010/08/23/star-wars-relaxing-yoga-poses/</a>]]></description>
<pubDate>Wed, 25 Aug 2010 00:10:00 +0900</pubDate>
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<title>経営者の「クビ切り」をするのは「市場」である</title>
<link>http://mojix.org/2010/08/24/kubikiri-market</link>
<description><![CDATA[タグ: <a href="http://mojix.org/tag/%E8%A7%A3%E9%9B%87%E8%A6%8F%E5%88%B6/" title="解雇規制">解雇規制</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E5%B8%82%E5%A0%B4/" title="市場">市場</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E8%80%83%E3%81%88/" title="考え">考え</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E5%8A%B4%E5%83%8D/" title="労働">労働</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E9%9B%87%E7%94%A8/" title="雇用">雇用</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%83%95%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88/" title="セーフティネット">セーフティネット</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E6%94%BF%E6%B2%BB/" title="政治">政治</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E7%B5%8C%E6%B8%88/" title="経済">経済</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E6%97%A5%E6%9C%AC/" title="日本">日本</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9/" title="ビジネス">ビジネス</a><br /><br />
昨日のエントリ「<a href="http://mojix.org/2010/08/23/kaikokisei-bottleneck">解雇規制による硬直的な労働市場こそ、日本経済が浮上できない最大の原因である</a>」に対して、<a href="http://b.hatena.ne.jp/entry/mojix.org/2010/08/23/kaikokisei-bottleneck">はてなブックマーク</a>で<br /><br />・人材の価値を正しく判断できない経営者に、自由に解雇させていいのか？<br />・ダメな経営者こそクビ切りされるべきでは？<br /><br />といった趣旨のコメントがあった。<br /><br />私はこれまで、「解雇規制をなくせ」という趣旨のエントリを<a href="http://mojix.org/tag/%E8%A7%A3%E9%9B%87%E8%A6%8F%E5%88%B6/">たくさん書いてきた</a>が、それに対して必ず返ってくる典型的な反論のパターンがいくつかあり、これもそのひとつである。こう考える人はほかにもいると思うので、昨日の補足を兼ねて書いてみたい。<br /><br />このような見方が出てくること自体が、現状では正社員が保護されすぎて「市場」から隔離されているために、労働者の「常識」というものが、「市場」とズレてしまっていることを示していると思う。<br /><br />経営者を「クビ切り」するのは、ほかでもない「市場」である。ダメな経営をしていれば、その会社はすぐに傾き、倒産するだろう。そうなれば、その経営者は当然食いっぱぐれる。ダメな経営をしていたので、「市場」から「クビ」を宣告されたのだ。<br /><br />これは経営者に限らず、あたり前のことだ。価値あるものを世の中に提供すれば、それをお金を出して買いたいという人があらわれる。価値あるものを提供できなければ、お金が入ってこないので、食いっぱぐれる。これが「市場」だ。<br /><br />お店に行って、欲しくもないものをわざわざ買う人はいない。誰だって、<a href="http://mojix.org/2009/11/25/what_is_market">自分の欲しいものだけを買い、自分の欲しくないものは買わない</a>。みんなそうである。これが「市場」だ。<br /><br />「市場」とは、ひとりひとりの「買う」「買わない」という判断がたくさん集まったものである。もし、あなたが提供する商品やサービスを「買う」という人があらわれなければ、あなたにはお金が入ってこないし、食いっぱぐれる。それが「市場」だ。<br /><br />厳しいだろうか？しかし、その「市場」というものは、あなたが日々おこなっている「買う」「買わない」という判断、そういう判断がたくさん集まったものなのだ。「市場」が厳しいと思うならば、あなたの「買う」「買わない」という判断は厳しくないかどうか、考えてみてほしい。<br /><br />昨日のエントリにも書いたが、「タダメシは絶対にない」というのが経済の鉄則である。代金を払わずにメシを食えないのと同じように、何らかの価値を提供することなしに、お金が入ってくることはありえない。それも、「これはとても価値があります」といくら主張したところで、それにお金を出して買う人が１人もあらわれなければ、お金は入ってこない。「オレは才能がある」とうぬぼれるミュージシャンが、売れないことでいくら世間を呪っても、お金を出して買う人がいなければ、お金は入ってこない。それが「市場」だ。<br /><br />労働者は、企業に対して「労働サービス」を売り、その代金として給料を得ている。花屋が花を売り、豆腐屋が豆腐を売り、ラーメン屋がラーメンを売っているのと同じように、労働者は「労働」を売っているのだ。いまの日本では、企業の側から正社員を解雇できないように規制している。企業が労働者から「労働サービス」を買うならば、一生買い続けることを強制されているのだ。いわば、「労働サービス」がバラ売りされておらず、<a href="http://mojix.org/2010/03/10/shougai_keiyaku">４０年分のまとめ買い</a>しか許されていないのと同じだ。<br /><br />花や、豆腐や、ラーメンであれば１つから買えるのに、正社員の「労働サービス」は、４０年分まとめ買いしなければならないのだ。だから、正社員の雇用が出てこないのである。解雇規制によって労働者を「保護」したつもりが、「４０年分のまとめ買い」を企業に強制することによって、企業が「労働サービス」を買いたくても買えなくしているのだ。<br /><br />解雇規制をなくし、解雇を自由にすれば、「労働サービス」を自由な単位で売買できるようになる。「市場」というのは本来、そのような自由な取引からなるものだ。そして、「労働サービス」を自由な単位で売買できるようになれば、「労働サービス」は現状よりももっと「売れる」。つまり、雇用はもっと「増える」のだ。
<br /><br />
あなたがお気に入りの店、例えばいつも行くラーメン屋があるとして、それは一生そのラーメン屋に通うことを強制されているからではなくて、いつも行きたくなるくらい、そのラーメンがおいしいからだろう。価値あるものを世の中に提供すれば、強制しなくても、買い手はあらわれるし、毎日のように通うお客さんも出てくる。<br /><br />雇用も同じだ。良い「労働サービス」を提供できる労働者は、解雇規制などなくても、会社は解雇しないし、むしろ給料や待遇をさらに上げるだろう。なぜならば、そんなにいい「労働サービス」であればウチも欲しいと思う会社があらわれて、もっと給料を出すからウチに来いという引き抜きがかかるからだ。<br /><br />引き抜きがかかるようなスター人材でなく、ごく普通の労働者であっても、会社はすぐにクビにするわけではない。会社の判断基準とは、その人材の稼ぎや働き、人材価値が、払っている給料・かかっているコストに釣り合っているかどうか、つまり「ペイしているかどうか」がすべてである。スター人材でなくても、少しでもペイしていて、トータルでプラスの価値を会社に生んでいれば、会社はその人をクビにする理由がない。<br /><br />では、どの会社からもクビにされ、行き場のなくなった失業者はどうするのか。こういう人はもちろん、セーフティネットで救う必要がある。しかし現状の日本では、そのセーフティネットを政府が提供するのではなく、民間企業に「泣いてもらう」というかたちになっている。これは例えば、飲食店に対して「ホームレスが来たら、タダで食わせてやりなさい」と強制しているのに近い。こういう「関係の強制」というのはまずいやり方であり、社会に不満が溜まる。解雇規制というものは、この「民間企業へのセーフティネット押しつけ」という意味が大きい。この規制が、労働市場を「市場」でないものにしてしまっているのだ。<br /><br />「セーフティネット」と「市場」は役割が異なるので、はっきり区別すべきものだ。「市場」は自由にして価値を創出させ、そこからこぼれた人材を「セーフティネット」で救い、「市場」に送り返す、というのが正しい「社会設計」である。<br /><br />しかし現状の日本では、「市場」を規制して「強者」を不自由にすることで、「セーフティネット」の代わりだとカンチガイしてしまっている。これでは、「市場」が硬直化して経済が沈下していく上に、「セーフティネット」もまともに機能しない。実際、「セーフティネット」のつもりの解雇規制は、正社員は保護するかもしれないが、真の弱者である非正規社員やフリーター、失業者は保護しないどころか、再就職のチャンスを奪い、とことん排除する仕組みになってしまっている。「セーフティネット」どころか、いわば「<a href="http://mojix.org/2009/04/04/kaikokisei_yoshin">身分制度</a>」が合法化されているようなものではないか。<br /><br />「ともかく解雇はダメだ」という感情論は、いまの日本の問題をひとつも解決できないし、むしろ問題を強化し、弱者をさらに追い落としてしまう。解雇規制の緩和論者は、この「いま起きている問題」を重視して、これを解決しようとしている。緩和論を否定して解雇規制を支持するならば、この「いま起きている問題」をどう解決するかの代替案を示さなければ無責任だし、結果として「抵抗勢力」と同じではないだろうか。<br /><br /><br />関連エントリ：<br />解雇規制による硬直的な労働市場こそ、日本経済が浮上できない最大の原因である<br /><a href="http://mojix.org/2010/08/23/kaikokisei-bottleneck">http://mojix.org/2010/08/23/kaikokisei-bottleneck</a><br />労働者は「労働サービス」の提供者であり、その意味では「経営者」である<br /><a href="http://mojix.org/2010/03/18/worker_service_provider">http://mojix.org/2010/03/18/worker_service_provider</a><br />解雇規制が生み出す「巨大な生涯契約」の構造　企業の「負債」、正社員の「債権」<br /><a href="http://mojix.org/2010/03/10/shougai_keiyaku">http://mojix.org/2010/03/10/shougai_keiyaku</a><br />市場とは「自分の欲しいものにしかカネを出さない人の集まり」である<br /><a href="http://mojix.org/2009/11/25/what_is_market">http://mojix.org/2009/11/25/what_is_market</a>]]></description>
<pubDate>Tue, 24 Aug 2010 00:10:00 +0900</pubDate>
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<title>解雇規制による硬直的な労働市場こそ、日本経済が浮上できない最大の原因である</title>
<link>http://mojix.org/2010/08/23/kaikokisei-bottleneck</link>
<description><![CDATA[タグ: <a href="http://mojix.org/tag/%E8%A7%A3%E9%9B%87%E8%A6%8F%E5%88%B6/" title="解雇規制">解雇規制</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E5%8A%B4%E5%83%8D/" title="労働">労働</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E9%9B%87%E7%94%A8/" title="雇用">雇用</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E6%94%BF%E6%B2%BB/" title="政治">政治</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E5%9F%8E%E7%B9%81%E5%B9%B8/" title="城繁幸">城繁幸</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E6%97%A5%E6%9C%AC/" title="日本">日本</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E8%80%83%E3%81%88/" title="考え">考え</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E6%B1%A0%E7%94%B0%E4%BF%A1%E5%A4%AB/" title="池田信夫">池田信夫</a><br /><br />
池田信夫blog - 最悪の時はこれからだ<br /><a href="http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51470391.html">http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51470391.html</a><br /><br />＜来週の週刊ダイヤモンドの特集は「解雇解禁」。といっても解雇が解禁されたわけではなく、解雇規制を解禁せよというキャンペーンだ。内容は、当ブログでも論じてきたように、中高年のノンワーキングリッチを過剰保護する解雇規制（および司法判断）が若年失業率を高め、世代間の不公平を拡大しているという話である＞。<br /><br />これは画期的な特集だろう。城繁幸氏もこのダイヤモンドの特集に言及し、＜<a href="http://blog.goo.ne.jp/jyoshige/e/e5e4bb63377e30a42cb6aac87f1c0494">メディアでこの主張をすることは、既にタブーではなくなった</a>＞と書いているが、たしかにそう思う。<br /><br />私もこのブログで解雇規制について<a href="http://mojix.org/tag/%E8%A7%A3%E9%9B%87%E8%A6%8F%E5%88%B6/">しばしば書いてきた</a>が、書くたびにいつも反発が起きることは変わらないものの、特にこの１年くらいで理解がひろがってきたという実感がある。こういう「タブー」的なテーマは、マスコミであまり採り上げられないので、<a href="http://mojix.org/2010/07/20/tahara-taboo">ネットが果たす役割は小さくない</a>。<br /><br />池田信夫氏や城繁幸氏は、このテーマに関しては規制緩和派（解雇規制反対派）の筆頭格とも言える代表的な論者だが、両氏とも著書や雑誌などの紙媒体で書くだけでなく、ネットでも精力的に意見発信をおこない、つねに賛否両論の反応を巻き起こしている。解雇規制のようにタブー的なテーマの場合、まずそれに注目してもらい、問題の構造に気づいてもらうことが重要なので、両氏のような論者がネットでも活躍していることの意味は大きい。こういうテーマは、学会や専門家のあいだだけで知られていてもまるで意味がなく、一般人を巻き込み、多くの人に自分で考えてもらうことに意味がある。<br /><br />しかし、ネットレベルでは普通に論じられるようになってきた解雇規制というテーマも、政治家にとってはいまだにタブーである。池田氏はこう書いている。<br /><br />＜おまけに、どの党も選挙民の反発を恐れて、この問題に取り組もうとしない。自民党は、先の参院選で「解雇規制の緩和」を打ちだしたが、選挙戦ではまったく言及しなかった。みんなの党は、昨年の総選挙では派遣労働の規制強化を打ちだしていたが、さすがに参院選では反対に転換した。しかし彼らも、この問題には選挙戦では何もふれなかった＞。<br /><br />＜政治家が、まったく問題を認識していないわけではない。先日、ある党の勉強会で雇用問題の話をしたら、元党首が「あなたのいうことは理屈の上ではよくわかる。私も個人的には賛成だが、選挙で解雇規制を緩和するなんていったら絶対に勝てない」といった。増税と同じで、政権基盤のよほど強い政権でないと、手はつけられないだろう＞。<br /><br />以前、このテーマについて中川秀直氏が率直な意見を出していたことがあった（「<a href="http://mojix.org/2009/07/20/nakagawa_koyou">中川秀直「非正規雇用の方を切り捨てて守ろうとしているのは、経営者の利益だけではなく、実は正規雇用の方の雇用であり賃金です」</a>」）。このくらいでも、政治家としては異例なほど「タブー」に踏み込んだ勇気ある発言であり、このレベルのことを政治家が言っているのを私はほとんど聞いたことがない。そもそもこの問題をわかっていない政治家ももちろん少なくないだろうが、たとえきちんと認識していても、国民に向かって「解雇されるリスクを受け入れろ」とは、恐ろしくて口にできないだろう。
<br /><br />
しかし、政治家にとって解雇規制が「タブー」でありつづけ、この制度に手がつけられない限り、日本経済はずっと浮上できないだろう。つまり、この状況を打開するためには、ネットでこのテーマについて話題にしたり、ダイヤモンドのようなマスコミの一部でこれを採り上げて、解雇規制というテーマを「国民的議論」にしていくことが有効だろう。そうすることで、政治家にとってもこのテーマが「タブー」でなくなり、率直な議論がしやすくなる。<br /><br />＜硬直的な労働市場は単なる労使問題ではなく、世代間の不公平を拡大し、人的資源の効率的配分を阻害して潜在成長率を低下させている。政治家が解雇規制の問題をタブーにしている限り、どんな「成長戦略」を打ちだしても日本は成長できない。それはデフレがどうとかいう問題より100倍ぐらい重要な、日本経済の最大のボトルネックなのである＞。<br /><br />まったく同感だ。解雇規制がある限り、要するに企業は日本で正社員を採用できないので、企業も成長できないし、雇用も出てこない。よって政府には税収も入らず、いっぽうでバラマキを求められるので、財政赤字は拡大するばかりだ。金融緩和も、経済成長や生産性向上をもたらすわけではなく、本質的な解決にならない。いまの日本に足りないのはカネではなく、経済成長・生産性・投資機会のほうなのだ。カネはむしろ余っていて、投資先がないために、消極的に国債に向かっている。<br /><br />いまの日本から経済成長・生産性・投資機会を奪っている最大の要因は、「雇用における不公平」だと思う。あまり努力しなくても収入や地位が高い人と、いくら努力しても収入も地位も上がらない人がいる。その差を生んでいるのは実力や努力ではなく「<a href="http://mojix.org/2009/04/03/mibunseido_yoshin">身分</a>」であり、その「身分格差」を支えているのが要するに「解雇規制」なのである。この身分格差のバカバカしさによって、身分が上の人も身分が下の人も努力するインセンティブを喪失し、やる気や向上心を失いがちなのがいまの日本だろう。<br /><br />解雇が自由になれば、みんなクビになってしまうのではと恐れる人がいる。これは経営を知らない人の考えであって、実際はむしろその反対に、採用が増えるのだ（雇用のコスト・リスクが減るので）。これで労働市場が流動化して、実力や人材価値に応じて収入や地位が配分される「フェア」な状態に近づいていく。これこそがまさに「市場」であって、がんばっていい成果を出せばそれに応じて収入や地位があがる、というマトモな状態に近づく。いまの日本は、すでに正社員のイスに座っている人だけが守られ、座っていない人はそこからはじき出される構造なので、まったくフェアではない。いくらがんばっても報われない人は、その原因は自分の努力不足ではなく、政府の作った「制度」である可能性がある。がんばっても報われない人がいる一方で、あまりがんばらなくても収入や立場を得ている人がいるのだ。<br /><br />解雇規制がなくなると都合が悪いらしき立場の人が、「確信犯」的に緩和派を攻撃し、解雇規制を支持しているのをしばしば見かける。これはどうしようもないが、もっと素朴に「解雇が自由になったら恐ろしい」くらいの理解で、解雇規制を支持しているらしき人もしばしば見かける。こういう人には、「タダメシは絶対にない」という経済の鉄則をまず理解してもらいたい。いざというときに備える保険がタダではないことからも、これは自明だろう。リスク回避には「コスト」がかかるのだ。よって、企業に対して解雇を規制して正社員を保護しようという話も、決して「タダ」ではないのであり、その「コスト」は必ず社会のどこかにあらわれる。いまの日本で、その「コスト」がどこにあらわれているか、人を採用する会社の立場になって、いちどじっくり考えてもらいたい。解雇規制の緩和・撤廃論者というのは、決して首切りが好きなわけではなくて、いまの日本で解雇を規制していることの「コスト」がきわめて甚大であり、それが多くの問題を生みだしていると考えている人たちなのだ。<br /><br /><br />関連エントリ：<br />解雇規制は労働者の利益になっているのか？<br /><a href="http://mojix.org/2009/09/24/kaikokisei_rieki">http://mojix.org/2009/09/24/kaikokisei_rieki</a><br />中川秀直「非正規雇用の方を切り捨てて守ろうとしているのは、経営者の利益だけではなく、実は正規雇用の方の雇用であり賃金です」<br /><a href="http://mojix.org/2009/07/20/nakagawa_koyou">http://mojix.org/2009/07/20/nakagawa_koyou</a><br />解雇規制、職業の「身分制度」、「与信」の関係<br /><a href="http://mojix.org/2009/04/04/kaikokisei_yoshin">http://mojix.org/2009/04/04/kaikokisei_yoshin</a><br />解雇規制という「間違った正義」<br /><a href="http://mojix.org/2009/01/20/kaikokisei_wrong_justice">http://mojix.org/2009/01/20/kaikokisei_wrong_justice</a>]]></description>
<pubDate>Mon, 23 Aug 2010 00:10:00 +0900</pubDate>
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<title>カワイイ！ベーコンしおり</title>
<link>http://mojix.org/2010/08/22/bacon-bookmark</link>
<description><![CDATA[タグ: <a href="http://mojix.org/tag/%E8%87%AA%E4%BD%9C/" title="自作">自作</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%A9/" title="キャラ">キャラ</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3/" title="デザイン">デザイン</a><br /><br />
Wild Olive - keep your spot...<br /><a href="http://wildolive.blogspot.com/2010/08/keep-your-spot.html">http://wildolive.blogspot.com/2010/08/keep-your-spot.html</a><br /><br />ベーコン型のしおり。これはカワイイ！<br /><br /><a href="http://wildolive.blogspot.com/2010/08/keep-your-spot.html"><img src="http://mojix.org/photo/20100822-bacon-bookmark1.jpg" /></a><br /><br />「<a href="http://wildolive.blogspot.com/">Wild Olive</a>」のMollie Johansonによるもので、ベーコンも含め、５種類のしおりを自作できるPDFが提供されている。<br /><br /><a href="http://wildolive.blogspot.com/2010/08/keep-your-spot.html"><img src="http://mojix.org/photo/20100822-mollie-bookmarks1.jpg" /></a>
<br /><br />
このPDFを自分で印刷して、ハサミで切り抜く。<br /><br /><a href="http://wildolive.blogspot.com/2010/08/keep-your-spot.html"><img src="http://mojix.org/photo/20100822-mollie-bookmarks2.jpg" /></a><br /><br />ベーコンのほかにも、鉛筆、ピクルス、バンソウコウ、定規の計５種類。<br /><br /><a href="http://wildolive.blogspot.com/2010/08/keep-your-spot.html"><img src="http://mojix.org/photo/20100822-bacon-bookmark2.jpg" /></a><br /><br />セロハンテープのように切って使える薄い磁石テープが売られているそうで、それを上下に貼る。<br /><br /><a href="http://wildolive.blogspot.com/2010/08/keep-your-spot.html"><img src="http://mojix.org/photo/20100822-bacon-bookmark3.jpg" /></a><br /><br />この磁石で、本のページをはさむ仕組みのようだ。<br /><br /><a href="http://wildolive.blogspot.com/2010/08/keep-your-spot.html"><img src="http://mojix.org/photo/20100822-bacon-bookmark1.jpg" /></a><br /><br />この顔入りキャラが、日本っぽくて「カワイイ」。<br /><br /><br />ネタ元：<br />The Daily What - Printable Bookmarks of the Day<br /><a href="http://thedailywh.at/post/982339835/printable-bookmarks-of-the-day-kawaii-bacon-one">http://thedailywh.at/post/982339835/printable-bookmarks-of-the-day-kawaii-bacon-one</a><br />Craftzine.com blog - Printable Bacon Bookmark<br /><a href="http://blog.craftzine.com/archive/2010/08/printable_bacon_bookmark.html">http://blog.craftzine.com/archive/2010/08/printable_bacon_bookmark.html</a>]]></description>
<pubDate>Sun, 22 Aug 2010 00:10:00 +0900</pubDate>
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<title>iPadがアーケードゲームになる「Freekade」　エイプリルフールのジョークが現実に</title>
<link>http://mojix.org/2010/08/21/freekade</link>
<description><![CDATA[タグ: <a href="http://mojix.org/tag/iPad/" title="iPad">iPad</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E8%87%AA%E4%BD%9C/" title="自作">自作</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3/" title="デザイン">デザイン</a> <a href="http://mojix.org/tag/UI/" title="UI">UI</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0/" title="ゲーム">ゲーム</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E8%80%83%E3%81%88/" title="考え">考え</a><br /><br />
今年の４月１日、<a href="http://www.thinkgeek.com/">ThinkGeek</a>で「iCade」というエイプリルフールのジョークがあった。<br /><br />ThinkGeek - iCade<br /><a href="http://www.thinkgeek.com/stuff/41/iCade.shtml">http://www.thinkgeek.com/stuff/41/iCade.shtml</a><br /><br /><a href="http://www.thinkgeek.com/stuff/41/iCade.shtml"><img src="http://mojix.org/photo/20100821-icade.jpg" /></a><br /><br />「iPadがアーケードゲームになる」というもので、画像が実によくできているので、「これはありそうだし、あったらいいな」と思わされるリアリティがあった。<br /><br />なんと、これに触発されて、実際に作った人がいるらしい。<br /><br />Engadget - Freekade, the iPad arcade cabinet, goes up for auction (video)<br /><a href="http://www.engadget.com/2010/08/18/freekade-the-ipad-arcade-cabinet-goes-up-for-auction-video/">http://www.engadget.com/2010/08/18/freekade-the-ipad-arcade-cabinet-goes-up-for-auction-video/</a><br /><br /><a href="http://www.engadget.com/2010/08/18/freekade-the-ipad-arcade-cabinet-goes-up-for-auction-video/"><img src="http://mojix.org/photo/20100821-freekade1.jpg" /></a><br /><br />「Freekade」というもので、これにiPadを装着し、iPadとBluetoothで通信して制御する方式のようだ。
<br /><br />
動画を見ても、特に不自由なくゲームができるレベルになっているようだ。<br /><br />YouTube - iPad Arcade Freekade.com <br /><a href="http://www.youtube.com/watch?v=ofveJHorobA">http://www.youtube.com/watch?v=ofveJHorobA</a><br /><br /><a href="http://www.youtube.com/watch?v=ofveJHorobA"><img src="http://mojix.org/photo/20100821-freekade2.jpg" /></a><br /><br />まさに、エイプリルフールのジョークが現実になったわけだ。<br /><br />Freekade<br /><a href="http://www.freekade.com/">http://www.freekade.com/</a><br /><br />公式サイトを見ると、いろいろなタイプがあるようだ。<br /><br /><a href="http://www.freekade.com/products/"><img src="http://mojix.org/photo/20100821-freekade3.jpg" /></a><br /><br />まだ手作りで作っている試作段階のようだが、これはきっと商品化されて、大ヒットするんじゃないだろうか。<br /><br />以前紹介した「<a href="http://mojix.org/2010/04/02/desk_phone_dock">iPhoneが卓上電話になる「Desk Phone Dock」</a>」や「<a href="http://mojix.org/2010/04/26/iretrofone">iPhoneがダイヤル式のレトロな黒電話に</a>」はiPhoneネタだったが、こちらはiPadに別のインターフェイスをかぶせるパターンだ。こういうふうに、「iPhoneやiPadを部品として組み込む」パターンには、大きな可能性を感じる。<br /><br />そして、この「部品」的な路線であれば、iPhoneやiPadのように洗練されたインターフェイスもさほど必要ないだろうし、Appleがアプリを厳しくチェックしたりする意味も薄まりそうだ。そうなれば、よりオープンな仕様やビジネスの可能性もひらけてくるだろうし、コストもさらに安くできる気がする。<br /><br /><br />関連エントリ：<br />iPhoneがダイヤル式のレトロな黒電話に<br /><a href="http://mojix.org/2010/04/26/iretrofone">http://mojix.org/2010/04/26/iretrofone</a><br />iPhoneが卓上電話になる「Desk Phone Dock」<br /><a href="http://mojix.org/2010/04/02/desk_phone_dock">http://mojix.org/2010/04/02/desk_phone_dock</a>]]></description>
<pubDate>Sat, 21 Aug 2010 00:10:00 +0900</pubDate>
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<title>民主代表選、小沢氏出馬論強まる　民主党は小沢派と反小沢派に早く分裂してほしい</title>
<link>http://mojix.org/2010/08/20/minshu-ozawa</link>
<description><![CDATA[タグ: <a href="http://mojix.org/tag/%E5%B0%8F%E6%B2%A2%E4%B8%80%E9%83%8E/" title="小沢一郎">小沢一郎</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E6%94%BF%E6%B2%BB/" title="政治">政治</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E6%B0%91%E4%B8%BB%E5%85%9A/" title="民主党">民主党</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9/" title="ニュース">ニュース</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E6%97%A5%E6%9C%AC/" title="日本">日本</a> <a href="http://mojix.org/tag/%E8%80%83%E3%81%88/" title="考え">考え</a><br /><br />
asahi.com - 民主代表選、小沢氏出馬論強まる　情勢見極め判断へ（2010年8月19日15時0分）<br /><a href="http://www.asahi.com/politics/update/0819/TKY201008190200.html">http://www.asahi.com/politics/update/0819/TKY201008190200.html</a><br /><br />＜９月の民主党代表選で、小沢一郎前幹事長の立候補を求める声が党内で強まってきた。党参院幹部は１９日、「出馬の環境は整いつつある」と述べ、立候補に強い期待を示した。小沢氏は立候補の可否について検討を始めており、週明けにも最終判断する＞。<br /><br />＜代表選の対応をめぐっては、現執行部に批判的な小沢グループや鳩山由紀夫前首相のグループを中心に小沢氏擁立論があった。菅直人首相が代表選再選後も小沢氏を幹事長など要職に起用しない方針を固めたことから主戦論が高まり、小沢氏周辺も１９日、「小沢氏は腹を決めている。政治生命をかける」と語った＞。<br /><br />ついに小沢氏出馬か。「小沢一郎総理大臣」の可能性が出てきた。<br /><br />私は小沢氏は好きでも嫌いでもないが、ぜひ出馬してもらいたい。そのほうが、いろいろなことがハッキリする。<br /><br />＜ただ、「政治とカネ」の問題を抱える小沢氏への世論の逆風は強いうえに、自らの資金管理団体の土地取引事件をめぐる検察審査会の審議が続いている段階での出馬には、小沢グループ内にも慎重論が残っている＞。<br /><br />小沢氏が「シロ」か「クロ」かに関係なく、ここまでマスコミに悪く書かれてしまえば、「世論の逆風」はたしかにハンパでない。<br /><br />私は小沢氏を擁護する気はないが、野党がこの問題で民主党を責めるたびに、情けない気がする。マスコミならともかく、政策で勝負すべき政党であるならば、正々堂々と政策論で戦うべきだ。<br /><br />私からすると、小沢氏の問題は「政治とカネ」ではなく、「政策がよくわからない」ということだ。『<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%94%B9%E9%80%A0%E8%A8%88%E7%94%BB">日本改造計画</a>』の頃は良かったのに、路線をガラッと変えてしまって、よくわからなくなった。こうなると、何らかの政策的信念がベースになっているというよりも、「勝利」や「権力」が目的であるように見えてしまう。「選挙屋」みたいな感じだ。<br /><br />政策的な方向性がよくわからないまま、そういうふうに黒幕的に力を持っているので、一般人からすると「不気味」に感じる。この黒幕的なイメージがぬぐえない限り、いくら小沢グループが小沢氏を担ぎ、仮に小沢氏が総理大臣になっても、国民は小沢氏を支持しないだろう。「政治とカネ」の問題じゃないと思う。
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＜菅首相はすでに再選に向けて出馬を表明。小沢氏が出馬すれば、８年ぶりに約３５万人の党員・サポーター投票が実施される代表選は、党を二分する激しい選挙戦となるのは必至。結果次第で党が分裂含みの展開となる可能性もある＞。<br /><br />ぜひ党を二分する激しい選挙戦をやってもらって、小沢派と反小沢派に早く分裂してほしい。民主党だけでなく、自民党もそうだ。両党とも、あまりにも方向の異なる人が集まりすぎていて、党が大きすぎる。もっと小さい党に分裂してもらって、真に政策ベースで集まってほしい。<br /><br />日本の政治がいつまで経っても政策論にならず、スキャンダルや揚げ足取りの泥試合ばかりなのは、政党がそもそも政策ベースで集まっていないからだろう。政策ベースでないから、政策論によって戦うのではなく、「なんとしても相手を引きずり下ろす」というケンカになってしまう。国民は長年その光景を見て育ったために、政治家を政策能力によって判断するのではなく、「スキャンダルがない」「清廉潔白」であることが「いい政治家」だとカンチガイするようになってしまったところがあると思う。<br /><br />清廉潔白だが無能な政治家よりも、グレーだが有能な政治家のほうがはるかにいい。どんなにグレーであっても、無能な政治家による間違った政治が生み出す国家的な損失に比べれば、その瑕疵はほとんど無視できるレベルのものだ。その意味で、小沢氏を「グレー」であることをもって叩くことは、肝心の政策論から目を逸らしてしまい、昔ながらの泥試合に逆戻りすることになる。<br /><br />小沢氏や、小沢氏を担いでいる人たちに期待したいのは、小沢氏が「選挙屋」ではなく「有能な政治家」であることをはっきり示すことだ。小沢氏を担いでいる人たちは、小沢氏に「世話になった」から担いでいるのか、小沢氏が「有能な政治家」だから担いでいるのか。そこが見えてこないのが問題なのであり、「グレー」が問題なのではない。<br /><br /><br />関連エントリ：<br />菅直人氏、第９４代首相に　小沢氏はキングメーカーでなくなり、「反小沢派」が「主流化」しつつある<br /><a href="http://mojix.org/2010/06/05/kan_shushou">http://mojix.org/2010/06/05/kan_shushou</a><br />武村正義元蔵相「カネもないのに「あれもします、これもします」というパフォーマンス政治を続けていたら、国民は信用しない」<br /><a href="http://mojix.org/2010/02/14/kirari_takemura">http://mojix.org/2010/02/14/kirari_takemura</a><br />「組織」を信頼するのか、「個人」を信頼するのか<br /><a href="http://mojix.org/2009/08/03/soshiki_kojin">http://mojix.org/2009/08/03/soshiki_kojin</a><br />民主党は「小さな政府」で「規制強化」？<br /><a href="http://mojix.org/2009/08/02/smallgov_kisei">http://mojix.org/2009/08/02/smallgov_kisei</a><br />（自民党と民主党は）両政党の違いよりも、政党内部の違いの方が大きい<br /><a href="http://mojix.org/2009/07/30/jimin_minshu_chigai">http://mojix.org/2009/07/30/jimin_minshu_chigai</a>]]></description>
<pubDate>Fri, 20 Aug 2010 00:10:00 +0900</pubDate>
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