2004.01.09
Fedora Core 1でSMTP-AUTH (TLS) + IMAP-SSL
しばらく使ってみたFedora Core 1が気に入ったので、メールサーバなどを含むメインのサーバをFedora Core 1に移行。

PostfixでSMTP-AUTH (TLS)、Courier-IMAPでIMAP SSLという構成にしたかったのだが、私はメールはからっきし弱いので、かなり苦しんだ。

試行錯誤して、一応なんとかできた。今後のために、要点をメモっておこう。

Postfix

- Fedoraではaptが使える
- FedoraのPostfixパッケージは、最初からSMTP-AUTH(Cyrus SASL)に対応
- ただし新バージョン「SASL2」になっている(これが重要!)
- SASL2では、「saslpasswd2」「sasldblistusers2」などSASL2系のコマンドを使う できるデータベースは/etc/sasldb2

Courier-IMAP

- Fedoraではconfigureオプションで--with-redhatが必要
- 認証データベースにshadowパスワードを使いたいときは、configureオプションで--with-authshadowが必要(--with-authpwdではない)
- configure後、まるでループしているように見えるが、問題ない
- 「make install」のあとに「make install-configure」が必要

最初からわかっていれば、苦労せず済んだのに‥というポイントがたくさんあった。

このインストールの過程で、Googleでキーワードをサーチしまくり、たくさんのページを参考にさせてもらった。

特に印象的だったのは、以下の2つのページ。これでだいぶ救われた。

Fedoraメモ
Redhat9.0 : Postfix2.0でのSMTP AUTH(SASL2)の設定

Fedoraで私と似たようなことをやりたい場合は、あらかじめ見ておくと参考になると思います。