2013.05.27
裸足ランニング
朝日新聞デジタル - 裸足マラソンで走法改善 250人が解放感 埼玉・飯能(2013年5月20日3時7分)
http://www.asahi.com/national/update/0519/TKY201305190131.html

<【河合博司】アスファルト舗装の道などを裸足で走るマラソン大会が19日、埼玉県飯能市の宮沢湖畔であり、5、10キロの部に約250人が参加した>。


写真:アスファルト舗装のコースを裸足や靴底の薄いシューズで走る人たち=19日正午すぎ、埼玉県飯能市、河合博司撮影

<運動靴のクッションに頼る走法を改め、土踏まずやふくらはぎの筋肉を使った人間本来の足の機能を取り戻そうという試み。こうした「裸足ランニング」に対する関心は近年高まっており、靴底の薄いシューズを履いて走った人も含めると、大会の参加者は昨年より90人増えた>。

このところ、ラン(走ること)の人気が高まっているようだが、「裸足ランニング」なるものもあるらしい。これはおもしろい。

<5キロを27分で走った東京都稲城市の会社員佐藤晃さん(31)は「裸足で走るのは初めて。小石や障害物に気を使ったけれど、意外とすんなり走れました」。主催者の日本ベアフット・ランニング協会理事長吉野剛さん(38)は「正しい走法をマスターすれば、足首やひざの関節を痛めることが少なくなる。道具に頼った悪い走り方をやめ、裸足の解放感も味わってほしい」と話している。大会に先立つ13日には東京都内で裸足ランニングの講習会もあった>。

たしかに、靴の性能が上がってきているので、そのぶん人間側の能力は落ちているかもしれない。昔の人は、裸足で走っていたわけだし。

裸足ランニングは、道路に石や破片などがあると危ないので、事前に道路をきれいにしておく必要がありそうだ。その意味では、自治体が人を呼ぶための切り口として、「裸足ランニングに向いた道路があるので、どうぞウチに走りに来てください」というのも可能かもしれない。裸足ランニングを組み込んだツアーなどもできそうだ。

道路はいまのところ、大部分がクルマによって専有されている。東京マラソンのようなイベントをもっと増やして、人や自転車にも、道路をもっと解放すればいいのではないか。道路という公共空間は、うまく使えば、いろいろな可能性をもっている。


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