ブログを毎日更新するのは、それなりに面倒である。苦もなく毎日更新できる、という人もいるだろうが、私の場合、やはりそれなりに面倒である。ブログを毎日更新するデメリットは、「面倒だ」ということに尽きる。

では、不定期更新にすればいいかというと、意外にそうでもない。不定期更新にすると、「よし書こう」というモチベーションの高まり、「書くタイミング」がなかなか訪れないので、あまり更新しなくなってしまうのだ。少なくとも、私の場合はそうである。

ブログを毎日更新すると決めれば、毎日「締め切り」がやってくる。この「締め切り」のプレッシャーこそが、ブログを書く推進力になるのだ。毎日「締め切り」があるからこそ、ネタを探したり、書く時間を割いたりする。毎日書くと決まっていれば、それを前提にスケジュールを組み、時間配分するようになる。

この「締め切り」の効果は、プロの書き手でも同じだ。プロの書き手でも、「締め切り」があるから書けているのであって、もし「締め切り」がなかったら、いつまで経っても書かない人が大半だろうと思う。

書くことが仕事で、書き慣れているプロでさえ、「締め切り」がないと書かないのだ。ましてや、書くことが仕事ではないアマチュアが、「締め切り」なしでブログを定期的に更新するのは、至難のわざだろう。よって、自分で無理やり「締め切り」を設定してしまったほうが、むしろ書きやすいと思う。


関連エントリ：
ブログを書き続けるひとつの方法：自分が面白いと思ったものを紹介する
http://mojix.org/2009/01/18/blog_method_shoukai
ブログ毎日更新という「セルフ・トレーニング」
http://mojix.org/2008/06/22/everyday_blog_training