2008.10.23
プログラミングとは「機械を書く」こと
私にとってプログラミングは、仕事であり、趣味でもある。

ソフトウェアとは、一種の「機械」だ。
情報でできた機械、まさに「情報機械」。
プログラミングとは、その機械を「書く」ことだ。

文章を書くように、機械を「書ける」。
これこそ、プログラミングの醍醐味だ。

私はもともと、文章を書くのが好きだった。
プログラミングは、文章と同じように書けて、かつそれが「機械」になる。
文章より厳密さが求められるが、そのかわり「動く」のだ。
こんなに面白いものが他にあるだろうか。

文章を書くとか、知識を得るのも面白いが、プログラミングには何か別次元の面白さがある。

自分が使うものを、自分で作ることができるのは、それが何であっても楽しい。
プログラミングは、「書く」ことで、それを「作る」ことができるのだ。

これが仕事であり、趣味だというのは、幸運でもあるが、ちょっと不幸でもある。
面白すぎて、他のことができなくなるのだ。


関連エントリ:
プログラミングは「設計」である
http://mojix.org/2008/07/11/programming_is_design
IT業界がいいのは、つねに勉強せざるをえないこと
http://mojix.org/2008/07/27/it_gyokai_advantage