2008.10.27
小さな政府、大きな市民社会がつくる「新しい公共」
衆議院議員 山内康一 の「公募新人奮闘記」 - 大きな市民社会をつくる!
http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-b19c.html

<これまで日本では「公」を官が独占してきた感があるが、
これからは「公」を官と民でともに支える「新しい公共」をつくる必要がある。
「小さな政府、大きな市民社会」である>。

政府を小さくして、NGOやNPOなど市民の役割を拡大していこう、という提言。

大賛成だ。これこそ、日本が進むべき方向だと思う。

政府が巨額の税金を集めて再配分するという「大きな政府」路線は、あらかじめ失敗する運命にある。

「公共」は、熱意もノウハウもある民間人が直接担うべきなのだ。

政府が何にでも口を出す中央集権型から、「現場」の人間が自己決定できる分散統治型へ移行する。

全体が部分を計画的に支配するのではなく、独立した部分が集まって「自然に全体になる」ようにする。

これこそ、リバタリアニズムの理想である「自生的秩序(spontaneous order)」だ。

自由と責任が与えられてこそ、人間はその可能性を発揮する。


関連エントリ:
政治的に正しくない政治ガイド
http://mojix.org/2008/10/25/politically-incorrect-guide
フェアな競争こそが、価値と生産性を引き出す
http://mojix.org/2008/10/18/fair_competition