2008.04.11
GAMAA (ガマー) - いま最も注目すべき5つのIT・ネット企業
ウィキペディア - BRICs
http://ja.wikipedia.org/wiki/BRICS

<BRICs(ブリックス)とは、経済発展が著しいブラジル (Brazil)、ロシア (Russia)、インド (India)、中国 (China) の頭文字を合わせた4ヶ国の総称。本来BRICsのsは英語の複数形を表すが、BRICSとしてSが南アフリカ (South Africa) を表す場合もあり、さらにインドネシア (Indonesia) を加えた6か国の総称として「BRIICS」と表記することもある。アメリカの証券会社の20代の女性元社員、ルーパ・プルショサーマン (Roopa Purushothaman)が2003年10月に書いた投資家向けのレポート「BRICsとともに見る2050年への道」(Dreaming with BRICs: The Path to 2050)で初めて用いられて以降、広く使われるようになった>。

いまや一般レベルにまで普及した、この「BRICs」という新語。

この新語のおかげで、ブラジル、ロシア、インド、中国という4か国が覚えやすくなっただけでなく、これらの国に代表される「新しい勢力」によって世界の経済地図が激変しつつあるという、その事実に注目が集まりやすくなった。

これと同じように、いまネットを中心に激しく進行している情報技術革新を理解するために、その先端に立つ有力な企業をまとめる略称があるといいと思った。

GAMAA (ガマー)
いま最も注目すべき5つのIT・ネット企業

G : Google (グーグル)
A : Apple (アップル)
M : Microsoft (マイクロソフト)
A : Amazon (アマゾン)
A : Adobe (アドビ)

(順番には特に意味はなく、語呂を良くするため)

この5つの会社は、アプローチやビジネスモデルなどに違いはあるものの、いずれも情報技術革新の先端に立ち、それをリードしている企業であることは疑いがないと思う。

なぜあの会社が入っていないのか、といった意見もあると思うが、「BRICs」同様、これは「いま何が起きているのかを理解するきっかけ」とするための新語にすぎない。完全な正確さよりも、「まずこの5つに注目すべし」というわかりやすさを重視している。

この5つの会社がどのような製品・サービスを出し、どのようにビジネスモデルを組み立てているか。OS、インターネット、ハードウェアに対してどうアプローチしているか。どのような技術、ブランドを保有しているか。こういった視点で、これらの会社のアプローチの違いを分析してみると面白いと思う。

関連エントリ:
テクノロジー、ビジネスモデル、社風
http://mojix.org/2006/02/12/230336
「ポータル 2.0」 に向かう 「GYM」 - Google、Yahoo、Microsoft
http://mojix.org/2005/11/12/203251
アップル、グーグルは未来をつくっている テレビ局なんか買っている場合じゃない
http://mojix.org/2005/10/29/003935