2011.07.21
価値の大きさは、それを失ったときの損失の大きさでわかる
価値の大きさは、それを手に入れるために要するコストよりも、それを失ったときの損失の大きさでわかる。

水や空気があたりまえに存在する環境では、それを手に入れるのに、コストがほとんどかからない。こういう環境では、水や空気の価値が忘れられがちだ。

水や空気にどのくらい価値があるかは、もしそれを失ったらどれほどの損失が発生するか、と考えるとわかる。

現時点ではほとんどタダで手に入るが、もしそれがなくなったらたいへんなことになる、というものは、水や空気に限らず、たくさんある。


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