2005.09.07
仮想空間でWeb 2.0 - ゲームの可能性の中心
Ringo's Weblog : 仮想空間とWebの融合の2ステップhttp://www.ce-lab.net/ringo/archives/2005/09/07/index.html#000088

<仮想空間の内部に、Webを見るための窓を置くことによって、その窓は仮想空間の物理法則に支配されることになる。
たとえば、現実世界だと、「Webページから、ボールが飛びでてきて、自分の部屋の中をころがる」とか、「Webページに油を注いだら燃えた」といったようなことは起こりえない。
しかし、仮想空間内Webブラウザだと、javascriptでちょっとしたスクリプトを走らせると、ブラウザからボールを飛びださせることも可能だ。画面がそのままカメラになったり、 仮想空間がサポートしている物理法則をふんだんに利用したWebサイト作りが可能になる。
ほかにも、仮想空間内のロボットが、自動的にWebAPIにアクセスして、複数のWebサービスを勝手に統合して、Web2.0のようなことを、仮想空間内の物理法則を利用して行なうなど。これはかなり面白い>。

これだ!
これこそまさに、私がずっと探しもとめていた「ゲーム」だ。

ゲーム自体の独自なストーリーやデータを見せるのではなく、Webをはじめとする実世界のデータをとりこんで、立体的・空間的な仮想空間のなかで見せるという方向だ。

メールでポストペットがやったことを、「Web全体」でやればいいのだ。
いまならWeb 2.0のおかげで、かなりいろんなことができるだろう。

ゲームというリッチな「ハイパー・インターフェイス」を使って、「Webをリミックス」する。
これこそ、「ゲームの可能性の中心」だ。


関連エントリ :
シリアス・ゲーム?
http://mojix.org/2003/12/10/192616
現実仮想空間
http://mojix.org/2004/02/20/073257