2005.08.07
さとう珠緒のバカブックガイド : オタクを愛せる女、愛せない女
WEBダ・ヴィンチ さとう珠緒のバカブックガイド : オタクを愛せる女、愛せない女
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さとう珠緒の 『電車男』 評。
全てのアキバ系オタク、必読の内容。

<だって、電車の中で酔っぱらいから守ってくれたら私だって感謝しますけど、ティーカップなんて贈ります? しかもエルメス! 私なら菓子折で済ませちゃうなあ。予算2000~3000円くらいで。>

この部分、すごくいいです。

<20代の頃は、エルメスさんじゃないけれど、「オタクもいいかな?」って思った時期もあったんです。オタクというか、繊細すぎてネガティブな人。暗すぎて、あまり上手に笑えないような……。「ああ、この人に笑ってもらいたい!」って思っちゃったりして。それで少しがんばって献身的になるんですけど、まあ、すぐ飽きちゃうんですね。最後は「バカじゃないの!?」と気付いてしまって恋が終わる(苦笑)。たぶん、あの頃は「オタクも愛せる私って素敵」なんて思っていたんでしょうね。間違ってました、私。今ならはっきり言えます。キモいものはキモいんです! 「萌え~」ですって!? もう一回、言わせてください。キモい!>

感動した!よくぞ言った。
もうナイスなフレーズ連発。

最初から「オタクお断り」ではなく、
<「オタクもいいかな?」って思った時期もあった>
というのがミソで、説得力がある感じ。

さとう珠緒、私の中で注目株に浮上しました。
ぜひモヒカン族に加わってほしいところ。
第2回も楽しみ。