タリーズ創業者の松田公太参議院議員がマスコミの心ない取材について書いている
タリーズコーヒージャパン創業者で、先ごろの参院選でみんなの党から東京選挙区に出馬して当選した松田公太氏が、マスコミの心ない取材について書いている。
松田公太オフィシャルブログ - 私のプライベートについて書かせて頂きます
http://ameblo.jp/koutamatsuda/entry-10606646132.html
<私には1度、離婚歴があります。元妻との間には、小学生になる娘がいます。数か月に渡って話し合った結果、4年前の春に協議離婚をしました。現在は独身ですが、交際中の女性はいます。彼女との間にも、3歳の幼い子供がいます。事情があって入籍はしていませんが、子供の父親が私であることを認知しています>。
<私たちの将来については「時間をかけて考えよう」ということで現在に至っています。これまで彼女の存在を隠していたわけではありませんが、未入籍ということで、マスコミの取材などでは「離婚歴あり」「独身」とだけ言ってきました>。
<私が今回、敢えて自分のプライベートなことまで書いたのは、週刊誌の取材に大変迷惑しているからです。公人である私自身への取材であれば全く構いません。しかし、記者たちは、交際中の彼女の実家のみならず、彼女の親戚の自宅や会社にまで押し掛けています>。
<取材は元妻にも及んでいます。元妻が「私達は離婚もしていますし、一般人なので取材はご勘弁下さい」と話をしても、執拗に夜遅い時間まで何度となく記者たちが家を訪れ、ドアのベルを押し続けたり、大声で騒いだりするため、小学生の娘は泣いて怯え、外に出たくないと引きこもり気味になってしまっています(あまりにもしつこいため何度か警察にも助けを求めているようです)。さらには、玄関先で騒いだ後、元妻の家の近所を回って、内情を話しながら聞き込み(?)をしているとのこと。もともとご近所の方々が家庭内の事情など知る由もありません。取材を受けてもらえない腹いせから意図的に悪い風評を広げているとしか思えません>。
<私が政治の道へ進まなければ、こうして周囲の大切な人たちを傷つけ、迷惑をかけることもなかった。そう思うと、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。そして、度が過ぎる取材を続ける週刊誌に対し、強い憤りを感じています。記者達はある意味、自分がやっている事を正当化するために真実を明かすという「正義感」からこのような取材を続けているとも推測されますが、その結果、平凡に暮らしている多くの人々に多大な迷惑と恐怖を与えていることを認識して頂きたい。取材を受けたくないと思っている人達の自宅や仕事場を何度も無理やりに訪れる事は「正義」とは言い難いと思います>。
こういうマスコミのひどい取材は昔からあるようだが、おそらく犯罪とまでは言えず、やめさせることはむずかしいのだろう。
こんなことをされている松田氏は本当に気の毒だが、こうしてブログで書くことで、少しでもその実体が広まり、それがひどいマスコミに対する抑止力になればいいと思う。
昔はマスコミに悪く書かれてしまったら、ほとんど反論の方法がなく、泣き寝入りするしかなかった。しかしいまは、こうしてブログやツイッターなどで言い返すことができる。ひどいマスコミはいなくならないだろうが、誰でも反論することが容易になっただけでも、だいぶマシな世の中になった。
松田氏はマスコミのこうした取材態度について、<記者達はある意味、自分がやっている事を正当化するために真実を明かすという「正義感」からこのような取材を続けているとも推測されます>と書いているが、そんな高尚なものじゃないと思う。ゴシップ週刊誌なんて、こういう「取材」でかき集めた情報を、ウソにならないギリギリのところまで歪曲して、なるべく「売れる」ゴシップに仕上げるのが商売だろう。むしろ「正義感」なんて持ってないからこそ、こういうひどい「取材」ができるのではないか。それを毎日のようにやっていて、もう何とも思わなくなっているのだろう。それが彼らの「仕事」なのだ。
関連エントリ:
マスコミに対するブログの強み
http://mojix.org/2009/01/13/blog_strength
パブリック空間が開放され、マスメディアの危機が訪れている
http://mojix.org/2005/10/31/233644
松田公太オフィシャルブログ - 私のプライベートについて書かせて頂きます
http://ameblo.jp/koutamatsuda/entry-10606646132.html
<私には1度、離婚歴があります。元妻との間には、小学生になる娘がいます。数か月に渡って話し合った結果、4年前の春に協議離婚をしました。現在は独身ですが、交際中の女性はいます。彼女との間にも、3歳の幼い子供がいます。事情があって入籍はしていませんが、子供の父親が私であることを認知しています>。
<私たちの将来については「時間をかけて考えよう」ということで現在に至っています。これまで彼女の存在を隠していたわけではありませんが、未入籍ということで、マスコミの取材などでは「離婚歴あり」「独身」とだけ言ってきました>。
<私が今回、敢えて自分のプライベートなことまで書いたのは、週刊誌の取材に大変迷惑しているからです。公人である私自身への取材であれば全く構いません。しかし、記者たちは、交際中の彼女の実家のみならず、彼女の親戚の自宅や会社にまで押し掛けています>。
<取材は元妻にも及んでいます。元妻が「私達は離婚もしていますし、一般人なので取材はご勘弁下さい」と話をしても、執拗に夜遅い時間まで何度となく記者たちが家を訪れ、ドアのベルを押し続けたり、大声で騒いだりするため、小学生の娘は泣いて怯え、外に出たくないと引きこもり気味になってしまっています(あまりにもしつこいため何度か警察にも助けを求めているようです)。さらには、玄関先で騒いだ後、元妻の家の近所を回って、内情を話しながら聞き込み(?)をしているとのこと。もともとご近所の方々が家庭内の事情など知る由もありません。取材を受けてもらえない腹いせから意図的に悪い風評を広げているとしか思えません>。
<私が政治の道へ進まなければ、こうして周囲の大切な人たちを傷つけ、迷惑をかけることもなかった。そう思うと、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。そして、度が過ぎる取材を続ける週刊誌に対し、強い憤りを感じています。記者達はある意味、自分がやっている事を正当化するために真実を明かすという「正義感」からこのような取材を続けているとも推測されますが、その結果、平凡に暮らしている多くの人々に多大な迷惑と恐怖を与えていることを認識して頂きたい。取材を受けたくないと思っている人達の自宅や仕事場を何度も無理やりに訪れる事は「正義」とは言い難いと思います>。
こういうマスコミのひどい取材は昔からあるようだが、おそらく犯罪とまでは言えず、やめさせることはむずかしいのだろう。
こんなことをされている松田氏は本当に気の毒だが、こうしてブログで書くことで、少しでもその実体が広まり、それがひどいマスコミに対する抑止力になればいいと思う。
昔はマスコミに悪く書かれてしまったら、ほとんど反論の方法がなく、泣き寝入りするしかなかった。しかしいまは、こうしてブログやツイッターなどで言い返すことができる。ひどいマスコミはいなくならないだろうが、誰でも反論することが容易になっただけでも、だいぶマシな世の中になった。
松田氏はマスコミのこうした取材態度について、<記者達はある意味、自分がやっている事を正当化するために真実を明かすという「正義感」からこのような取材を続けているとも推測されます>と書いているが、そんな高尚なものじゃないと思う。ゴシップ週刊誌なんて、こういう「取材」でかき集めた情報を、ウソにならないギリギリのところまで歪曲して、なるべく「売れる」ゴシップに仕上げるのが商売だろう。むしろ「正義感」なんて持ってないからこそ、こういうひどい「取材」ができるのではないか。それを毎日のようにやっていて、もう何とも思わなくなっているのだろう。それが彼らの「仕事」なのだ。
関連エントリ:
マスコミに対するブログの強み
http://mojix.org/2009/01/13/blog_strength
パブリック空間が開放され、マスメディアの危機が訪れている
http://mojix.org/2005/10/31/233644