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東急東横線と東京メトロ副都心線が渋谷駅で直通
朝日新聞デジタル - 便利、不安…東横線、副都心線直通で新しい渋谷駅が出発（2013年3月16日11時31分）
http://www.asahi.com/national/update/0316/TKY201303160062.html
新しい渋谷駅で発車式が行われ、始発列車が出発した＝１６日午前５時４分、東京都渋谷区、長島一浩撮影
新しい渋谷駅が地下５階にオープンした＝１６日午前５時５９分、東京都渋谷区、長島一浩撮影
＜東急東横線と東京メトロ副都心線が１６日、東京・渋谷駅で直通運転を始めた。埼玉県西部と横浜方面が乗り換えずに行き来できるようになった半面、渋谷駅では乗り換えが不便になる利用客もおり、混乱回避のため駅構内の係員が増員された。一方、渋谷駅周辺は今後１５年かけて大規模な再開発が進められる＞。
＜１６日午前５時すぎ、地下５階に移った東横線ホームから元町中華街駅行き各駅停車が出発。その後、副都心線と直通運転する東武鉄道や西武鉄道の車両もやってきた＞。
１６日、東急東横線と東京メトロ副都心線が渋谷駅でつながり、直通運転を開始。これまで地上にあった東横線渋谷駅は、地下５階に移った。
日本経済新聞 - さよなら東横線渋谷駅…大改造計画が始動（2013/3/15 23:00）
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK1504O_V10C13A3000000/
東横線渋谷駅と東口バスターミナル。右端には、駅ビルに吸い込まれる東京メトロ銀座線が見える
デジカメで記念写真を撮影する人たちで混雑した、東横線渋谷駅の正面口
＜2013年3月15日、東京急行電鉄東横線の地上にある渋谷駅が多くの人であふれていた。東京都渋谷区内を通る東横線の渋谷─代官山間（延長1.4km）の地下化に伴い、渋谷駅も地下深くへと移動。地上の駅は15日をもって、その役目を終えるからだ＞。
＜渋谷の顔とも言える風景だっただけに、多くの人が別れを惜しみ、駆けつけているようだった。この最終日の様子と渋谷駅の風景を写真に収めた。その一部を紹介する＞。
１５日は、地上の東横線が見納めということで、たくさんの人が訪れたようだ。
Asahi Shimbun Digital[and] - 渋谷駅の変遷（後編） 地上の東急東横線渋谷駅、８５年の歴史に幕（2013年3月14日）
http://www.asahi.com/and_M/interest/TKY201303130211.html
渋谷駅に入線する東横線。地上の東横線渋谷駅は３月１５日の最終列車をもって営業を終了する。
かまぼこ形の屋根が特徴の東横線渋谷駅。東横線の電車が発着する姿はもう見られなくなる。
＜東横線の渋谷駅が開業したのは１９２７年８月。前身の東京横浜電鉄が、渋谷駅の東側にある渋谷川右岸の狭い場所に、ホームを一つ作ったのが始まりだった。その後、乗客の増加に伴い駅が増強され、１９６４年に四つの電車が一度に停車できる現在の形になった＞。
地上の東横線渋谷駅のかたちができあがったのは、1964年とのこと。ほぼ50年前だ。
東横線の渋谷駅は、かまぼこ形の屋根もよかったし、改札周辺や、ホームの雰囲気も、味があった。
この記事は鉄道マニア向けのようで、詳しくておもしろい。一覧ページから、たくさんの写真と説明が見られる。
＜駅の改札内には、東急線のマスコットキャラクターとして昨年デビューした「のるるん」が、相互直通運転開始日までの日数をカウントダウンしている。東横線利用者からの注目度も高い。（このモニュメントは３月１４日で公開終了となる）＞
以前とりあげたこのキャラ、名前は「のるるん」になったらしい。こんなモニュメントがあったのか。
＜改札外に設置されている東横線の発車時刻案内ディスプレー。４つ先までの電車を、１画面ずつ表示する珍しいタイプが採用され、構内を通り抜ける人にも、東横線の存在感を示していた＞。
改札前にあったこの案内板も、たしかに味があった。
私が以前撮った写真から、東横線関連のものを探してみた。
ヒカリエから撮った、かまぼこ屋根の東横線渋谷駅
ヒカリエ開業の頃 広告がヒカリエ一色だった
上の記事にもあった、東横線のりばの案内板
地上の東横線渋谷駅は、山手線と同じくらい、最高の場所にあった。それが地下５階になってしまうのだから、東横線を毎日使っている人は、ガックリ落胆しているにちがいない。
接続する副都心線は、もともと地下５階にあり、ホームは果てしなく遠いかわりに、電車があまり混んでいないことに価値があった。東横線と接続すれば、もっと混むだろうから、この価値も失われてしまう。
東横線と副都心線が直通して、便利になる人もたくさんいるだろう。しかし、むしろ接続しないでほしかった、という人のほうが多いような気がする。
渋谷駅とその周辺は、これから１５年かけて再開発されるそうだ。地上の東横線渋谷駅がなくなったのは惜しいが、しかし都市というものは、こうやって変わっていくものだろう。
関連エントリ：
東急線のマスコットキャラクター誕生 東急バスの「ノッテちゃん」はいとこ
http://mojix.org/2012/08/23/tokyu-chara
渋谷と新宿
http://mojix.org/2008/06/29/shibuya_shinjuku
http://www.asahi.com/national/update/0316/TKY201303160062.html
新しい渋谷駅で発車式が行われ、始発列車が出発した＝１６日午前５時４分、東京都渋谷区、長島一浩撮影
新しい渋谷駅が地下５階にオープンした＝１６日午前５時５９分、東京都渋谷区、長島一浩撮影
＜東急東横線と東京メトロ副都心線が１６日、東京・渋谷駅で直通運転を始めた。埼玉県西部と横浜方面が乗り換えずに行き来できるようになった半面、渋谷駅では乗り換えが不便になる利用客もおり、混乱回避のため駅構内の係員が増員された。一方、渋谷駅周辺は今後１５年かけて大規模な再開発が進められる＞。
＜１６日午前５時すぎ、地下５階に移った東横線ホームから元町中華街駅行き各駅停車が出発。その後、副都心線と直通運転する東武鉄道や西武鉄道の車両もやってきた＞。
１６日、東急東横線と東京メトロ副都心線が渋谷駅でつながり、直通運転を開始。これまで地上にあった東横線渋谷駅は、地下５階に移った。
日本経済新聞 - さよなら東横線渋谷駅…大改造計画が始動（2013/3/15 23:00）
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK1504O_V10C13A3000000/
東横線渋谷駅と東口バスターミナル。右端には、駅ビルに吸い込まれる東京メトロ銀座線が見える
デジカメで記念写真を撮影する人たちで混雑した、東横線渋谷駅の正面口
＜2013年3月15日、東京急行電鉄東横線の地上にある渋谷駅が多くの人であふれていた。東京都渋谷区内を通る東横線の渋谷─代官山間（延長1.4km）の地下化に伴い、渋谷駅も地下深くへと移動。地上の駅は15日をもって、その役目を終えるからだ＞。
＜渋谷の顔とも言える風景だっただけに、多くの人が別れを惜しみ、駆けつけているようだった。この最終日の様子と渋谷駅の風景を写真に収めた。その一部を紹介する＞。
１５日は、地上の東横線が見納めということで、たくさんの人が訪れたようだ。
Asahi Shimbun Digital[and] - 渋谷駅の変遷（後編） 地上の東急東横線渋谷駅、８５年の歴史に幕（2013年3月14日）
http://www.asahi.com/and_M/interest/TKY201303130211.html
渋谷駅に入線する東横線。地上の東横線渋谷駅は３月１５日の最終列車をもって営業を終了する。
かまぼこ形の屋根が特徴の東横線渋谷駅。東横線の電車が発着する姿はもう見られなくなる。
＜東横線の渋谷駅が開業したのは１９２７年８月。前身の東京横浜電鉄が、渋谷駅の東側にある渋谷川右岸の狭い場所に、ホームを一つ作ったのが始まりだった。その後、乗客の増加に伴い駅が増強され、１９６４年に四つの電車が一度に停車できる現在の形になった＞。
地上の東横線渋谷駅のかたちができあがったのは、1964年とのこと。ほぼ50年前だ。
東横線の渋谷駅は、かまぼこ形の屋根もよかったし、改札周辺や、ホームの雰囲気も、味があった。
この記事は鉄道マニア向けのようで、詳しくておもしろい。一覧ページから、たくさんの写真と説明が見られる。
＜駅の改札内には、東急線のマスコットキャラクターとして昨年デビューした「のるるん」が、相互直通運転開始日までの日数をカウントダウンしている。東横線利用者からの注目度も高い。（このモニュメントは３月１４日で公開終了となる）＞
以前とりあげたこのキャラ、名前は「のるるん」になったらしい。こんなモニュメントがあったのか。
＜改札外に設置されている東横線の発車時刻案内ディスプレー。４つ先までの電車を、１画面ずつ表示する珍しいタイプが採用され、構内を通り抜ける人にも、東横線の存在感を示していた＞。
改札前にあったこの案内板も、たしかに味があった。
私が以前撮った写真から、東横線関連のものを探してみた。
ヒカリエから撮った、かまぼこ屋根の東横線渋谷駅
ヒカリエ開業の頃 広告がヒカリエ一色だった
上の記事にもあった、東横線のりばの案内板
地上の東横線渋谷駅は、山手線と同じくらい、最高の場所にあった。それが地下５階になってしまうのだから、東横線を毎日使っている人は、ガックリ落胆しているにちがいない。
接続する副都心線は、もともと地下５階にあり、ホームは果てしなく遠いかわりに、電車があまり混んでいないことに価値があった。東横線と接続すれば、もっと混むだろうから、この価値も失われてしまう。
東横線と副都心線が直通して、便利になる人もたくさんいるだろう。しかし、むしろ接続しないでほしかった、という人のほうが多いような気がする。
渋谷駅とその周辺は、これから１５年かけて再開発されるそうだ。地上の東横線渋谷駅がなくなったのは惜しいが、しかし都市というものは、こうやって変わっていくものだろう。
関連エントリ：
東急線のマスコットキャラクター誕生 東急バスの「ノッテちゃん」はいとこ
http://mojix.org/2012/08/23/tokyu-chara
渋谷と新宿
http://mojix.org/2008/06/29/shibuya_shinjuku