2011.06.11
自慢と謙遜、どちらがマシか
自慢する人と謙遜する人では、どちらがマシだろうか。

一般的にはおそらく、自慢する人は嫌われ、謙遜する人が好まれるだろう。

しかし私の場合、謙遜する人はどうもいやらしくて、あまり好きになれない。

むしろ自慢する人のほうが、まだ好感がもてる気がする。

自慢する人は、ちょっとバカっぽいけれども、自分にウソをついていない。

いっぽう、謙遜する人というのは、自分をわざと低く言う。

実際はそう思っていなくても、謙遜しておくのが、日本では一般的な社交術だろう。

しかし、これは本当に美徳なのか。私にはむしろ、これは一種のウソつきだと思える。

自分が思っていないことを言うのはウソつきだし、相手に対して不誠実である。

私はウソつきは嫌いなので、自慢する人のほうがまだマシだと思うのだ。

自慢する人が集まる「自慢大会」と、謙遜する人が集まる「謙遜大会」があったら、私は断然、「自慢大会」のほうを見てみたい。

きっと「自慢大会」は陽気な感じで、「謙遜大会」は陰湿な感じだと思う。