「スラムアパート」の実態を伝える異色の不動産ブログ「早期返済不動産投資」
私は不動産関連のブログをいくつか読んでいるのだが、この「早期返済不動産投資」というブログは異色だ。
早期返済不動産投資
http://blog.livedoor.jp/fudousan11ne/
<2000年より不動産投資を始めました。最初は小額でしたが8年で雪ダルマ式に借金が3億弱にまで増えました。毎月ローン返済や家賃滞納取立てに追われながら試行錯誤しています。ぎりぎり収支のため常に満室でないとローンを返済できません。早くローンを完済し身軽になりたいと毎日のように切に願っています>。
このブログ主は「スラムアパート」を経営していて、その家賃滞納などの実態が書かれている。不動産投資はそんなにカンタンなものじゃない、というリアルな現実を書いているだけでも貴重なのだが、「スラムアパート」の住人がどういう人たちなのか、その存在や暮らしぶりが伝わってくるので、一種のドキュメンタリーになっている。
最新エントリでも、生活保護を受けている入居者の家賃滞納や、やはり生活保護を受けている他の入居者が警察に拘留された話などが書かれている。
早期返済不動産投資 - 起訴
http://blog.livedoor.jp/fudousan11ne/archives/1035794.html
<スラムアパートの生活保護受給者の滞納が相変わらず続いています。
この方直接役所で手渡しで現金を受け取っているので担当の職員に滞納しないように忠告して頂きました。
借金の取立てに追われているのかと案じましたが、市の担当職員によれば生活保護費は取り立ての対象にならないよう法律で定められているそうです。
すると可能性は浪費でしょうか?滞納保障会社によれば生活保護受給者の滞納は少なくないそうです。
そういえば豊橋市の市営住宅では生活保護受給者の30%近くが滞納だという記事が載っていました>。
<生活保護費の受給額が不足しているのでしょうか?それともモラルの低下でしょうか?賃貸営業マンは最初は生活保護費の受給を申し訳なく思っていても時間の経過とともに当然の権利として考えるようになってくる方を数多く見ているそうです。
このスラムアパートに家族5人で暮らしている方もいるのです。そこに一人で住める家賃補助が出ているのですから金額としては十分恵まれていると思います。それでも家賃滞納するのは納得がいきません。
そんな憤りを感じているときに同じスラムアパートの他の生活保護受給者が警察に拘留されたと仲介会社から連絡が入りました。
どうやら恋人から仲介会社に連絡があったようです。起訴になる可能性が高いので彼の部屋に引っ越して服役が終わるまで待ちたいという連絡だったそうです。
彼女も生活保護受給者で都内で暮らしています。そんなことが可能なのでしょうか?私はその申し出に対して仲介業者を介してお断りを入れました>。
ブログ主は借金が3億といっても、全体のキャッシュフローはプラスかもしれないし、所有している不動産の資産価値も当然あるだろう。しかし、こんな「スラムアパート」を抱えているのでは、私だったら生きた心地がしない。こういうのを読むと、不動産投資は「投資」というより「経営」に近いとあらためて思う。
このブログ主の視点から「スラムアパート」を描いた映画を作ったら、きっと面白くなるだろう。単にそこに暮らす人を描く社会モノではなく、不動産投資というビジネス視点が入るので、世界観が「立体的」な作品になりそうだ。
どこかの映画会社の方、興味ありませんか?題名はぜひ「スラムアパート」で。
関連エントリ:
映画化希望「ぷよぷよで妻に勝てない。」
http://mojix.org/2010/01/31/puyopuyo_movie
「追い出し屋」が出てくるのは、そもそも家賃滞納という「食い逃げ」を許しているからだ
http://mojix.org/2009/05/13/oidashiya_kisei
受験ドキュメンタリー 『偏差値70からの大学受験』
http://mojix.org/2004/02/15/153227
早期返済不動産投資
http://blog.livedoor.jp/fudousan11ne/
<2000年より不動産投資を始めました。最初は小額でしたが8年で雪ダルマ式に借金が3億弱にまで増えました。毎月ローン返済や家賃滞納取立てに追われながら試行錯誤しています。ぎりぎり収支のため常に満室でないとローンを返済できません。早くローンを完済し身軽になりたいと毎日のように切に願っています>。
このブログ主は「スラムアパート」を経営していて、その家賃滞納などの実態が書かれている。不動産投資はそんなにカンタンなものじゃない、というリアルな現実を書いているだけでも貴重なのだが、「スラムアパート」の住人がどういう人たちなのか、その存在や暮らしぶりが伝わってくるので、一種のドキュメンタリーになっている。
最新エントリでも、生活保護を受けている入居者の家賃滞納や、やはり生活保護を受けている他の入居者が警察に拘留された話などが書かれている。
早期返済不動産投資 - 起訴
http://blog.livedoor.jp/fudousan11ne/archives/1035794.html
<スラムアパートの生活保護受給者の滞納が相変わらず続いています。
この方直接役所で手渡しで現金を受け取っているので担当の職員に滞納しないように忠告して頂きました。
借金の取立てに追われているのかと案じましたが、市の担当職員によれば生活保護費は取り立ての対象にならないよう法律で定められているそうです。
すると可能性は浪費でしょうか?滞納保障会社によれば生活保護受給者の滞納は少なくないそうです。
そういえば豊橋市の市営住宅では生活保護受給者の30%近くが滞納だという記事が載っていました>。
<生活保護費の受給額が不足しているのでしょうか?それともモラルの低下でしょうか?賃貸営業マンは最初は生活保護費の受給を申し訳なく思っていても時間の経過とともに当然の権利として考えるようになってくる方を数多く見ているそうです。
このスラムアパートに家族5人で暮らしている方もいるのです。そこに一人で住める家賃補助が出ているのですから金額としては十分恵まれていると思います。それでも家賃滞納するのは納得がいきません。
そんな憤りを感じているときに同じスラムアパートの他の生活保護受給者が警察に拘留されたと仲介会社から連絡が入りました。
どうやら恋人から仲介会社に連絡があったようです。起訴になる可能性が高いので彼の部屋に引っ越して服役が終わるまで待ちたいという連絡だったそうです。
彼女も生活保護受給者で都内で暮らしています。そんなことが可能なのでしょうか?私はその申し出に対して仲介業者を介してお断りを入れました>。
ブログ主は借金が3億といっても、全体のキャッシュフローはプラスかもしれないし、所有している不動産の資産価値も当然あるだろう。しかし、こんな「スラムアパート」を抱えているのでは、私だったら生きた心地がしない。こういうのを読むと、不動産投資は「投資」というより「経営」に近いとあらためて思う。
このブログ主の視点から「スラムアパート」を描いた映画を作ったら、きっと面白くなるだろう。単にそこに暮らす人を描く社会モノではなく、不動産投資というビジネス視点が入るので、世界観が「立体的」な作品になりそうだ。
どこかの映画会社の方、興味ありませんか?題名はぜひ「スラムアパート」で。
関連エントリ:
映画化希望「ぷよぷよで妻に勝てない。」
http://mojix.org/2010/01/31/puyopuyo_movie
「追い出し屋」が出てくるのは、そもそも家賃滞納という「食い逃げ」を許しているからだ
http://mojix.org/2009/05/13/oidashiya_kisei
受験ドキュメンタリー 『偏差値70からの大学受験』
http://mojix.org/2004/02/15/153227