2013.03.06
「ご査収」の使い方
OKWave - ご査収の使い方について(2007-12-13)
http://okwave.jp/qa/q3595480.html

<メールの文章で、取引相手に議事録を送付する際に「ご査収よろしくお願い致します」という言葉を用いたところ、ちょっとおかしいとの指摘をうけました>。

<一般的には、「ご査収下さいますようお願い致します」や「ご査収下さいますようお願い申し上げます」とのことですが、「ご査収」の意味を考えるとそんなにおかしくはないのではないかと思っていました…>。

「ご査収」、たしかに日本のビジネスでは、必須用語だろう。

「査収(さしゅう)」自体の意味は、辞書をひけば、「金銭・物品・書類などを、よく調べて受け取ること。「どうぞ御―下さい」」といったことが書いてあり、特にむずかしくない。

むずかしいのは、「ご査収よろしくお願い致します」といった言いまわしにしたときに、それがおかしいのか、おかしくないのかの判断だろう。

たくさん回答がついているが、出ているものをまとめると、

「よろしくご査収お願い致します」
「ご査収のほどよろしくお願い致します」
「ご査収下さいます様お願い致します」
「どうぞご査収下さいませ」

などはオーケーらしい。いっぽう、質問者の

「ご査収よろしくお願い致します」

というのは、「ご査収」という名詞に、「よろしく」が直接ついているので、やはりちょっとおかしいのでは、ということのようだ。

ビジネス日本語、どんだけ高度なんだ(笑)。ただのメールなのに、まるで宮中のような細やかさである。