体育会系のガタイに派手なファッション、アツい語りという異色の政治家 参議院議員・田村耕太郎
最近は「政府紙幣」の話をよく聞くようになったが、このあたりの積極的な金融政策を打ち出している中心人物のひとりが、田村耕太郎参議院議員だ。
世界で輝く日本を目指す! 参議院議員 田村耕太郎
http://kotarotamura.net/
参議院議員 田村耕太郎 公式ブログ
http://kotarotamura.net/index_blog.php
体育会系のガタイに派手なファッション、アツい語りという異色の政治家で、プロフィールを見ても、その幅広い経験や趣味の広さは、日本の政治家とは思えない「国際派」だ。
ブログもいつも熱くて面白いのだが、最近は政府紙幣などに注目が集まって引っぱりダコのためか、ますます面白くなってきている。最新エントリは特に面白い。
参議院議員 田村耕太郎 - 講演・パネルディスカッション
http://kotarotamura.net/b/blog/?itemid=4069
<司会はハーバードロースクールのハルスコット教授。私はけっこう国際舞台での英語のパネルディスカッションが得意ではないかと思っている。自民党内の会議でも真っ先に手を挙げてしゃべりまくっているが、これは評価はよくて半々。まあ継続は力なりで最近は大目にみてもらってるような気がする>。
<欧米ではしゃべったもん勝ち!今日もとにかくしゃべりまくる。ロースクール特有のソクラテス方式(師匠が弟子に抜き打ちで当てる)なので、自分から果敢に手を挙げて自分の世界へ皆を引き釣りこむことが実は最もリスクが少ない。やはりこの辺は竹中さんが上手だった>。
<1・自ら手を挙げてしゃべりまくることがリスクではなく、それどころかそれが高く評価される!
2・レベルの高い相手たちに囲まれたら、自分の世界に相手を引き込む方が最も安全なのである!>
いちばん先に手を挙げてしゃべりまくるのが有利だというあたり、実にアツい田村議員っぽくて、さすが日本人離れしている。
<「わが国にとって、”よい金融”というものは、ありあまる莫大な金融資産と次世代の技術やサービスやそのアイデアを結びつけるものだと思う。今、その道がふさがっているからいい技術のネタがなかなか花開かず、金融資産も眠ったままで腐りかけている」>
<「日本経済はいまや最も早くもっと悪くなっているが、課題はシンプル!ありあまる金融資産を国内外の有望技術や有望市場に投資すれば、国内経済を活性化し、世界を救うことが出来る!」>
<「今こそ政府系ファンドを作って優れた目利きを採用して世界に投資すべきだ!そうすれば、人材も育つし、国内の産業や技術や経済を育てられる!すべてが今こそ買いなのだ!」>
私は政府系ファンドにはかなり懐疑的なのだが、田村議員のようによくわかっている人がしっかりリードすれば、たしかにメリットもあるかもしれない。そんなふうに思わされるほど、田村議員はアツいのだ。
いまの日本はとにかく「高すぎる税金」と「多すぎる規制」が問題で、そこの「構造改革」をやらずにいくら積極的な金融政策をやっても「ザル」だと私は考えている。投資家の目線で見れば、いまの日本はあまり投資したい国ではない。税金高すぎ、規制多すぎ、役人天国、政治もダメといういまの日本では、消費も投資もしたくならないのは当然だろう。日本人がなかなかカネを使わないとか、国民に元気がないという「心の問題」もあるだろうが、それも日本という国の「構造」から来ている面が大きく、やはり「構造の問題」だと思う。
そんなわけで、私は積極的な金融政策よりも「構造改革」派ではあるのだが、田村議員の異色ぶりとアツい言動は好きで、今後も注目したい。小泉元首相も動き始めたようだし、日本の政治にもちょっと動きが出てきて、面白くなってきたと思う。
世界で輝く日本を目指す! 参議院議員 田村耕太郎
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参議院議員 田村耕太郎 公式ブログ
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体育会系のガタイに派手なファッション、アツい語りという異色の政治家で、プロフィールを見ても、その幅広い経験や趣味の広さは、日本の政治家とは思えない「国際派」だ。
ブログもいつも熱くて面白いのだが、最近は政府紙幣などに注目が集まって引っぱりダコのためか、ますます面白くなってきている。最新エントリは特に面白い。
参議院議員 田村耕太郎 - 講演・パネルディスカッション
http://kotarotamura.net/b/blog/?itemid=4069
<司会はハーバードロースクールのハルスコット教授。私はけっこう国際舞台での英語のパネルディスカッションが得意ではないかと思っている。自民党内の会議でも真っ先に手を挙げてしゃべりまくっているが、これは評価はよくて半々。まあ継続は力なりで最近は大目にみてもらってるような気がする>。
<欧米ではしゃべったもん勝ち!今日もとにかくしゃべりまくる。ロースクール特有のソクラテス方式(師匠が弟子に抜き打ちで当てる)なので、自分から果敢に手を挙げて自分の世界へ皆を引き釣りこむことが実は最もリスクが少ない。やはりこの辺は竹中さんが上手だった>。
<1・自ら手を挙げてしゃべりまくることがリスクではなく、それどころかそれが高く評価される!
2・レベルの高い相手たちに囲まれたら、自分の世界に相手を引き込む方が最も安全なのである!>
いちばん先に手を挙げてしゃべりまくるのが有利だというあたり、実にアツい田村議員っぽくて、さすが日本人離れしている。
<「わが国にとって、”よい金融”というものは、ありあまる莫大な金融資産と次世代の技術やサービスやそのアイデアを結びつけるものだと思う。今、その道がふさがっているからいい技術のネタがなかなか花開かず、金融資産も眠ったままで腐りかけている」>
<「日本経済はいまや最も早くもっと悪くなっているが、課題はシンプル!ありあまる金融資産を国内外の有望技術や有望市場に投資すれば、国内経済を活性化し、世界を救うことが出来る!」>
<「今こそ政府系ファンドを作って優れた目利きを採用して世界に投資すべきだ!そうすれば、人材も育つし、国内の産業や技術や経済を育てられる!すべてが今こそ買いなのだ!」>
私は政府系ファンドにはかなり懐疑的なのだが、田村議員のようによくわかっている人がしっかりリードすれば、たしかにメリットもあるかもしれない。そんなふうに思わされるほど、田村議員はアツいのだ。
いまの日本はとにかく「高すぎる税金」と「多すぎる規制」が問題で、そこの「構造改革」をやらずにいくら積極的な金融政策をやっても「ザル」だと私は考えている。投資家の目線で見れば、いまの日本はあまり投資したい国ではない。税金高すぎ、規制多すぎ、役人天国、政治もダメといういまの日本では、消費も投資もしたくならないのは当然だろう。日本人がなかなかカネを使わないとか、国民に元気がないという「心の問題」もあるだろうが、それも日本という国の「構造」から来ている面が大きく、やはり「構造の問題」だと思う。
そんなわけで、私は積極的な金融政策よりも「構造改革」派ではあるのだが、田村議員の異色ぶりとアツい言動は好きで、今後も注目したい。小泉元首相も動き始めたようだし、日本の政治にもちょっと動きが出てきて、面白くなってきたと思う。