2011.04.04
蓮舫「権力の社会制限は最低限に」
MSN産経ニュース - 蓮舫氏、石原都知事の「花見自粛」に反論 「権力の社会制限は最低限に」(2011.4.1 12:21)
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110401/plc11040112210016-n1.htm

<蓮舫節電啓発担当相は1日の記者会見で、東京都の石原慎太郎知事が桜の花見について「一杯飲んで歓談する状況じゃない」と自粛を促していることに対し、「権力で自由な行動や社会活動を制限するのは最低限にとどめるべきだ」と反論した>。

<また、一部にコンビニエンスストアの深夜営業を自粛すべきだとの意見があることにも「夜間の電力は、現段階では相当余っている。コンビニや自動販売機の夜間の照明は、治安的にも意味がある」と述べ、不必要だと強調した>。

<その上で「電力があるにもかかわらず経済活動を公の力で制限していくということが、わが国の経済にとってどのよう影響があるのかも冷静に考えるべきだ」と訴えた>。

これは完全に蓮舫氏が正しい。

「権力で自由な行動や社会活動を制限するのは最低限にとどめるべき」というのは、政治の大原則であり、超基本事項である。

このことを理解している政治家はたくさんいるだろうが、こうして堂々と言える政治家はなかなかいないだろう。

権力が活動を制限すべきでないというのは、政治的にももちろんそうだが、経済的にもそうだ。現に、自粛のやりすぎで、経済が収縮してしまっている。

「夜間の電力は、現段階では相当余っている」というのもその通りだ。ピークの電力需要が問題なのに、夜間の電力をケチケチしてもしょうがない。

蓮舫氏を見直した。


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